こんにちは、岡畑興産靴受託事業のこじろうです。
ご自身の座右の銘にしていることわざや名言はありますか?
世の中には様々なことわざや名言が存在し、「ことわざ」だと「猫に小判」や「棚からぼた餅」といった食べ物や動物など身の回りにあるものが使われているものが多くあります。
名言といえば、スティーブ・ジョブズの「時間は限られているのだから他人の人生を生きて自分の時間を無駄に過ごしてはいけないといった、ハッとさせられるような世界各国の有名人たちの名言が数多くありますよね。
実は、靴にまつわることわざや名言は世界各国にたくさんあります。
今回は「靴」に関することわざや名言をご紹介していきます!
靴に関する「ことわざ」をご紹介!
日本では「靴」よりも「草履」や「下駄」にまつわることわざが多くみられます。
というのも、日本で洋式の靴が履かれるようになったのは明治時代初期の頃といわれ、靴が日本全国で広く履かれるようになったのは昭和初期ともいわれています。
その影響もあり、馴染みの靴、履き物というと草履や下駄になるため、ことわざでも多く使われているのです。
まずは靴、履き物にまつわる日本のことわざからご紹介し、世界のことわざについてもご紹介していきましょう。
日本の靴(履き物)に関することわざ
有名なことわざを、意味とともに4つご紹介します。
二足の草鞋を履く
意味:両立しえないような2つの職業を同一人物が兼ねること。
このことわざの由来は江戸時代に遡ります。江戸時代では、ばくち打ちが罪人をとりしまる役人を兼ねていたことを「二足の草鞋を履く」と呼んでいました。両立しえないような職業を兼ねていることからこのことわざが生まれました。
下駄を預ける
意味:自分がかかわっている物事の処理方法や責任などを誰かに一任すること。
他の人に下駄を預けてしまうと身動きができなくなり、自分はじっとしているしかないことが由来になっています。
草履履き際で仕損じる
意味:最後の失敗をしてしまい、これまでの成果を全て駄目にしてしまうこと
無事に仕事が終わり、帰り際に草履を履こうとした際に失敗し、これまでの仕事を無駄にしてしまうことから生じたことわざです。
足を知らずして靴を為る
意味:人の本性にさほど違いはなく、同じ種類の物は性質が似ていることのたとえ。
人の足の大きさには大差がないことから、1人1人の足の大きさを知らなくても靴を造ることができるということが由来になっています。
世界の靴に関することわざ
有名なことわざを、意味とともに3つご紹介します。
その人が履いてる靴は、その人の人格そのものである
こちらはイタリアのことわざです。
いくら服装や身なりをしっかりしていても、靴がぼろぼろだったらその人の印象も悪くなってしまいます。
よく見られるところだけきっちりするのではなく、足下まで気を配れるかどうかといったことが、人格を判断する材料になることから生まれたことわざです。
靴のどの場所が痛むのかは、履いているものしかわからない
相手の靴をはいて千里を歩かないと他人のことは解らない
これら2つのことわざは、ほぼ同じ意味合いです。
大まかな意味は、苦労は他人にはわからないということ。
相手の立場や状況をよく知らずして、批判してはならないということを表しています。
日本での靴にまつわることわざは意味も使われる場面もさまざまですが、海外の靴にまつわることわざは自分の心や人格といった内面に例えられているものが多いようですね。
世界各国の有名人による靴にまつわる「名言」もご紹介!
続いて靴にまつわる名言をご紹介していきます!
誰もが知る有名ブランドの創業者たちによる名言が数多くあります。
サルヴァトーレ・フェラガモ
「足に合った靴を履いている足は年を取らない。足は若さと美しさを保つ」
アレッサンドロ・ベルルッティ
「靴は人生を語る道具であり、文化そのものです」
ココ・シャネル
「いい靴を履いた女性は決して酷くならない」
トム・フォード
「私にとって靴は常に自分らしくあるために最も重要だ。靴によって歩き方も、動き方も変わるから」
どの名言も、靴を選ぶ際に思い出したいものばかりです。
サルヴァトーレ・フェラガモやアレッサンドロ・ベルルッティによる名言は元靴職人ならではです。
生活する上で欠かせない靴を作っているからこそ、彼らの名言が生まれたのではないでしょうか。
ココ・シャネル、トム・フォードも有名ブランドの創業者ということもあり、足下まで気を配ることは身なりをよくするだけでなく、自分らしさや生き方にも繋がるということが読み取れます。
靴に関する「ことわざ」「名言」は奥深い
靴にまつわることわざは「草履履き際で仕損じる」「その人が履いている靴はその人の人格そのものである」なども多種多様です。
日本での靴にまつわることわざは意味も使われる場面もさまざまですが、海外の靴にまつわることわざは自分の心や人格といった内面に例えられているものが多くあります。
ことわざだけあって、日常生活で活かせそうなものが多いですよね。
有名ブランドの創業者たちが生み出した名言は「いい靴を履いた女性は決して酷くならない」や「私にとって靴は常に自分らしくあるために最も重要だ。靴によって歩き方も、動き方も変わるから」といった、靴を選ぶ際に心にとめておきたい言葉がたくさんあります。
生きていく上で欠かせない「靴」だからこそ、ことわざや名言に多種多様な形で用いられているのでしょう。
靴にまつわることわざ、名言は奥深いと思いませんか?
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