【Okahata News Letter25号(2022年8月)抜粋記事】
ONLは弊社のお役立ちニュースレター。社長責任編集で、毎月ポジティミズムをお届け中!
米本です。7月にオレゴンへ出張に行った際の様子をお伝えします。
米国の取引先がビジターとの対面会議を6月から再開。”イノベーションに食らいつく”我が社との対面をずっと心待ちにしていた顧客からの要望に応じるように訪米。
世界陸上2022開催地に、2年5か月ぶりに戻ってきました。
世界最先端のプロダクト開発現場。
通常の靴開発フェーズよりもずっと手前の、クリエイション段階。妄想/構想を形にしていく、最新素材/靴サンプルなどの現物を前にしての、一番熱いクリエイティブ・ディスカッションの場にお誘いを受け、”そんなことまで考えてるのか(驚愕)”的極秘情報付きで、大量の宿題をいただけた、サイコーの旅でした。
column 1
コロナ対策:戸惑いの序盤戦
日本モードのまま現地入りすると、”おお久しぶり”と、マスクなしでのハグと握手攻めにあたふた。
アルコール消毒液でサッと手洗いしようにも、消毒設備は置いてない。もうみんな感染したし、集団免疫つけて前に進んでるよっと言い放たれて、戸惑う序盤戦
取引先との会議スタイルは、完全にNew standard。
週三出勤体制に合わせて、一部バーチャル参加者有りのハイブリット会議が当たり前。
会議を仕切るリアル出席者は現物、素材感を動画で撮って、バーチャル参加者に共有したり、運営もいたってスムーズ。
すべての会議室にバーチャルシステムが設置、またオフィス内の電話ボックス大の個室ブースに陣取りweb会議をしている方もよく見かけます。
淡々と進むバーチャル会議とは比べ物にならないほど、”クリエイション”を推進する人の情熱、熱量がビンビンに伝わる、充実したリアル会議の日々。
出席者お隣同士のこそこそ話で、‘’えっ、それってこういうことなの?”から新しい掛け合いが生まれ、どんどん加速していく議論。
“そうそうこれこれ”と思った瞬間に、現物を引っ張り出すことで得られるより、正確な方向性。
クリエイティブな企画開発会議ならではのリアルの良さ(日本からのバーチャルだと振り落とされるスピード感)を認識した次第です。
弊社岡畑の釣りの話でいえば、魚がいるところにきているのにその存在に気づいていない、バーチャルではそんな機会損失があったんだろうな、と考えさせられました。
今回、お会いしたクリエイション、ものづくりの皆さんが、“もうバーチャルはええわ”って口々にいっていたのが印象的。
・・・リモートワーク好き(出社嫌い?)アメリカ人でも、クリエイティブは違うってことですね。
column 2
コロナ対策:後は野となれ山となれ
会食多めの濃密な滞在でしたが、会話も濃厚なら、距離も近い!密を避けろだの、なんちゃらディスタンス(黙食なんて恥ずかしくて書けない)はどこへやら。
フォーク、ナイフはあるものの、手で掴むおつまみも多い国。指を口でしゃぶって、さらに次のつまみに手を出して。
飛沫だの唾液だの、もうそんなこと気にしてられないほど。
海外渡航社員が口を揃えて言う、あとは”野となれ山となれ’”精神に完全適応後、現実に引き戻してくれるのが、(恐怖の)帰国前PCR検査。
なんちゃって感の強いドライブスルー検査(公式施設笑)で、無事陰性の結果を得たときはホッと一安心。
今は元通りの日本型マスク生活ですが、"野となれ山となれ"が少し懐かしい、かも。
「2022年8月、OkahataNewsLetterより抜粋」