こんにちは岡畑興産の木下です。
昨年9月に渡米し5カ月が経過。
まわりに知り合いがいない状態から徐々にサッカーを通じてコミュニティを広げています。
スポーツの良いところであり、やっていて良かったなとしみじみ感じる今日この頃です。
後ほど詳しくお伝えしますが、アメリカでは屋内と屋外でシューズを分けていない方も多く、気になっております。
本来フットサルシューズはパフォーマンス力を存分に発揮するため、安全性を高めるためにも、屋内用と屋外用の2種類があります。
今回は屋内用と屋外用の違い、フットサルシューズの選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
フットサルシューズの種類 – 屋内用と屋外用の違い
フットサルシューズには、屋内用と屋外用の2種類があり、それぞれに特有の特徴があります。
冒頭でも少し触れましたが、アメリカではインドアサッカーなるものがあり、室内ながらピッチは人工芝で周りはアイスホッケーのように壁に囲われておりタッチラインはなし。
壁際のプレーはなかなか危険な中、毎週息を切らせながら楽しんでいます。
本来私がプレーしている長さの短い人工芝は、TFといわれるゴム製の小さなスタッドを複数有している靴を履くのが主流なのですが、アメリカの方はあまりこだわらないのか体育館のような木材の床で履く様のフットサルシューズを履いてる人も見受けられます(場合によってはランニングシューズの人も)。
案の定、プレー中に滑りまくりです。
このように、プレーするコートによって適したものを選ばなければパフォーマンスに影響するのはもちろんですが、何よりケガにつながります。
そのため、屋内用と屋外用の特徴を知り、しっかり使い分けることをおすすめします。
屋内用シューズは、主に体育館や室内コートで使用されるもの。
屋内は滑りやすいため、シューズの裏は滑りにくい素材で作られており、平らで細かいパターンが特徴です。
これにより、高いグリップ力を発揮し、ボールを扱う際の足の動きをサポートします。
また、屋内用シューズは軽量で柔軟性が高いので、素早い動きやターンがしやすく、床に跡を残さない飴色のソールを採用しているのも特徴です。
一方、屋外用シューズは、アスファルトや人工芝など、さまざまな屋外の地面に対応するために設計されています。
屋外の地面は不均一で、時には滑りやすいこともあるため、シューズの裏には凹凸があり、これが地面をしっかりと捉えます。
耐久性に優れており、長時間の使用や過酷な条件下でも性能を維持。
クッション性にも優れており、硬い地面からの衝撃を吸収して足への負担を軽減します。
フットサルシューズ選びのポイントと注意点
フットサルシューズを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがありますので、あわせてお伝えしますね。
まず最も重要なのは、お伝えしたようにプレーするピッチの環境を考慮することです。
屋内用シューズは室内コート、屋外用シューズはアウトドアコート用に設計されています。
間違った環境で使用すると、パフォーマンスの低下やケガのリスクが高まります。
そして、シューズのフィット感も重要です。
足にぴったり合うサイズを選ぶことで、足の動きが正確になり、ケガのリスクを減らせます。
シューズが大きすぎると足が中で動いてしまい、コントロールを失う原因になりますし、逆に小さすぎると足への圧迫感が強くなり、快適にプレーすることができません。
注意点としては、やはり屋外用シューズを屋内で使用しないことが挙げられます。
屋外用シューズの凹凸のあるソールは、屋内のフロアで使用すると滑りやすくなり、ケガの原因になるだけでなく、フロアを傷つける可能性もあります。
また、屋内での使用にはノンマーキングのソールが必要です。
床に跡を残さない特殊なソールで、屋内コートでの使用に適しています。
さらに、フットサルの公式戦では、特定のシューズ規定があります。
日本フットサル連盟の大会概要によると、公式戦で使用できるシューズは、「底が平らでノンマーキングシューズ」のみ。
具体的には、キャンバスや柔らかい皮革製で、靴底がゴムまたは類似の材質でできており、接地面が飴色、白色もしくは無色透明であることが求められます。
スパイクシューズや靴底が着色されたものは使用できません。
この規定は、フットサルのプレー環境を保護し、全てのプレイヤーに公平な条件を提供するために設けられています。
屋内・屋外別のおすすめフットサルシューズをご紹介
フットサルシューズの選択は、プレイスタイルや個人の好みにも左右されますが、いくつかのモデルが特に人気があります。
屋内用シューズでは、軽量で柔軟性に優れ、優れたグリップ力を提供するモデルが多くのプレイヤーから支持を受けています。
例えば、 は、その快適な履き心地と優れたパフォーマンスで、高い評価を受けています。
アッパーにはカンガルー革を使用、日本人の足に合わせて設計されており、高いグリップ力と耐久性のエクストラグレードラバーを使用。
クッション性に優れ、かつ軽量性を飛躍的に高めた次世代ミッドソール素材U4ICも使用しており、軽量、柔軟、素足感覚という、MIZUNOのサッカーシューズの特徴をすべて兼ね備えた室内用フットサルシューズです。
屋外用シューズの場合、耐久性とクッション性を重視したモデルがおすすめです。
は、屋外の過酷な条件下でも優れたパフォーマンスを発揮します。
前足部にはカンガルーレザーを採用し、中足部以降はより柔らかさを提供できるようメッシュを配置。腰裏にも起毛調の素材を採用することにより、快適な履き心地を提供。
さらに、インソールにはクッション性と反発性を併せ持つSPEVAを採用。靴底での繊細なボールタッチ感を追求しています。
フットサルシューズは必ず屋内と屋外で分けよう!
フットサルシューズを選ぶ際には、屋内用と屋外用の違いを理解し、プレー環境に合わせた選択が重要です。
特に屋内での使用にはノンマーキングのソールを持つシューズを選ぶことが大切です。
また、公式戦では日本フットサル連盟の規定に従い、適切なシューズを選ぶ必要があります。
これらのポイントを押さえることで、フットサルのプレーをより安全で快適に楽しむことができます。
最適なシューズ選びをし、ゲームを最大限に楽しみましょう!
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