- 製品名/一般名
- Kstone
- 化学名
- ポリエーテルエーテルケトン/Poly ether ether keton
- CAS No.
- 74970-25-5
PEKK
PEEKを超えるスーパーエンプラPEKK
主な用途:
・医療機器
・3Dプリント
・炭素繊維プリプレグ
・耐薬品コーティング
・フィルム
・コンパウンド
・押出成形
・射出成形
・熱圧縮成形
佐藤
PEEKは有名なスーパーエンプラですが、PEKKですか?
はい、今回ご紹介するのは、PEKKです。
PEEKは、ポリ、エーテル、エーテル、ケトンですが、
PEKKは、ポリ、エーテル、ケトン、ケトンです。
竹内
製品の特長
PEEKよりも安い
モノマー比率を変更することで樹脂物性の調整が可能
PEEKよりもケトン基が1つ多いので耐熱性が高い
佐藤
PEEKと似ているのですか?
はい、PEEKに近い物性を示します。
竹内
佐藤
では、PEEKとの違いは?
構造的にはケトン基が1つ多くなるので、一般的に耐熱性が高くなります。
また、モノマーの比率を変えることで、結晶化度、ガラス転移点、融点をコントロールすることができます。
また、モノマーの比率を変えることで、結晶化度、ガラス転移点、融点をコントロールすることができます。
竹内
佐藤
PEEKでは、コントロールできないのですか?
はい、PEEKでは、コントロールすることができません。
竹内
・融点(Tm):280~390℃
・ガラス転移点(Tg):150~165℃
・結晶化度:0~40%
代表的なグレードと用途
使用するメリット
優れた耐熱性
ガラス転移点:150~165℃、融点:280~390℃。
押出、射出、熱圧縮成形で加工可能。金属部品の代替・複合材料の原料としても実績があります。
使用目的に合わせた樹脂設計が可能
同じアリルケトン類のPEEKとよく似た物性を示しますが、原料であるTPC/IPCの比率を変更しガラス転移点、融点、結晶化度などの樹脂物性を調整することが可能です。
PEEKより安い
原料モノマーを自社製造しています。メーカーでは生産設備を増設中で、数年後には、生産能力2,000t規模になり、供給力がさらに高いものに。
PEEKや欧米のPEKKよりも安くご提供可能です。
佐藤
今回のPEKKはどちらのメーカーになりますか?
中国の山東凱盛新材料社です。
竹内
佐藤
生産能力はどれくらいですか?
現在増設中で、数年後には2,000MTの生産能力になる予定です。
竹内
佐藤
かなり大きな生産能力ですね。そうなるとコスト競争力もありそうですね。
はい、コスト競争力も1つの魅力です。
竹内
佐藤
販売価格はいくら位を想定していますか?
数量等にもよりますので、問い合わせ頂ければ、回答させて頂きます。
サンプルも準備しておりますので、まずはお試しください。
サンプルも準備しておりますので、まずはお試しください。
竹内
岡畑興産ブログにて、PEKKとPEEKの特徴や用途、違いをより詳しく説明しております。こちらもご覧ください。
岡畑興産ブログ「PEKK」はこちら
岡畑興産ブログ「PEKK」はこちら
竹内
用途・分野
自動車、産業機械、航空・宇宙、電子・電気、医療機器、3Dプリント、炭素繊維プリプレグ、耐薬品コーティング、フィルム、コンパウンド、押出成形、射出成形、熱圧縮成形
メーカー
山東凱盛新材料有限公司(Shangdong Kaisheng)