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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2024.02.08

社長の○○

Okahata Coatsとは

「フィジカルに。形に。」すること、爪痕を残すこと、着倒せること、岡畑興産らしさ、にこだわって開発された、Okahata Coatsを皆さんにお届けします。

 

Okahata Coatsをお届け

ONL31「フィジカルに。形に。」のスピンアウト企画、“形にしないと伝わらないぜ”ってことで、Okahata Shoesの次は、Okahata Coats。なんと、岡畑興産の皆さま全員にプレゼントします。

制作に尽力してくれたFPG鈴木さんより、以下コメントをいただきました。

「どのようなシーンでも着用できて、得意先・仕入先で会話が弾む仕掛けが満載なコートです。

取引先訪問に、同僚とお揃いで着用してツッコまれるのもよし!ご来社いただくお客さまを、お揃いのコートで出迎えるのもよし!緊張する打ち合わせ前の、アイスブレーク・ネタにもよし!

取引先さまとの会話を発展させて下さい!という願いを込めて準備したので、ぜひ、ガシガシ着倒してほしいです。」

鈴木さん、どうもありがとう。

社長が良いと思うものを勝手に社員に贈りつける企画第二弾でもあり、551蓬莱を喰らいつくが如く、普段から遠慮なくボロボロになるまで着倒して欲しい。会話のきっかけ、掴み、爪痕を残す一助になれば、スゴく嬉しい。


 

パートナーは、sénélier

制作パートナーは、sénélier。United Arrowsにご紹介いただいた、アーティスト、職人、作業者にフォーカスするワークウエアメーカー。そのデザイナー左近氏と魂込めて作った、専門商社の岡畑興産“らしい”ジャケット/コートがOkahata Coats。


 

Okahata Coatsの“らしさ”とは

1)出張から普段着まで使えるオールラウンダー

夏以外オールシーズン対応で、シワになりにくい生地なので、世界中どこでも持っていける使い勝手の良さ。ノギス(靴営業の必携アイテム)やスマホ、単行本、AirPodsがスポッとはまる専用ポケットをデザイン。

2)唯一無二なサステナブル裏地!

Okahata Grey(今作った、造語。。。)に合わせたサステナブルな生地を作っちゃおうとか、取引先さまの生地を、等々考えたものの、ロットやコスト的に断念(そりゃそうである)。

その分、こだわったのは、ライニング(裏地)の最新サステナブル素材。主要取引先である帝人コードレと、花王の最新技術を取り込み、ビーガンレザーに水系インクジェット印刷という、唯一無二の超サステナブル仕様。これは、こだわり過ぎたかなと鈴木さんと反省している位スゴい組み合わせ!

[会話のきっかけ、蘊蓄を垂れたいあなたへ]
OKHKが北米トップブランドに販売している帝人コードレのサステナブル素材、ビーガン・レザー(製品名:AIRY)を採用。特徴は言わずもがな、回収された使用済みペットボトルからなるポリエステルファイバーと、100%リサイクル原料で作られているECOPETを採用。
サスティナブルに配慮したもの作り、リサイクルペットから作る人工皮革

ド派手なDirectionプリントには、花王独自の顔料ナノ分散/界面制御/ポリマー技術を駆使し、VOC排出低減した水系インクジェット用の顔料インク(製品名:ルナジェット)を使用。
水性インクジェット用顔料インク ルナジェット | 花王ケミカル (kao.com)

3)カッコ良いものを作ろうぜ。

販促用ジャンパーとかじゃなくて。神は細部に宿るとも言う。質の高いプロダクトを作る、という専門商社にはわかりづらいプロセスも感じてみたかったというのもある。


 

開発秘話=苦労話をいくつか

2023年2月に企画スタート。「はじめなければ、はじまらない」けど、「やってみないと、わからない」。

苦労話①:ルナジェットが、ビーガンレザーにのらない問題

ビーガンレザーに水系インクジェットなんてサイコー!5月中旬のCITE JAPANに向けて先行5着分を一点物なら間に合うよね〜、なんて、はじめてみたら、ルナジェットがなかなかファブリックにのらない問題勃発。

解決の立役者、影のMVPは、某社のMさま。

問題解決のために、いろんな条件で試作いただき、テストに使用した材料は、なんとトータル35m!(乾きが遅く、ご自宅マンションの踊り場に何十枚もの弊社Direction柄ファブリックが並んだそうです)

こんな苦労の末に、それぞれ印刷柄が違う激レア一点ものの5着ができあがり、量産の目処も立ったのです!こだわりの人、Mさま、どうもありがとうございました。

苦労話②:旅するビーガンレザー(これは果たしてエコなのか、CFP問題)

量産印刷もマンションMで!というわけにはいかず、マスターマインド社(長野県)に全面協力いただき仕上がった最終製品ですが、素材の手配は大変でした。

帝人コードレ島根工場から出荷されたビーガンレザーは、長野のマスターマインド社でインクジェット印刷され、広島のSenelier工房へ。そこで最終製品となり、大阪本社に届いたのです。使っている素材はエコですが、CO2排出量、カーボン・フットプリントはというと。。。当たり前なんですが、大事に、長く着て欲しいという思いが強くなりました。

カーボン・フットプリントとは

改めて、制作に携わっていただいた皆さん、ありがとうございました!

Senelier:左近さま、Kさま
花王:Mさま
岡畑興産:鈴木、影山、川野

以上

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