こんにちは、岡畑興産の木下です。
パリ オリンピック、感動しましたね!
「トライアスロン」を観た方はいますでしょうか?
トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目を連続して行う過酷な競技、その魅力は挑戦的な精神と体力の限界に挑むことにあります。
実は、このトライアスロンでは適切なシューズの選択がとても重要なんです。
特にランニングパートでは、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
今回は、トライアスロンランニングシューズの選び方と、おすすめのモデルについて詳しく解説します!
これからトライアスロンを始める方や、シューズの買い替えを検討しているトライアスリートの皆さんに役立つ情報をお届けしますので、参考にしてみてくださいね。
目次
トライアスロンとは?
トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3つのパートから構成される競技です。
それぞれの距離はレースの種類によって異なり、以下のように設定されています
- スプリント: 750mスイム、20kmバイク、5kmラン
- オリンピック: 1.5kmスイム、40kmバイク、10kmラン
- ハーフアイアンマン: 1.9kmスイム、90kmバイク、21.1kmラン
- アイアンマン: 3.8kmスイム、180kmバイク、42.2kmラン(フルマラソン)
オリンピックでのトライアスロンは特に注目度が高く、スピードと戦略が要求されるスリリングな競技です。
スイムでのスタートダッシュ、バイクでの追い上げ、そしてランでのフィニッシュと、それぞれのパートでのパフォーマンスが勝敗を決します。
オリンピックでは、1.5kmのスイム、40kmのバイク、10kmのランが標準距離となります。
トライアスロンのランニングシューズを選ぶ際のポイント
トライアスロンのランニングシューズ選びは、他のランニングシューズとは少し異なります。
以下のポイントを押さえて選ぶことが重要です。
1. クッション性
長時間のランニングでは、クッション性が足への衝撃を和らげ、疲労を軽減します。
特にトライアスロンのランニングでは、スイムとバイクで既に疲労が蓄積しているため、クッション性の高いシューズは非常に重要です。
クッション性が高いシューズは、足首や膝への負担を減らし、ケガのリスクを低減します。
2. 重さ
シューズの軽量性は、足の動きを妨げず、より自然な走りをサポートします。
軽いシューズは、疲労が蓄積しやすいレースの後半でも足の負担を軽減し、効率的なランニングを実現します。
ただし、軽いシューズはクッション性が犠牲になることがあるため、バランスが重要です。
3. ソールの厚み
ソールの厚みはクッション性と安定性に影響します。
厚みがあるソールはクッション性が高く、長時間のランニングで足を保護します。
一方、薄いソールは地面の感触をダイレクトに感じられるため、スピードを重視するトライアスリートに適しています。
自分のランニングスタイルやレースの距離に合わせて、適切なソールの厚みを選ぶと良いでしょう。
4. 素材と通気性
速乾性のある素材を使用したシューズは、スイム後のトランジション※で役立ちます。
※トランジション=競技種目を転換する際にウエアやシューズなどを換えること
水泳の後、濡れた足でも快適に履ける速乾性と通気性の高いシューズは、足を涼しく保ち、ランニング中の快適さを向上させます。
また、通気性の良い素材は足の蒸れを防ぎ、長時間のランニングでも快適さを維持してくれるでしょう。
5. フィット感とサポート
シューズのフィット感とサポート力も重要です。
足にしっかりとフィットすることで、靴擦れや不快感を防ぎます。
また、サポート力が高いシューズは、足のアーチやかかとをしっかりとサポートし、ランニング中の安定性を提供します。
特に、足の形やアーチの高さに合ったシューズを選ぶことが重要です。
トライアスロンのランニングシューズのおすすめをご紹介!
トライアスロンに適したランニングシューズには、さまざまな特徴があります。
いくつかのおすすめモデルをご紹介します。
おすすめ①:アシックス GEL-NOOSA TRI 13
アシックスのGEL-NOOSA TRI 13は、軽量でありながら高いクッション性を備えています。
速乾性の高い素材と通気性に優れたデザインが特徴で、スイム後の濡れた足でも快適に履けます。
また、素早く簡単に履けるデザインは、トランジションをスムーズに行うために役立ちます。
- 特徴: 軽量、速乾性素材、通気性、素早く履けるデザイン
- 適した距離: スプリント、オリンピックディスタンス
おすすめ②ナイキ ズームフライ 3
ナイキのズームフライ 3は、高いクッション性を誇り、長距離のランニングやトレーニングに最適です。
厚みのあるソールが足への衝撃をしっかりと吸収し、疲労を軽減します。
さらに、カーボンファイバー製のプレートが内蔵されており、高速ランニングをサポートします。
- 特徴: 高クッション性、厚みのあるソール、カーボンファイバープレート
- 適した距離: ハーフアイアンマン、アイアンマン
おすすめ③: ホカオネオネ クリフトン 7
ホカオネオネのクリフトン 7は、軽量設計と優れたクッション性が特徴です。
地面の感触をダイレクトに感じられるため、スピードを重視するトライアスリートに最適です。
また、通気性に優れたメッシュ素材が使用されており、ランニング中の快適さを保ちます。
- 特徴: 軽量設計、優れたクッション性、通気性メッシュ素材
- 適した距離: スプリント、オリンピックディスタンス
おすすめ④: サロモン S/LAB SENSE 8
サロモンのS/LAB SENSE 8は、スピードと敏捷性を重視した設計で、トレイルランニングやクロスカントリーに最適です。
軽量かつ薄いソールが地面の感触をしっかりと伝え、高速ランニングをサポートします。
また、耐久性の高い素材が使用されているため、長時間のレースでも安心です。
- 特徴: 軽量設計、薄いソール、耐久性の高い素材
- 適した距離: トレイルラン、クロスカントリー、オリンピックディスタンス
適したトライアスロンのランニングシューズを選んで結果を残そう!
トライアスロンの成功は、適切なシューズ選びから始まります。
クッション性、軽量性、ソールの厚み、素材と通気性、フィット感とサポートなどポイントを押さえることで、最適なシューズを見つけることができます。
これからトライアスロンを始める方や、シューズの購入を検討している方は、ぜひこの情報を参考にしてみてください。
価格やブランドにとらわれず、適したシューズを選ぶことで、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
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