• TOP
  • 靴の豆知識
  • スカイランニングにおすすめのシューズは?選ぶ際のポイントを確認

靴の豆知識

2024.03.13

スカイランニングにおすすめのシューズは?選ぶ際のポイントを確認

facebook

twitter

line

こんにちは。岡畑興産の木下です。

 

いや~箱根駅伝2024!大興奮でしたね!

昨今ロードランニングだけでなく、トレイルランニングも大人気ですが、皆さんはスカイランニングをご存じでしょうか?

 

スカイランニングとは、山岳を空に向かって駆け登るスポーツです。

急峻な斜面や岩場を、走ったり歩いたりしながら、いかに速く完走するかが競われます。

 

スカイランニングでは垂直方向への移動にフォーカスします。

まさに”空”を目指すのです。

 

そして空を目指すためにランナーが使える武器はシューズのみ。

よってシューズ選びがとても重要なのです。

 

今回は靴を作っている岡畑興産の目線で、スカイランニングのシューズ選びのポイントを解説していきます!

 

スカイランニングとは?定義もご紹介

「スカイランニング」は、簡単にいうと急な角度の山岳や超高層ビルを駆け上がるスピードを競うスポーツです。

 

 

・コースは、総距離の最低平均傾斜が6%、

・総距離の少なくとも5%が30%以上の傾斜

 

平坦なコースは除外され、山岳など、傾斜のあるコースを駆け上がる(駆け降りる)走行になります。

例えば日本国内のスカイランのコース烏帽子SKYRUNでは、標高はなんと最頂1550m!

コース全長は25kmで、飛騨山脈・烏帽子岳を駆け上がり、駆け降りるコースになっています。

 

想像するだけで、とんでもなくハードな競技ですよね。

足の負荷の掛かり方も通常のランニングとは異なります。

 

そのため、スカイランニングでは靴選びがとっても重要なんです。

 

 

スカイランニングではどんなシューズを選べば良い?

まずスカイランニングのシューズとして求められる機能として、次の3つが挙げられます。

 

1. グリップ力

2 .軽量性

3.クッション性

 

荒々しい山道や傾斜を走るにはグリップ力は大前提として必要です。

 

トレイル・スカイランニング向けのアウトソールとしては、Vibram(ビブラム)社のZegama Megagrip Outsole (ゼガマ メガグリップ アウトソール)、ドイツのcontinental(コンチネンタル)社のラバーが特に人気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像引用:RED DOT RUNNING COMPANY|Vibram – Zegama Megagrip Outsole

 

 

そして、軽量性も重要!

長距離の走行を可能にすることができます。

 

しかし、軽量なシューズは耐久性とはトレードオフな関係。

また、軽量素材はシューズの構造が不安定になりやすいため、この点をいかに改善できるかが各ブランドの開発で勝負になります。

 

クッション性の高いシューズは足のダメージを軽減させますが、着地の際に足の裏から感じる感触が悪くなりがちです(ただ、それを好む方もいます)。

接地感を求めるランナーは固めのソールを好む傾向にあります。

 

 

スカイランニングにおすすめのシューズブランド

 

では、スカイランニングのシューズを選ぶ際にまずはここから選べば間違いない!というブランド3選をご紹介します。

 

Merrel(メレル)

Merrelはアメリカのブランドで、1981年にハイキングブーツを皮切りにスタートしました。

現在はハイキング、トレイルランニング、スカイランニング用のシューズや、スノーブーツなど、アウトドア・スポーツシューズを扱っています。

 

スカイランニングの国内シリーズ、ワールドシリーズのパートナーにもなっており、国内シリーズでは毎回ブースを出展したり、入賞者への景品を提供したり、有力な選手のアンバサダーへの商品提供をしているなど、スカイランニング競技の普及に尽力しています。

 

価格も他ブランドに比べてリーズナブルなものも多く、まずは試していただきたいブランドです。

 

 

Salomon(サロモン)

Salmonと聞いて、「知ってる!」という方も多いのではないのでしょうか。

最近ファッションの方でも、そのデザイン性から脚光を浴びています。

 

Salomonでおすすめしたいのが、やはり競技者向けシューズのSlabシリーズです。

キリアンジョネルというトレイル/スカイランニング業界のトップ選手が愛用していました。

 

Slabの「パルサー」という新モデルは、ミッドソールの柔らかさから日本の山に向かないのでは? という賛否両論もありますが、白熱する議論がなされるほど愛用者が多いブランドです。

 

Adidas(アディダス)

Adidasも愛用者が多いブランドです。

履き心地がランニングシューズに近く、ロードランナーが違和感なく山に入っていけるのが特徴です。

 

また、シューズには195、225、240など、シューズの重さがシューズ本体に記載されており、モデルも多いので距離や競技に合わせてシューズ選択がしやすいのもメリットです。

 

上田瑠偉選手という日本トップ選手が、富士山の全登山ルートを走破するタイムのギネス記録をだしたのも、「Adidas Terrex Speed Ultra」という片足240gの軽量モデルでした。

 

 

スカイランニングはシューズ選びが重要!

 

スカイランニングは”空”に向かって走る競技です。

急な斜面を駆け上がり、スピードを競います。

 

コースは総距離の最低平均傾斜が6%、総距離の少なくとも5%が30%以上の傾斜というように、決まったルールもあります。

そのため、シューズはランナーが使える唯一の武器になります。

 

ケガをしないためにも、グリップ力、軽量性、クッション性に着目しながら、挑戦するコースや距離などに合わせて適宜チョイスしていくことが重要です。

 

ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考にしてシューズを選び、一味違った走破体験をスカイランニングで体感してみてください!

 

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しており、靴や靴の素材、世界の市場についての豆知識など、さまざまな知識を発信しています。

ぜひ、他のブログも読んでみてくださいね!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

この記事を書いた人

岡畑香港有限公司きのした

機能性材料の海外ブランド営業担当として現在アメリカに駐在しています。
学生時代から趣味はサッカー一辺倒です。
サッカーやフットサルはシューズによってパフォーマンスが変わることを身をもって実感しているので、機能性材料の提案には熱が入ります。

くつナビで色々なアメリカ事情なども紹介していきますのでお楽しみに!

facebook

twitter

line