コロナ禍での規制が緩和されて海外へ出かける人や旅行の計画を立てている人が増えてきている今日この頃。
今回は、そんな方達へフットウエア事業の材料部隊岡畑香港@台中のYUNAさんが台湾文化の1つ夜市についてご紹介します。
靴とは関係ない話ですが、私たちくつナビの岡畑興産には一番馴染みの深い国が【台湾】なんです。
台湾大好き、台湾を知りたい、台湾に行ってみたい人必見です。
台湾の夜の盛り場―夜市
台湾の夜、どこに遊びに行けばいいかと聞かれたら、真っ先に「夜市に行けばいいよ!」と答えるでしょう。
夜市はもっとも台湾らしいイベント(?)です。
日本の縁日とは違い、毎週の曜日を決めて開催(営業)しているんです。
夜市と言えば、グルメ。 まずは食べ物を紹介します。
夜市の食べ物はほとんどが台湾の伝統的な料理か、台湾で流行っているグルメです。台湾人が普段よく食べている簡単な食べ物がメインで海外の食べ物はあまり見かけませんね。
一般的に台湾の有名な食べ物と言えば、蚵仔煎(台湾風の牡蠣オムレツ)、雞排(ジーパイ)、大腸包小腸(台湾風ソーセージ+もち米の腸詰)、烤玉米(焼きとうもろこし)、米血糕(もち米を血で固めたもの)、珍珠奶茶(タピオカ)、地瓜球(さつまいもボール–)、臭豆腐(しゅうどうふ)、芒果冰(マンゴーかき氷)などですね。
日本で大流行したタピオカミルクティ、マンゴーかき氷は台湾発祥なんですよ。
※蚵仔煎(台湾風の牡蠣オムレツ)
またご当地B級グルメ的なその地域で特別有名なグルメなど、地域性を見ることができます。
例えば台南夜市では、厚い食パンの真ん中をくりぬき、シチューを入れ、油で揚げた棺材板ものが人気なんです。
台湾の夜市は4種類。 グルメ以外の魅力って?
台湾夜市とひと言で言っても実は4つの種類があるんです。
1.観光夜市:政府単位がサポートして計画した、現地の特色を融合する夜市で、面積が大きく、管理が良いとされています
2.道系夜市:元々がビジネス区である地域で営業を延長したり、道路で営業している屋台のような夜市
3.マーケット系夜市:大きくて開放的な建物で運営される夜市。
4.流動性夜市:普通は駐車場などの場所で、特定な曜日になると屋台が来て営業する縁日的な夜市。
台湾で一番ポピュラーなのは観光夜市と道系夜市ですが、それぞれ特徴があるので私達台湾人は目的によって使い分けています。
食べ物以外では、ヘアブラシ、くし、タオル、バッグ、充電器、傘、スマホアクセサリー、ゲーム機などの日用雑貨や子供のおもちゃ、洋服、靴、全て安い価格で買うことができます。
そして買い物に飽きた子供達はゲームをして楽しむこともできます。
昔ながらの簡単なゲーム、輪投げ、金魚すくい、ダーツ、BB弾を使った風船撃ちやピンボールなどもありますが、最近では観覧車、バイキング、メリーゴーランド、インフレータブルスライドなども…
※懐かしのピンボールゲーム
日本の縁日と海外の移動遊園地/カーニバルを足して足した(?)ものが台湾夜市なんです。
台湾の夜市は百年以上の歴史がありますが、日本植民時代の納涼会が台湾夜市に影響を与えたとも言われています。
そして何と言っても夜市の魅力は価格です。
ある有名な台湾在住のアメリカ人youtuber夫婦がアメリカで台湾夜市風のカーニバルと本当の台湾夜市を比較していますが、アメリカのカーニバルで100ccのジュースを飲んだら、入場料を入れて20ドル。 台湾夜市では1.50ドル(40台湾元)。 びっくりです!
ただし、雑貨などの耐久性や品質は???
自由な雰囲気が台湾そのもの
簡単な机とプラスチックスツールを置いて、その場で食事や食べ歩き。
屋台のおじさんやおばさんはみんな親切で、サービスがおまけをもらうこともよくあります。
T-シャツにショートパンツ、青白スリッパで夜市の自由を楽しんでいます。
もちろん海外からの観光客にもとても人気があって、台湾夜市文化はアメリカのCNNに「台湾がほかの国よりいいところ10個」の1つなんです。
夜市で出たゴミはきちんと管理もされていて、利用者が使うゴミ箱もリサイクル分別が当たり前になっています。
使われたプラスチックもどこかで再利用されているかも知れませんね。
くつナビを読んでくれている読者の皆さん、岡畑興産のお取引先の皆さん、台湾夜市を体験しに是非台湾に来てください!