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靴の豆知識

2024.06.19

社交ダンスシューズの選び方をご紹介!種類や特徴もチェック

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こんにちは、岡畑興産靴受託事業 のいまふくです。

 

社交ダンスに興味があり、これから社交ダンスを始められる方が最初に用意するのがシューズになると思います。

 

しかし、ダンスシューズは普段の靴とは違い、どんな種類があり、どういった基準で選べば良いかわかりませんよね。

 

また、シューズ選びを間違えると、上達が遅れたりケガにつながることもあるため、シューズ選びはとても大切です。

 

そこで今回は、社交ダンスシューズの種類とそれぞれの特徴、そして選び方についてご紹介していきます!

 

社交ダンスシューズの種類は?それぞれの特徴を確認

社交ダンスシューズには、以下3種類のシューズがあります。

 

①スタンダード用シューズ

②ラテン用シューズ

③兼用シューズ

 

それぞれの特徴をご説明していきましょう。

①スタンダード用シューズ

社交ダンスにはワルツやタンゴなどのスタンダード種目があります。

このスタンダード種目用に作られたのがスタンダード用シューズです。

 

レディースの場合はパンプスのデザイン、メンズの場合はヒールが低くて動きやすいデザインになっており、どちらも足全体を包み込むホールド感があることが特徴です。

 

そのため、柔軟性が必要となるラテンダンスには向いていません。

 

②ラテン用シューズ

社交ダンスには、ルンバやサンバ、チャチャなどのラテン種目もあり、そのラテンダンス向きに作られたのがラテン用シューズです。

 

ラテンダンスは足全体を柔らかく動かす必要があるため、柔軟性のある革素材が主に使われており、指先まで美しく見えるデザインで作られています。

 

また、レディースの場合はつま先が開いているタイプであること、メンズの場合はスタンダード用よりヒールが高いことも特徴です。

 

③兼用シューズ

スタンダード用にもラテン用にも利用できる兼用のシューズで、つま先の柔軟性と足全体のホールド感を兼ね備えた作りになっています。

 

 

社交ダンスシューズの選び方をご紹介

 

冒頭でもご説明したように、社交ダンスは自分に合ったシューズを選べるかどうかで上達のスピードが変わったり、また逆に合わないシューズ選びをするとケガにつながる恐れもあるため、シューズ選びはとても大事です。

 

それでは、社交ダンスシューズの選び方についてポイントをご紹介していきます。

 

目的や経験値で選ぶ

まずは踊りたい種目に合ったシューズ選びが基本です。

 

ラテンシューズはラテンに特化した作りになっているため、これから始める方で複数の種目に興味があるまたは社交ダンス全体に触れてみたいという方であれば、スタンダード用シューズか兼用シューズを選ぶのが良いでしょう。

ダンスのレッスンが進み、本格的にラテンダンスの練習もしたいとなった場合にはラテンシューズを購入されると良いかと思います。

 

ジャストサイズを選ぶ

柔らかい生地を使うことが多い社交ダンスシューズは、使い込むと生地が伸びてきやすいです。

また、女性はストッキングや素足、男性なら薄手の靴下で履くことになります。 そのため、大きめのサイズを選ぶと脱げやすくなり、ケガにつながる恐れがあります。そのため、ジャストフィットするサイズを選ぶことも重要です。

 

サイズは同じでもメーカーによって大きさや履き心地が微妙に異なる場合がありますので、選ぶ際には実際に試着してみることをおすすめします。

 

ヒールの高さを選ぶ

社交ダンスは男女ともにヒールのあるシューズで踊ります。

 

ヒールの高さは種目や男女の差、経験値や好みによっても選び方が変わります。

 

選ばれることの多いヒールの高さは、女性が7cm程度、男性が2〜4cm程度。

ただし、まだダンスを始めたばかりで安定感を求めたい方は、女性であれば5cm前後、男性であれば2.5cm程度の低めのヒールを選んで慣らすことをおすすめします。

 

また、レディースのラテン用シューズの場合は、8cm以上の高いヒールが選ばれることもあります。

 

動かしやすいソールを選ぶ

社交ダンスではステップや回転をしやすいシューズが求められるため、しなやかで滑りやすいソールであることが重要です。

 

曲げにくいなどがないよう、試着をして動きやすいソールを選びましょう。

 

社交ダンスシューズの種類ごとに重要ポイントもご紹介

社交ダンスシューズの種類別の重要ポイントもご紹介していきます。

スタンダード用は特にフィット感が重要

スタンダード用では、かかとからしっかり踏み込んで蹴り出す力が必要であるため、かかと部分や足全体にフィットするホールド感が特に重要です

試着の際に、安定感があるか必ずチェックしましょう。

 

女性はシューズ用のストラップ(バンド)を使ったり、履き口がシャーリングのゴム仕様になっているシューズを使ったりするのも、よりフィットするのでおすすめです。

 

ラテン用は特にサイズの選び方と柔らかさが重要

ラテンダンスでは、いかに足をきれいに見せるかも重要項目です。

そのため、足にフィットするサイズ感で、できるだけ柔らかく動かしやすいシューズを選ぶと美しく見えます。

 

試着の際にはさまざまな動きを試してみると良いでしょう。

 

また、サンダルタイプになっているので、通常の靴よりも1サイズ小さいサイズを選ぶと踊りやすいです。

 

 

社交ダンスシューズの選び方を知り、自分に合う靴でダンスを楽しもう

社交ダンスシューズ選ぶ際には、ご自身のダンスのスタイルに合わせるほか、快適さやフィット感、ヒールの高さやソールの素材などポイントを押さえることで、より良いダンス経験を得ることができると思います。

 

特にジャストなサイズ感、適切なヒールの高さ、滑りやすくしなやかに動けるソールを選ぶことが重要です。

 

また、シューズの種類によっても選ぶポイントがあるので、今回ご紹介した内容を選ぶヒントにしてみてくださいね♪

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しており、靴や靴の素材、世界の市場についての豆知識など、さまざまな知識を発信しています。

ぜひ、他のブログも読んでみてくださいね!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

 

 

この記事を書いた人

岡畑興産株式会社・靴受託事業部いまふく

主にシューズOEMの営業サポートとして海外生産品の納期管理、輸入業務などを担当しています。
シューズにつけるタグやシール、箱のチェックなどお客様のこだわりが詰まった副資材の調達業務も重要な仕事です。

腰痛を予防するリカバリーインソールやサンダルのように、健康に繋がるシューズに関心あり!

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