製品の特長
ポリアミド成形品の生産効率アップ
成形温度の低減、成形品の表面状態改善
成形温度に合わせて2グレード有り
仁科
ポリアミド用流動性向上剤って何ですか?
ポリアミド樹脂を成形する時にはポリアミドを成形機で加熱して溶かすのですが、溶けたポリアミドの粘度を下げること(粘度低下)が出来る添加剤です。
佐藤
仁科
粘度低下によってどのようなメリットが?
成形時に金型の隅々まで素早く樹脂が流れるので、成形工程が短く出来たり、加熱温度を下げることができます。また、成形品の表面もよりスムーズになります。
佐藤
使用するメリット
エネルギーコストの削減/カーボンニュートラルに役立ちます
成形時にポリアミドに添加する事で溶融粘度を下げ、成形時の加熱温度を最大30℃下げることができ、エネルギーコストの削減/カーボンニュートラルに役立ちます。
流動性が向上します
通常時(流動性向上剤を未添加)と同じ温度まで加熱する場合は溶融粘度が下がり、流れ性が良くなります!最大70%良くなることも!
成形がスムーズになり、変色が軽減されます
成形品の光沢アップ、変色も少なくなり、薄肉成形、精密成形に最適です
仁科
流動性向上剤を入れる事のデメリットはないですか?
引っ張り強度など、物性に影響はありません。
但し、難燃性が悪くなるので、難燃グレードへの使用は控えて下さい。
但し、難燃性が悪くなるので、難燃グレードへの使用は控えて下さい。
佐藤
仁科
なるほど。それでは難燃グレード以外には幅広く使っても良いんですね?
そうです。
Bruggemann社の流動性向上剤は、成形温度が300度までの製品にはTP-P1507。
特殊なPPAなどに使用可能なTP-P1810を用意しています。
また、各種ポリアミド用添加剤をそろえていますので、お気軽にお問い合わせ下さい!
Bruggemann社の流動性向上剤は、成形温度が300度までの製品にはTP-P1507。
特殊なPPAなどに使用可能なTP-P1810を用意しています。
また、各種ポリアミド用添加剤をそろえていますので、お気軽にお問い合わせ下さい!
佐藤
岡畑興産ブログ、「流動性向上剤とは?ナイロン射出成形時のトラブルを解消します」でもご紹介しています。
会社概要
会社名:L. Brüggemann GmbH & Co. KG
所在地:Germany