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靴の豆知識

2022.03.17

キャンプ靴のおすすめは?選ぶポイントや種類をチェック!

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こんにちは、岡畑興産のこじろうです。

 

アウトドアレジャーとして、どんどん人気が高まっているキャンプ。

キャンプをしてみたいけれど、どんな靴を履けばいいの?と悩む人も多いのではないでしょうか。

 

スニーカーでも大丈夫と思われるかもしれませんが、多くの時間を自然の中で過ごすので、アウトドアに適した靴(アウトドアシューズ)があるとより快適にキャンプを楽しめます。

 

今回はそんなキャンプ靴の種類や、キャンプ靴を選ぶ際の基準やポイントをご紹介します。

おすすめのキャンプ靴とは?選ぶポイントからチェック!

キャンプ靴と言ってもキャンプ専用の靴があるわけでなく、「どんな場所で、どんなキャンプをするのか?」といった点を踏まえ、キャンプスタイルに合った靴を選ぶことがポイントです。

 

 

 

ポイント① 防水性が高いもの

急な天候の変化や水辺での遊びを考えると、防水性もポイントになります。

朝露で靴が濡れることもあるので防水・撥水機能が備わっていると便利ですね。

 

川原や海辺で過ごすことが多ければ、ポリエステルなどのゴム素材がおすすめです。

 

 

ポイント② 靴の足首周りの高さ

アウトドアシューズには、足首周りの高さ(カット)が3種類あります。

ローカット・ミッドカット・ハイカットと呼ばれ、ハイカットになるほど靴の強度が増し、しっかりと足を保護してくれます。

 

それぞれのカットに適したキャンプスタイルもご紹介するので、ご参考ください。

 

 

ローカット

軽量で足首が固定されないので動きやすい、脱ぎ履きしやすいといったメリットがありますが、靴の中に砂や小石が入りやすいというデメリットも。

 

向いているキャンプスタイル:デイキャンプ/日帰りBBQ/芝生など整地された地面でのキャンプ/野外フェス

 

 

ミッドカット

適度に足首を固定してくれるので、河原やでこぼこしたタフな場所でも安定感があります。

キャンプついでにハイキングも楽しみたい方にもおすすめです。

 

デメリットとしてローカットよりやや脱ぎ履きが面倒という点がありますが、靴紐を一番上まで締め上げなければ、それほど気になりません。

初めてキャンプ靴を買うのであれば、まずミッドカットをおすすめします。

 

向いているキャンプスタイル:森林キャンプ場、河原キャンプ/キャンプ+ハイキング/ローカットで紹介したキャンプスタイル

 

 

ハイカット

足首をしっかりと固定し、足全体を保護してくれます。

靴自体もやや重めなので、登山キャンプのように長時間重い荷物を背負って歩く場合や、岩場などの不安定な道を歩く場合に向いています。

 

デメリットは、足首が固定されている分、平坦な道や舗装道路では歩きづらいという点と、テント設営などで立ちしゃがみがしづらい、脱ぎ履きが面倒という点があります。

 

そのため、キャンプ場ではサンダルに履き替えるなど、セカンドシューズとの使い分けがおすすめです。

 

向いているキャンプスタイル:登山メインのキャンプ(テント山行)

 

 

ポイント③ 脱ぎ履きのしやすさ

キャンプではテントを出たり入ったりすることが多いので、脱ぎ履きのしやすさも、ポイントになります。

立ったままでも、手を使わずに脱ぎ履きできるのが理想的です。

結ぶのが不要なシューレースやベルトタイプの靴を選ぶと楽でしょう。

 

かかとを踏んでも履ける「モックシューズ」などもおすすめです。

 

 

ポイント④ 気候や季節に合ったもの

高機能なギアが増え、キャンプもオールシーズン楽しめるようになってきています。

靴も気候や季節に合ったものを選んで、快適に過ごしましょう。

 

 

春・秋におすすめのタイプ

キャンプに最適な時期ですが、1日の中で寒暖差が大きくなりやすく、服装にも悩む時期です。

気温差を考慮した、通気性や保温性のあるアウトドアシューズが便利です。

 

 

夏におすすめのタイプ

夏は靴の中の温度・湿度が高くなりますので、通気性の高い靴を選ぶのが良いでしょう。

整地されたキャンプ場でのBBQやデイキャンプであればサンダルも良いですが、そうでなければ、サンダルはセカンドシューズとし、通気性に優れたアウトドアシューズを1足用意しておくと安心です。

 

冬におすすめのタイプ

冬のキャンプは、なんといっても防寒対策が一番重要です。

靴も保温性・防寒性・防水性に優れた靴がおすすめ。

地面からの冷気を遮断するインソールのもの、熱を逃がさないために丈が長いものやファーが付いたもの、足首の紐を閉められるものなどが安心です。

 

雪上キャンプでは、撥水機能が付いている防滑ソールのブーツが良いでしょう。

 

 

 

キャンプ靴の種類についても知っておこう!

キャンプ向きの靴として使われる4種類の靴と、その特徴をご紹介します。

 

キャンプスタイルや気候によって使い分けをしたり、メインとセカンドシューズで組み合わせて使うのがおすすめです。

 

 

トレッキングシューズ

登山やハイキングで活躍するトレッキングシューズは、足全体をしっかりと保護し、防水・透湿性に優れたものがほとんどなので、キャンプ向きと言えます。

ソール部分が硬めに作られており、でこぼこの山道や岩場を歩く場合にも向いています。

 

ロー・ミッド・ハイカットがありますので、自分のキャンプスタイルに合わせてチョイスしましょう。

 

アウトドアブーツ

防水性や防寒性に優れたアウトドアブーツ。

雪道でも滑りにくく暖かなスノーブーツや、軽量ながら防水や保温性の機能が高いダウンブーツ、梅雨時期の強い味方であるレインシューズなどがあります。

 

機能性だけでなく、ファッション性の高いものも多数あるので、アウトドアシーンだけでなくタウンユースとしても1足持っていると便利ですね。

 

モックシューズ

足をすぽっと入れるだけの脱ぎ履きのしやすさと防寒性に優れているのが特徴で、軽さ

や履き心地にこだわったモデルも多く登場しています。

 

「キャンプ場ではできるだけリラックスして過ごしたい!」という方におすすめです。

 

冬キャンプでは室内履きとしても重宝します。

 

アウトドアサンダル

アウトドアサンダルは悪路や水辺での使用を想定して作られているため、普通のサンダル

に比べ、履き心地やグリップ力、安定感は抜群です。

 

また、ファッション性も高く、タウンユースとしても人気があります。

 

キャンプでのアウトドアシューズを選ぶ際は、つま先が保護されるデザインやホールド感があるものを選ぶとより安心です。

キャンプでのリラックスタイムに大活躍しますので、セカンドシューズとしての使い方もよいですね。

 

 

 

近年のおすすめのキャンプ靴もチェック!

※コロンビア セイバーフォー ロウ アウトドライ

たくさんあるキャンプ靴の中から、近年人気のあるキャンプ靴をいくつかご紹介します。

 

 

KEEN【ユニーク(サンダル)】

2本のコードと1枚のソールから作られた、革命的かつユニークなハイブリッド・フットウェア。

コードで編まれた独特なデザインで、キャンプだけでなく街中でもおしゃれに履けます。

 

バックベルトで足をしっかりサポートし、細かい溝が刻み込まれたアウトソールで歩きやすさと滑りにくさを兼ね備えた1足です。

 

MERRELL【ジャングルモック】

1998年に発売して以来、人気の超ロングセラー商品です。

 

アッパーは撥水加工のレザーを使用し、ソールには軽量でクッション性の高いEVAミッドソールを搭載。

 

サイドのストレッチバンドとかかと部分のループにより楽に脱ぎ履きができ、「モックシューズの元祖」と言われています。

 

Columbia【セイバー フォー ロウ アウトドライ】

防水透湿性に優れたローカットのハイキングシューズ。

アッパーに通気性の高いメッシュ素材を使用しながら、アウトドライテクノロジーが水の浸入を防ぎます。

 

グリップ力に優れたアウトソールと軽量でクッション性のあるテックライトを使用したミッドソールで、ハイキングやフィッシングなどのアクティビティにも最適です。

 

 

キャンプをより快適に楽しむためにも靴選びは重要!

キャンプ靴を選ぶ重要ポイントは4つ。

防水性、足首周りの高さ、気候や季節、脱ぎ履きのしやすさです。

 

キャンプ靴の種類には、足全体をしっかりと保護できてソールが丈夫な「トレッキングシューズ」、防水性や防寒性に優れた「アウトドアアブーツ」、脱ぎ履きのしやすさと防寒性に優れている「モックシューズ」、履き心地・グリップ力・安定感が抜群な「アウトドアサンダル」などがあります。

 

軽量でクッション性の高いもの、グリップ力に優れた滑りにくさを兼ね備えたものなど、さらに機能性がアップしたおすすめのシューズもありますので、いろいろチェックしてみてくださいね。

 

ぜひ、自分のキャンプスタイルに適したキャンプ靴を見つけて、快適にキャンプを楽しみましょう!

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しています。

靴や靴の素材、豆知識などさまざまな知識を発信していますので、こちらもぜひご参考ください!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、SDGsに貢献できる材料開発・用途開発を進めています。

 

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