OKAHATA PEOPLE
2022.04.15
カルチャー
ツミキとAwardsが 生まれるまで
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【Okahata News Letter23号(2022年6月)抜粋記事】
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岡畑流“褒め”を力に変える ツミキとAwardsが生まれるまで
2018年、かつての社内表彰制度をリスタートした Okahata Awards。マンネリになりがちな社内表彰を自社流に変えていった岡畑社長に、当社の視覚コミュニケーション・デザイン担当ディレクターの柚本が、この4年間の経緯と思いを伺いました。
柚本 もう4年目になるんですね。
岡畑 社長に就任して2年目くらいから、社内表彰を復活したいなってずっと考えていて。
自分自身の経営のギスギス感とか、余裕の無さみたいなのと格闘してた頃です。ただ、そういうのって伝わっちゃうから、自分が率先して「真面目に遊ぶ」ということをやっていこうとは思っていました。
柚本 Direction※も、普通に「社訓」みたいなイメージでなく、ワクワクしながら仕事ができるような空気を伝えられるものに、ということでしたね。 ※岡畑興産の企業理念
岡畑 当時、ホルモンのことを色々と調べていて、営業とか目標管理的には、ドーパミン(刺激)。うちに足りないのは、幸せホルモンと呼ばれる “セロトニン・オキシトシン“(安心、共感、感謝)だなと。それで、仕事で遊べる社風をと考えたんです。
柚本 遊びや余裕といったことは、ずっと口にされていましたね。それを視覚的にもどう伝えるかを、ずいぶんと擦り合わせさせていただきました。
岡畑 社員の得意や強みを活かせるように、のびのびと仕事をしてもらって、それが成果につながれば。そのためには、枠を決めずにその人その人の頑張りに光を当てることが大事だと。
柚本 Okahata Awardsは賞の名目も固定ではなく独特ですが、そういうことなんですね。まずは称賛すべき頑張りありきと。
今年度のOkahata Awards受賞者たち
岡畑 祝われて嬉しく、みんなの記憶に残る社内表彰をと考えた時に、金一封だけでなく、表彰の “盾”にかわる象徴的なものをと考えて…
柚本 それが積み木なんですね。
岡畑 そうなんです。見た目に洒落てることと、デスクに置いてどんどん積み上げていって欲しいと思ったんですよね。他の社員の目にも留まるし。盾とかだと置いとくと邪魔になるでしょう。
柚本 最初、こんなのにしたいと知育玩具の積み木を見せられた時は、「え?小さい!」って思いました(笑)。でき上がったオカハタ・ツミキは、それよりも更に小さくなりましたが。
岡畑 手のひらサイズ。理想の大きさです(笑)
柚本 賞名も独特ですよね。讃えるだけでなく、中にはドンマイな賞もあるのが面白い。
岡畑 賞の選考も、意図はまじめに、名前にはユーモアを。今年だと、‘’ゆめしごと”、‘’ドアを開ける“、 “できる奴には仕事が集まる“。過去には、 ‘’GameChanger“、“即戦力にも程がある“、 “バタバタ”、‘‘ご自愛‘‘、“涙‘‘とか。
Awardsが光を当てたい場所が理解してもらえるかなあと思います。
柚本 “涙’’は、「頑張りすぎて泣いちゃったで賞」でしたね(笑)。毎年違っていて、印象に残ります。
岡畑 その年その年での振り返りから賞を決めますからね。加えて、得意を仕事に活かすということも評価したい思いがあって、今回の「ゆめしごと」やガゼット賞、MVP「くつナビ編集長」などはその例です。その人の得意が強みとして仕事に活かせたことが賞につながりました。
柚本 得意なことが活かせるということは、自分の存在価値を、より強く感じることができそうです。
岡畑 僕らはチームですから、持ち場をしっかり守りそれぞれが役割を果たすことで、支え合っているわけです。チームの強さのためには、どこが欠けてもいけません。
柚本 社員の成果って、自然と社内で共有してるんですよね。記憶に残るAwards、とおっしゃった意味も、そういうところにあるんでしょうか。
岡畑 それもありますが、でもやっぱり、楽しんでもらいたいというのが一番かな。
社外は戦いの場ですからギスギスは仕方ないけど、社内はもっと安心して、のびのびと仕事ができる場にしたいんです。そういう、自由と遊びのある社風にしていくためには、まずは僕自身が全力で遊ぶことだと思ってます。
柚本 はい、十分に体現されていらっしゃるかと(笑)。4年目となると、何個ももらった方も?
岡畑 ええ。ようやく“積み木’’らしくなってきたかな。ちょっと誇れる、岡畑ではたらく‘‘ワクワク‘‘を形にしたつもりで、長く続けていけるAwardsのプラットフォームになったと思っています。続けていってこその“積み木"ですから。
柚本 これからも遊び心をスパイスに、皆さんの頑張りと実績が積み上けられていくのが楽しみですね。ありがとうございました。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。
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