こんにちは!岡畑興産のたなかです。
仕事柄、立ち仕事が多い方や、ランニングが趣味という方であれば、一度は、”足底筋膜炎”という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この症状は、足裏の「足底筋膜」に繰り返し負荷がかかることで発生しやすいとされていて、一説によると人口の10%は一度はなったことがあるとも言われています。
今回は、足底筋膜炎(そくていけんまくえん)になってしまった場合の靴選びについてをメインに、どんな靴の構造になっているかという点も、靴づくりの目線からご紹介します!
足底腱膜炎の原因は?靴選びは重要!
足底腱膜炎とは、足の裏にある、かかととつま先をつなぐ分厚い膜のような組織「足底腱膜」に炎症が起き、痛みが生じる症状のこと。
歩き始めや朝の起床時に、かかとや足の裏にピリッとした強い痛みを感じるのが大きな特徴です。
足底筋膜炎は、特に以下のような要因が関係します。
- 長時間の立ち仕事や歩行
- クッション性が低いシューズの使用
- アーチ(土踏まず)サポートの不足
- サイズが合っていない靴
こうした状況では、かかとや足裏に集中して負担がかかり、「痛み」につながるケースが多く見られます。
そのため、足に合った機能を持つ靴を選ぶことが、負担軽減をサポートする上で重要なポイントになります。
足底筋膜炎の方が靴選びで重視したいポイントは?おすすめをご紹介

足底筋膜炎の方が靴選びをする際のポイントや、おすすめの靴の機能や特徴をご紹介します。
足底腱膜炎の方が靴選びで重視すると良いポイント
靴選びの際に重視したい5つのポイントをご紹介します。
1. クッション性が高いソール設計
足裏への衝撃を和らげるためには、クッション性の高いミッドソールが重要です。
特にランニングシューズなどで使われるような、衝撃吸収性能の高い素材は有効です。
- EVAやPUなどの発泡素材
- 多層構造による衝撃分散設計
これにより、歩行時の足底への負荷軽減が期待できます。
2. アーチサポート機能
足底筋膜炎では、土踏まず(アーチ)のサポートが非常に重要です。
- インソールによる立体的なサポート
- 足底筋に沿った形状設計
- 足圧分散構造
特に、適度なアーチ保持力を持つインソールは、足のバランスを整え、負担集中を防ぐ役割を担います。
3. かかとの安定性
かかと部分が不安定だと、着地時のブレが大きくなり、足底筋膜への負担が増加します。
- ヒールカウンターの強度
- かかとホールド性
- 足首周りのフィット感
これらを適切に設計することで、安定した歩行につながります。
4. 適度な反発性
クッション性だけでなく、適度な反発性も重要です。
反発が弱すぎると、足の筋肉への負荷が増える場合があります。
- 安定したエネルギーリターン
- 推進力をサポートする設計
これにより、「楽に歩ける」感覚が生まれます。
5. フィット感とサイズ
サイズが合わない靴は、それだけで痛みの原因になります。
- 幅広設計(ワイドラスト)
- 足形に合わせたアッパー素材
- 適切なホールド性
特に最近では、柔軟性とフィット性を両立したアッパー素材(人工皮革・ニットなど)が主流となっています。
「靴選びが間違っているのでは?」と感じたら、こちらのコラムもぜひ読んでみてください!
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足底筋膜炎におすすめの靴
足底筋膜炎ユーザー向けにおすすめの靴の種類を紹介します。
① クッション性重視タイプ

例:HOKA「Bondiシリーズ」
画像引用元:HOKA®公式サイト【ボンダイ 9|Bondi 9 1162011 | メンズ】ホカ オネオネ™
以下のような特徴により、長時間歩行・立ち仕事ユーザーに向いた設計となっています。
- 厚底ミッドソールによる高いクッション性
- 衝撃吸収に優れた構造
- ロッカー形状による歩行サポート
② 安定性+サポート型

例:ASICS「GEL-KAYANOシリーズ」
画像引用元:GEL-KAYANO 33 | White/Hazy Lilac | ランニング | 【ASICS公式】
以下のような特徴により、ランニング+日常使用の両立が可能となっています。
- かかとの安定性(ヒールサポート)
- 内側サポートによるアーチ支え
- クッション+安定のバランス設計
③ インソール重視型

例:Akaishi コンフォートシューズ
画像引用元:126ウォーキングスニーカー | 外反母趾、足底筋膜炎を解決するスニーカー | AKAISHI 公式通販
以下のような特徴により、痛みを感じやすいユーザー向けにおすすめです。
- アーチサポート強化インソール
- 足圧分散設計
- 足裏負担を考慮した構造
④ 幅広・フィット重視モデル

例:New Balance 993 made in USA(4Eモデル)
画像引用元:Made in USA 993|ニューバランス公式通販 | – New Balance
以下のような特徴により、甲高・幅広ユーザーにおすすめです。
- 幅広対応ラスト
- ソフトなアッパー素材
- 圧迫を軽減する設計
機能性を左右する「素材・構造設計」のポイント
ここからは、私たち岡畑興産が得意とする製品開発やOEM視点で重要になるポイントを説明します。
ミッドソール設計
クッション・反発・耐久性のバランス設計が重要です。
素材別にも重視するべきポイントが異なります。
- EVA:軽量でクッション性が高い
- PU:耐久性と安定性に優れる
- 複合構造:用途別最適化
インソール設計
足底筋膜炎対応では、以下のようなインソールの設計が差別化ポイントになります。
- 立体成型によるアーチサポート
- 足圧分散構造
- カスタマイズ対応
最近では、パフォーマンスサポート系インソール(例:骨格バランス補正)なども注目されています。
アッパー素材
長時間の使用を考えると、フィット感と通気性が重要です。
素材別にも重視するべきポイントが異なります。
- 人工皮革:耐久性・加工性が高い
- メッシュ:通気性が高い
- ニット:フィット性に優れる
ソール構造
アウトソールの設計次第で、グリップ性や疲労感が変わります。
以下のようなポイントが重要です。
- ラバー配合による耐摩耗性
- フレックス設計による自然な屈曲
- 足の動きに合わせた溝設計
考えるべき「差別化ポイント」とは?
足底筋膜炎向けシューズは市場ニーズが高いため、単なる機能搭載だけでは差別化が難しくなっています。
その中でもかなり重要なのは、以下のような点です。
- 素材選定 × 構造設計の最適化
- ターゲットユーザーに合わせた機能設計
- 小ロット対応やカスタム設計の柔軟性
足底筋膜炎に悩む方にとって、靴選びは日々の快適性を大きく左右する重要な要素です。
クッション性、アーチサポート、かかとの安定性などの基本ポイントを押さえつつ、素材や構造といった設計面からのアプローチも重要となります。
特に、近年はユーザーニーズが多様化しており、機能性だけでなくフィット感やデザイン性も求められています。
OEMでのシューズ開発においては、こうした要素をバランス良く取り入れることで、より競争力の高い製品づくりが可能になります。
また、こうした要素を踏まえた開発には、素材・製造・設計まで一貫して相談できるパートナー選びが非常に重要になります。
私たち岡畑興産なら、靴作り、素材面のトータルソリューションパートナーとしてお役に立てます!
足底筋膜炎向けシューズを作りたい場合は、ぜひご相談ください。
足底筋膜炎に配慮した靴選びで、負担軽減を目指そう
足底筋膜炎におすすめの靴を紹介しながら、我々のOEMパートナーとしてのメリットも宣伝させていただいてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
これを読んで、痛みが少しでも軽減される靴を選んでいただけたら大変うれしいです。
また、足底筋膜炎対応シューズの開発は、単なる機能追加ではなく、素材・構造・設計を統合したトータル設計が求められる領域です。
だからこそ、この種類の靴開発には開発知見と柔軟な対応力が重要になります。
我々は素材提案から製造まで一貫してサポートできますので、よりニーズに合ったシューズ開発が可能です。
少しでもご興味いただけたらお問い合わせフォームよりご連絡お願いします。
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