靴の豆知識

2020.12.28

ゴルフシューズのことno.2~アッパーデザイン~

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前回から続いて、ゴルフシューズのことです。

no.2はアッパーのデザインや機能についてお話しします。

クラシック? スポーティ?

ソールの種類が決まったら、次はアッパーです。

アッパーは大きく分けると、フォーマルなクラシックタイプか、スポーティなタイプかの2種類です。 ゴルフシーンでは靴が主役になることもありますので、デザインは重要です。グリーンに映える色、ウエアとちぐはぐにならないデザインや色選びもウキウキしますね。

 

●クラシックタイプ

サドルシューズのようなデザインで、靴は重いですが、高級感があります。根強い人気がある、トラディショナルなデザインです。

人によっては、軽いよりも重い靴の方が疲れないというゴルファーも多いため、ゴルフ場で見かけることもまだまだあります。
高い物になると昔ながらの本革を使っている物も多く、イケオジ(イケてるおじさん)が好きそうなイメージです。

 

●スポーティタイプ

スニーカーのようにメッシュや合成繊維を使っているため、軽量、通気性が良いなど、機能性に長けています。

以前はスウィング時の横ブレに強い、厚みのある固い材料を使うことが多かったゴルフシューズですが、最近は伸び、軽さ、撥水しながら通気するなど、新しい材料をどんどん取り入れて、進化し続けています。

また、女性向けはデザインも多種多様で大人っぽくエレガントなデザインから、かわいいものまで色々あります。

今は、圧倒的にスポーティタイプのゴルフシューズを愛用している人が多いでしょう。

 

最近では、ソールの種類関係なく両タイプのアッパーを見かけますので、ご自身の好みの一足がきっと見つかると思います。

 

靴紐? ダイヤル式?

最近は、靴紐の代わりにワイヤーを使ったダイヤル式のシステムが人気で、ゴルフ以外の靴にも浸透しています。 ダイヤル式システムは、もはやゴルフシューズの定番と言えるでしょう。

ただ靴紐の代わりに締めるだけでなく、足全体を締めてくれるように設計されているタイプもあり、フィット感重視の方にはダイヤル式がおすすめです。

 

しかし、ものによっては甲部分の締まりが悪く、使っているうちに緩んできたりするのを、頻繁にダイヤルを締め直さなければならないことや、万が一、途中でワイヤーが切れた場合、自分では簡単には修理出来ないのが難点です。 (ダイヤル式システムはだいたいブランドさんが修理対応しています)

 

どういう理由かわかりませんが、靴紐タイプを希望されるプロ選手は多く、ダイヤル式システムのデザインモデルを靴紐仕様にカスタマイズを希望されることは、弊社の選手別注OEMあるあるです。やはり、1mm以下の調整で、自分にぴったり合った履き心地がスコアを左右するのかも知れませんね。

皆さんは、実際に試着して頂き、フィット感を確認してからご自分に合う方を選ぶようにしてください。

 

と、ここまで、一通りゴルフシューズの選び方をご説明させて頂きました。

フラットな立場から書くように心がけましたが、私がいま ”スパイクレス・ダイヤル式システム” の靴を履いている、ということもあり、若干そっち推しの書き方になってしまっていたら、お許しください。

また、どんなにご自身に合う靴をお選びになられても、それはスコアアップのためのサポート過ぎず、目的達成のためには練習あるのみです

皆さん日々の鍛錬を怠らず、ベストスコア目指して頑張りましょう!! (私も。)

 

また、ご紹介した靴のタイプ、その組み合わせをお店で選ぶのではなく、実際に作り、世に出したいとお考えのブランドホルダーの皆様、どんな靴でも、ご希望通りの形に具現化するお手伝いをさせて頂きますので、まずはお気軽にくつナビへお問い合わせください!

 

(書いた人: 結婚した年に社内コンペで優勝した営業T)

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