こんにちは、岡畑興産のこじろうです。
夏のレジャーといえばマリンスポーツやウォーターアクティビティが人気ですが、海や川など大自然の中で思いっきり遊ぶには、どんな靴を履いたら良いか知っていますか?
水辺や水中には危険も潜んでいるので、どんな靴でも大丈夫というわけではないのです。
そこで、おすすめしたいのが「マリンシューズ」。
海や川で足をしっかりと守りながら、さまざまなアクティビティに使える便利なアウトドア用シューズです。
今回はそんなマリンシューズの特徴や選ぶポイント、シューズのバリエーションやお手入れ方法をご紹介します。
目次
マリンシューズとは?マリンシューズの特徴や活躍シーンをご紹介!
マリンシューズは一言で言うと、履いたまま水に入れる「水陸両用シューズ」です。
アクアシューズやウォーターシューズとも呼ばれています。
さらに詳しくご紹介すると、以下のような特徴があります。
・水辺や水中での足の保護
・履いたまま泳ぐことができる
・水中でも重くならず、動き回っても脱げにくい
・グリップ力のあるソールで滑りにくい
・アッパーやソールに速乾性、排水機能が備わっている
水中だけでなく、もちろんビーチでも活躍します。
割れた貝殻やガラスの破片、熱くなった砂から足を保護し、安全面でも特に小さなお子さまにはおすすめです。
マリンシューズは水辺のレジャーから、濡れて滑りやすい岩場や、河原での水遊びや釣り、シュノーケリングやラフティングといった本格アクティビティまで、幅広く使えるため一足持っていると便利なアイテムです。
マリンシューズの選び方を詳しくチェック!
マリンシューズの特徴がわかったところで、ここからはシューズを選ぶ際のポイントと近年のバリエーションをご紹介します。
マリンシューズの選び方のポイント
以下の5つのポイントをチェックすると、安心して履けるマリンシューズが選べるでしょう。
ポイント① サイズをチェック
マリンシューズを選ぶ際、特に気をつけてほしいのがサイズです。
水の中での着用がメインになるのであれば、いつも履いている靴のサイズより0.5cm程度小さいサイズを選ぶことをおすすめします。
いつもの靴のサイズだと、水の抵抗や水流によって脱げてしまう可能性があり、思わぬ怪我や危険に繋がることがあります。
水中でしっかりと足にフィットさせるためにも、やや小さめのサイズを選ぶと良いでしょう。
成長の早い子供用にはつい大きめのサイズを選んでしまいがちですが、マリンシューズでは避けたほうが無難です。
陸での使用がメインであれば、足にぴったりのサイズが良いでしょう。
もし、小さめサイズにより靴擦れを起こしてしまう場合は、マリンソックスとの併用がおすすめです。
マリンソックスは厚さ3mm程度のウエットスーツ素材でできており、伸縮性、保温性に優れています。
マリンソックスを履く場合、マリンシューズは0.5cm~1cm程度大きめのサイズを選ぶようにしましょう。
実際に履いてサイズ感を確かめることができれば一番良いですが、通販で購入する場合は、
口コミやレビューからサイズ感を参考にしてみてください。
ポイント② 足首のフィット感をチェック
足首のフィット感のチェックも大切です。
足首まわりに隙間があると脱げやすいだけでなく、小石や砂がシューズの中に入って不快感があったり、足を傷つけてしまうこともあります。
履いた時に足首まわりに隙間ができないか確認しましょう。
マジックテープやコードで履き口まわりを調整できるタイプや、足首まで長さがあるハイカットタイプ、マリンソックスとの併用もおすすめです。
ポイント③ ソールの厚さ・滑りにくさをチェック
ソールが厚いほど、クッション性や尖ったものを踏んだ時の安全性は増しますが、その分シューズの重さが増し、足裏の感覚も鈍くなります。
そのため、使う目的や場所に合わせてソールを選ぶと良いでしょう。
薄手のソールが向いているのは、シュノーケリング(マリンシューズを履いたままフィンをつける場合)、ボートやカヌーなど水上の乗り物、海水浴などです。
水や苔で滑りやすい川や岩場など不安定な場所では、グリップ力の高いゴム底に加え、より丈夫で、凹凸などの滑り止めがついたソールを選ぶとさらに安心です。
ポイント④ 軽さをチェック
水中で使用するなら動きやすいように、軽いものを選びましょう。
目安としては、片足200g以下が軽量とされています。
ポイント⑤ 素材や機能をチェック
マリンシューズの素材にはいくつか種類があります。
それぞれの特徴や機能を知っておくと、目的に合った製品を選ぶのに役立つので、ぜひチェックしてみてください。
アッパー素材(生地)は主にポリエステル、メッシュ、ネオプレーン(合成ゴム)の3種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。
■ポリエステル
耐久性、耐摩耗性、伸縮性に優れている/たたんでもシワになりにくい
■メッシュ
通気性、排水性に優れていて乾きやすい/砂が入りやすい
■ネオプレーン(合成ゴム)
伸縮性に優れ、砂が入りにくい/撥水性と保温性に優れているが中が乾きにくい/ダイビングやサーフィンなど長時間水に浸るマリンスポーツに適している
ソール素材は滑りにくいゴム底が一般的ですが、アクティビティによって凹凸のあるソールなど、さらに滑り止め機能が高いものを選ぶようにしましょう。
また、選ぶならシューズの中に入った水を外に出すための排水穴(水抜き穴)のあるソールの製品がおすすめです。
シューズに水が溜まりにくく、陸に上がった後の水濡れによる不快感や蒸れを軽減してくれます。
近年のバリエーションをご紹介
マリンシューズは近年どのようなタイプが出ているかも気になりますよね。
いくつかご紹介しますので、選ぶ際にチェックしてみてくださいね。
シンプルなスリッポンタイプ
伸縮性のあるアッパー素材と薄手のソールでスリッポンシューズのようなシンプルなつくりが特徴。
千円代と安価な価格帯から購入でき、軽量で速乾性や排水穴も備えているものが多いです。
カラーや柄のバリエーションもあり、ビーチサンダル感覚で気軽に履けるので、初めてのマリンシューズとしても良いでしょう。
デザイン性と機能性を両立したマリンシューズ
マリンシューズとしての機能を持ちながらも、タウンユースとしても使えるデザイン性を重視したシューズも出ています。
アッパーは通気性に優れたメッシュ素材や、コードでフィット感を調整できるものもあり、夏はスニーカー感覚で履けるため、デザイン性で周りと差をつけたい人におすすめです。
マジックテープ付きのタイプ
マジックテープ付きは着脱しやすく、足首まわりのフィット感が特徴です。
子供用マリンシューズの定番で、ブーツタイプもあります。
マリンシューズはどんなお手入れが必要?洗い方やお手入れ方法をご紹介!
楽しく遊んだあとは、忘れずにシューズのお手入れもしましょう。
汚れたままにしておくと、カビや嫌なにおいが発生したり、シューズが傷む原因になります。
丸洗いできるマリンシューズはお手入れも簡単ですので、ぜひやってみてください。
マリンシューズのお手入れ方法
1. 水道水で砂や汚れ、海水の塩分を洗い流す
2. 水洗い後、タオルなどで軽く水気を切り、風通しの良い場所で日陰干しする
3. しっかり乾いたら、できるだけ風通しの良い場所で保管する
お手入れ時の注意点
直射日光や脱水機、乾燥機での乾燥は、生地やソールのゴムを痛めたり、劣化を早める原因になるので避けましょう。
陰干しで自然乾燥させてください。
干す時は洗濯ばさみで吊すと生地が伸びて緩くなってしまうので、壁に立て掛けるなどして乾かしましょう。
きちんとお手入れをして、次回も気持ちよく使いたいですね。
マリンシューズの正しい選び方を知って水遊びをもっと快適・安全に!
マリンシューズは水辺・水中での足の保護と、動きやすさを兼ね備えた水陸両用アウトドアシューズです。
海水浴などの水辺のレジャーから、シュノーケリングやラフティングなどのアクティブレジャーまでオールラウンドで使えるため、持っているととても便利です。
シューズ選びで重要なポイントは5つ。
サイズ、足首まわりのフィット感、ソールの厚さと滑りにくさ、軽さ、機能性です。
マリンシューズは水遊びをぐんと快適に安全にしてくれるアイテムであり、手頃な値段でカラーや種類も豊富にあります。
ぜひ、選び方のポイントを参考に自分の目的に合ったシューズを見つけ、海や川でのレジャーを思いっきり楽しんでください!
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※岡畑興産株式会社は、化学品事業と靴受託事業が連携し、SDGsに貢献できる材料開発・用途開発を進めています。