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靴の豆知識

2026.09.02

立ち仕事でむくまない靴とは?負担を軽減する靴の特徴や選び方を解説

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こんにちは、岡畑興産のみずもりです。

立ち仕事で一日中立ちっぱなしになると、夕方には足がパンパンにむくみ、疲れやだるさに悩まされる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、夕方になるとだるさを感じることが多く、寝る前に足を高く上げてみたり、マッサージしたりすることがあります。

しかし、実はその負担は靴選びによって大きく左右されます。

今回は、むくみの原因を踏まえながら、足の負担を軽減する靴の特徴や選び方について解説!

接客業や医療・美容など、長時間立って働く方に向けて、快適に働くためのヒントをお伝えします。

この記事を書いた人

岡畑興産株式会社・靴受託事業部みずもり

主にシューズOEM生産の輸入業務を担当しています。
毎日当たり前に履いている靴ですが、実は完成するまでにいろんな人が関わっています。そんなちょっとした裏側も、ゆるくお伝えできたらと思っています。
靴にまつわる思い出といえば、小学生の頃にマジックテープの靴から初めて紐靴を買ってもらったときのこと。少し大人になった気がして、すごく嬉しかったのを覚えています。

立ち仕事でむくまない靴とは?足の負担を軽減する靴の特徴をご紹介


立ち仕事をしていると、夕方には足が重くなったり、靴がきつくなる感覚、これは「むくみ(浮腫)」と呼ばれる状態で、多くの人が抱える悩みです。

むくみの主な原因は、長時間同じ姿勢を続けることによる血流の滞りです。

人の体は、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働き、血液や水分を心臓へ押し戻しています。

しかし、立ちっぱなしの状態ではこの働きが弱まり、足先に水分が溜まりやすくなります。

特に「サイズが合わない靴」や「つま先の狭い靴」は血流を妨げ、むくみを悪化させることがあります。

つまり、立ち仕事によるむくみは単なる疲れではなく、「足元の環境=靴選び」が大きく関係しているのです。

むくみにくい靴の特徴は?

では、むくみを軽減するためにはどんな靴を選べば良いのでしょうか。

ポイントは「血流を妨げないこと」と「負担を分散すること」です。

具体的にどのようなポイントを押さえれば良いのか、確認していきましょう。

① クッション性が高い

クッション性のある靴は、床からの衝撃を吸収し、足裏への負担を軽減します。

衝撃がダイレクトに伝わると疲労が溜まりやすく、結果として血流も悪化します。

② アーチサポートがある

土踏まず部分を支える構造(アーチサポート)があると、体重が分散されます。

これにより足裏の一点に負担が集中せず、血行を維持しやすくなります。

③ つま先にゆとりがある

長時間の立ち仕事では足が自然にむくみます。

そのため、つま先に適度な余裕がある靴を選ぶことで、圧迫を防げます。

④ フィット感が調整できる

靴紐やストラップで調整可能な靴は、時間帯による足の変化に対応できます。

朝はぴったり、夕方は少し緩めるなど調整できる点も重要です。

⑤ 軽量で柔軟性がある

重い靴はそれだけで足の負担になります。

軽くて適度に曲がる靴は、自然な動きをサポートし、筋肉の負担を減らします。

こうした機能を備えた靴は、足への圧力を分散しながら姿勢も安定させるため、結果として「むくみにくい状態」をつくります。

ソールの硬さについては、以下のコラムで詳しく解説しています。

硬いソールと柔らかいソールはどちらがいいの?どう違うの?

立ち仕事の方におすすめ!むくまない靴の選び方は?

立ち仕事向けの靴を選ぶ際のポイントと、職種や使用環境に合わせた靴の選び方をご紹介します。

立ち仕事向けの靴の選び方とポイント

実際に靴を選ぶ際に押さえておきたい具体的なポイントを紹介します。

① 試着は「夕方」に行う

足は時間とともにむくむため、できれば夕方に試着するのが理想です。

その時間にフィットする靴なら、一日中快適に履ける可能性が高くなります。

② サイズは「ジャスト+少し余裕」

大きすぎる靴は逆効果です。足が靴の中で動き、余計な力がかかります。

大切なのは「フィットしつつ、圧迫しないちょうど良さ」です。

③ インソールも活用する

靴だけでなく、インソール(中敷き)を調整することで快適性は大きく変わります。

クッション性やアーチサポートを補うインソールは有効な選択です。

職種や使用環境別の選び方

長時間の立ち仕事でも、環境によって求められる靴の特徴が変わります。

① 接客業・販売員(アパレル・百貨店など)

見た目の美しさやフォーマルさが求められる接客業では、デザイン性を保ちつつ、「ローヒール(3cm程度)」や「ウェッジソール」など、接地面積が広く安定感のあるものを選ぶと負担がかかりにくいです。

つま先にゆとりがあるスクエアトゥなどもおすすめです。

スーツ着用の職場では、スニーカー合わせがOKなのかは気になるところですね。

以下のコラムもぜひ参考にしてください!

スーツにスニーカーを合わせて大丈夫?選び方や注意点もご紹介

② 医療・福祉・美容・飲食(ナース、サロン、ホールなど)

移動が多く、水濡れや汚れ、脱ぎ履きの頻度が高い使用環境では、軽量で柔軟性があるスリッポンやスニーカーがおすすめです。

紐のないタイプや、ドキュメントにある「フィット感を調整できる面ファスナー(マジックテープ)仕様」なら、夕方のむくみに合わせて簡単に緩められます。

また、滑りにくい靴底(耐滑性)も重要です。

ナースシューズの特徴やおすすめの選び方は、以下のコラムを参考にしてくださいね。

ナースシューズとは?ナースシューズの特徴やおすすめの選び方をご紹介!

③ 工場・倉庫・軽作業

硬いコンクリート床の上で、荷物を持つなどの負荷がかかる使用環境では、床からの衝撃を吸収するクッション性が極めて高いものを選びます。

安全規定がある場合は、先芯(つま先保護)が入りつつも、足指が圧迫されない「幅広(3E〜4Eなど)のプロスニーカー」が適しています。

安全靴については、以下のコラムもあわせてご覧ください!

安全靴とプロテクティブシューズ

安全靴の歴史を詳しく解説!現在までの変遷とは

立ち仕事の方におすすめの靴も具体的にご紹介!

立ち仕事で楽に動ける、おすすめの靴もいくつかご紹介します。

ASICS|GEL-KAYANO 33


安定感とクッション性のバランスが良く、販売職や倉庫業務、デリバリー業務など長時間立つ人向けです。

New Balance|Fresh Foam X 1080


非常にクッション性が高く、足裏への負担が少ないモデルです。

On|Cloudsurfer


「とにかく足裏がラク」が特徴の厚底系。
立ち仕事や長距離歩行で人気です。

立ち仕事でも快適な毎日へ!むくまない靴の特徴や選び方に注目

立ち仕事による足のむくみは、姿勢や環境だけでなく「靴」が大きく影響しています。

クッション性・フィット感・アーチサポートといったポイントを意識することで、日々の疲れやだるさは大きく変わります。

毎日履くものだからこそ、自分に合った一足を選ぶことが、快適に働くための第一歩です。

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岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しています。

靴や靴の素材、豆知識などさまざまな知識を発信していますので、こちらもぜひご参考ください!

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

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