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靴の豆知識

2024.10.09

トライアスロンのランニングシューズはどう選ぶ?おすすめもご紹介!

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こんにちは、岡畑興産の木下です。

 

パリ オリンピック、感動しましたね!

 

「トライアスロン」を観た方はいますでしょうか?

トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目を連続して行う過酷な競技、その魅力は挑戦的な精神と体力の限界に挑むことにあります。

 

実は、このトライアスロンでは適切なシューズの選択がとても重要なんです。

特にランニングパートでは、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

 

 

今回は、トライアスロンランニングシューズの選び方と、おすすめのモデルについて詳しく解説します!

 

これからトライアスロンを始める方や、シューズの買い替えを検討しているトライアスリートの皆さんに役立つ情報をお届けしますので、参考にしてみてくださいね。

 

トライアスロンとは?

 

 

トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3つのパートから構成される競技です。

 

それぞれの距離はレースの種類によって異なり、以下のように設定されています

 

  • スプリント: 750mスイム、20kmバイク、5kmラン
  • オリンピック: 1.5kmスイム、40kmバイク、10kmラン
  • ハーフアイアンマン: 1.9kmスイム、90kmバイク、21.1kmラン
  • アイアンマン: 3.8kmスイム、180kmバイク、42.2kmラン(フルマラソン)

 

オリンピックでのトライアスロンは特に注目度が高く、スピードと戦略が要求されるスリリングな競技です。

 

スイムでのスタートダッシュ、バイクでの追い上げ、そしてランでのフィニッシュと、それぞれのパートでのパフォーマンスが勝敗を決します。

 

オリンピックでは、1.5kmのスイム、40kmのバイク、10kmのランが標準距離となります。

 

 

トライアスロンのランニングシューズを選ぶ際のポイント

トライアスロンのランニングシューズ選びは、他のランニングシューズとは少し異なります。

 

以下のポイントを押さえて選ぶことが重要です。

 

1. クッション性

長時間のランニングでは、クッション性が足への衝撃を和らげ、疲労を軽減します。

 

特にトライアスロンのランニングでは、スイムとバイクで既に疲労が蓄積しているため、クッション性の高いシューズは非常に重要です。

クッション性が高いシューズは、足首や膝への負担を減らし、ケガのリスクを低減します。

2. 重さ

シューズの軽量性は、足の動きを妨げず、より自然な走りをサポートします。

軽いシューズは、疲労が蓄積しやすいレースの後半でも足の負担を軽減し、効率的なランニングを実現します。

 

ただし、軽いシューズはクッション性が犠牲になることがあるため、バランスが重要です。

3. ソールの厚み

ソールの厚みはクッション性と安定性に影響します。

 

厚みがあるソールはクッション性が高く、長時間のランニングで足を保護します。

一方、薄いソールは地面の感触をダイレクトに感じられるため、スピードを重視するトライアスリートに適しています。

 

自分のランニングスタイルやレースの距離に合わせて、適切なソールの厚みを選ぶと良いでしょう。

4. 素材と通気性

速乾性のある素材を使用したシューズは、スイム後のトランジション※で役立ちます。

 

※トランジション=競技種目を転換する際にウエアやシューズなどを換えること

 

水泳の後、濡れた足でも快適に履ける速乾性と通気性の高いシューズは、足を涼しく保ち、ランニング中の快適さを向上させます。

 

また、通気性の良い素材は足の蒸れを防ぎ、長時間のランニングでも快適さを維持してくれるでしょう。

5. フィット感とサポート

シューズのフィット感とサポート力も重要です。

足にしっかりとフィットすることで、靴擦れや不快感を防ぎます。

 

また、サポート力が高いシューズは、足のアーチやかかとをしっかりとサポートし、ランニング中の安定性を提供します。

 

特に、足の形やアーチの高さに合ったシューズを選ぶことが重要です。

 

 

 

トライアスロンのランニングシューズのおすすめをご紹介!

トライアスロンに適したランニングシューズには、さまざまな特徴があります。

 

いくつかのおすすめモデルをご紹介します。

 

おすすめ①:アシックス GEL-NOOSA TRI 13

アシックスのGEL-NOOSA TRI 13は、軽量でありながら高いクッション性を備えています。

 

速乾性の高い素材と通気性に優れたデザインが特徴で、スイム後の濡れた足でも快適に履けます。

また、素早く簡単に履けるデザインは、トランジションをスムーズに行うために役立ちます。

 

  • 特徴: 軽量、速乾性素材、通気性、素早く履けるデザイン
  • 適した距離: スプリント、オリンピックディスタンス

 

おすすめ②ナイキ ズームフライ 3

ナイキのズームフライ 3は、高いクッション性を誇り、長距離のランニングやトレーニングに最適です。

厚みのあるソールが足への衝撃をしっかりと吸収し、疲労を軽減します。

 

さらに、カーボンファイバー製のプレートが内蔵されており、高速ランニングをサポートします。

 

  • 特徴: 高クッション性、厚みのあるソール、カーボンファイバープレート
  • 適した距離: ハーフアイアンマン、アイアンマン

 

おすすめ③: ホカオネオネ クリフトン 7

 

ホカオネオネのクリフトン 7は、軽量設計と優れたクッション性が特徴です。

 

地面の感触をダイレクトに感じられるため、スピードを重視するトライアスリートに最適です。

また、通気性に優れたメッシュ素材が使用されており、ランニング中の快適さを保ちます。

 

  • 特徴: 軽量設計、優れたクッション性、通気性メッシュ素材
  • 適した距離: スプリント、オリンピックディスタンス

 

おすすめ④: サロモン S/LAB SENSE 8

サロモンのS/LAB SENSE 8は、スピードと敏捷性を重視した設計で、トレイルランニングやクロスカントリーに最適です。

 

軽量かつ薄いソールが地面の感触をしっかりと伝え、高速ランニングをサポートします。

また、耐久性の高い素材が使用されているため、長時間のレースでも安心です。

 

  • 特徴: 軽量設計、薄いソール、耐久性の高い素材
  • 適した距離: トレイルラン、クロスカントリー、オリンピックディスタンス

 

 

 適したトライアスロンのランニングシューズを選んで結果を残そう!

トライアスロンの成功は、適切なシューズ選びから始まります。

クッション性、軽量性、ソールの厚み、素材と通気性、フィット感とサポートなどポイントを押さえることで、最適なシューズを見つけることができます。

これからトライアスロンを始める方や、シューズの購入を検討している方は、ぜひこの情報を参考にしてみてください。

価格やブランドにとらわれず、適したシューズを選ぶことで、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!

 

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しており、靴や靴の素材、世界の市場についての豆知識など、さまざまな知識を発信しています。

ぜひ、他のブログも読んでみてくださいね!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

この記事を書いた人

岡畑香港有限公司きのした

機能性材料の海外ブランド営業担当として現在アメリカに駐在しています。
学生時代から趣味はサッカー一辺倒です。
サッカーやフットサルはシューズによってパフォーマンスが変わることを身をもって実感しているので、機能性材料の提案には熱が入ります。

くつナビで色々なアメリカ事情なども紹介していきますのでお楽しみに!

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