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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2025.07.17

社長の○○

マンガーから学ぶ、競合のいない場所。と、思い出すこと

  • #入社を希望される方へ
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  • #社長が書いた




この言葉には続きがあります。
「釣り人がごった返している池では、たとえあなたが釣り名人でもそうそう釣れません。
一方で、さかながいて、誰も糸を垂らしていない池では、素人でも釣れる。投資も同じことだよ」

営業もそうだよね一つてことで、勝手に原則をv2にアップデート。

要は、“勝負する場所=競合がいないところを、意図を持って選べ”ってことです。もはや僕の口癖ですが、人類皆とは言わないですが、結構な確率で、与えられたことを与えられたまま営業し、経営し、生きている。いつもの釣り場で、みんなと同じ餌で「釣れません」と、下の挿絵のような釣り人が世の中には多い気がするので、うちの会社では少なくしよう(ズレ補正ズレ補正だよ)、と今日も筆を取る訳です。


私、池を変えます。とか突然言われても困るけど、上手く行ってないなら、せめて自分でエサとか道具は変えてみよーぜ(AIとかさー)。自ら変えられる、選べる蝠は思ってるより多いよ。自ら、意図を持って、選ほう。

マンガーの釣り話には続きがあります。マンガーの釣り仲間、投資家の李録(Li Lu)が書くには、
「マンガーと一緒に釣りに行くと、毎回行き先は違うのに、必ず入れ食い。実は、彼はどの池に行くかを、自分では決めていない。ミネソタ・スター島で釣具店を2代にわたり営むガイド、ドニーさんに任せているんです。」

ドニーさんは、島のあらゆる池のこと、島の魚を釣り上げるための道具、エサのことを熟知しているプロ。つまり、経営で言えば「独自ノウハウ(proprietary knowledge)」の持ち主。しかも、彼が案内する池には自分たち以外の釣り人がいないから、よく釣れる。

引用:李録(Li,Lu)著「私たちの時代におけるグローバル・バリュー投資」
2024年12月7日、北京大学にて講演。
出典:Off Piste Investing,2025年1月公開。
取得元:Global Value Investing in Our Era


誰もいない“秘密の池”に連れて行ってもらえるのは、ドニーさんに信頼されている人だけ。釣りでもビジネスでも、良質な情報や場所は、常連だけの特権。では、どうやったら、常連になれるか、もしくは常連の方に口利きいただけるのかと言いますと、そりゃ手土産でしょ笑。

とは冗談で、マジメな話、大事なのは“気持ち”と“仕事 ”、両面での損得勘定。仕事場のプラスをお届けするのは当然として、“気持ち”の損得勘定=“よっしゃ岡畑興産のために一肌脱ぐか”と思っていただけるか。“Emotional lntelligence=Social lntellingece=ニコニコ巻き込む技術と私が勝手に呼んでいるスキル。これらについては、次号にて。
 
 


 
 

思い出すこと①:

「さかながいて、競合がいないところで、糸を垂らせ」と書いて真っ先に思い出したのが、2020年春に始めたこの Okahata News Letter。オウンド・メディアやデジタル・コンテンツをサクサク使いこなす専門商社という、新しい立ち位置、カテゴリーを作ろうとした試みでした。教科書経営大好きな僕がヒントにしたのは、“Category of One”という概念。二番手なんて誰も覚えてない。覚えられたければ、既存カテゴリーの一番になるか、自ら“唯ー無二”カテゴリーになるか。「XXといえば岡畑興産」= “カテゴリー岡畑興産”を作る。何個も作る。

おかげさまで、取引先の皆さまには、幾つか小さな“カテゴリー岡畑興産”を覚えていただいた気がします。

思い出すこと②:

ピーター・ティールの“Competition is for losers”
(競争してる時点で負け)。当時Crazyに聞こえたこの言葉も、今なら理解できる気がする。

理解できないうちは、実現なんて出来っこない。(「書けないうちは思考ではない」と一緒です)

「この件は、岡畑興産しかいないから」というお言葉を、年に何回言っていただけるか、が一つの指標かもしれない。

目指せ、Category of One。
カテゴリー俺/ワタシならぬ、カテゴリー岡畑興産。

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