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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2022.04.01

入社を希望される方に

入社を希望される方に伝えたい、大事なこと

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徹底的に自分中心になっている初期設定をどうにかして変える作業を、個人が選ぶかどうかの問題なのです。

(「これは水です」デヴィット・フォスター・ウォレス)
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本題に入る前に2つのお願い。

・この小文は、採用メッセージの続きとして書いたもの。

・採用メッセージとONLに目を通した上で、お読みください。

 

入社を希望される方に、伝えたい、大事なこと。

・今できることを語るより、未来に向けて学ぼうとすること。(未来>今)

・相手/周りに夢中になれること(役に立つこと>自分ができること)(FIRST YOU, THEN ME)

・考え行動、転びながら成長しようとすること。(わかってやる⇄やってわかる)

 

今できることより、未来に向けて学ぼうとすること。(未来>今)

5年後に、岡畑興産が、“誰に何を売っているか“、分かりませんが、イノベーションに関わる面白い原料仕事をやっていることは、間違いありません。5年後の面白い仕事に絡むためにも、今できることより、未来に向けて常に学べるか、学ぶ姿勢、成長しようとする姿勢こそが大事。

 

相手/周りに夢中になれること(役立つこと>できること)(FIRST YOU, THEN ME)

商社のアンテナは外向きですよ。

メーカーや研究開発のお仕事は、自社製品/自分に向き合い、100点を取ることとすれば(雑でスイマセン)、商社は、広い世界から、80点くらいの“役立ちそう“案件を見つけてくること。好奇心×商売というアンテナを外に向け、いろんなことを興味を持つことから始まります。

 

“ジコチュウという初期設定“を越えて。

人間は自己中に出来ている。この初期設定を、“わかってやる/乗り越える“、というのが、弊社の基本的な考え。

就職活動中は、自分探し、自己分析、自己PRと、自分に夢中になる期間。仕事を始める時には、その初期設定を変えて、相手に夢中になってください。

仕事はお客さまのために。お客さまが中心に居て、その先に市場があって、周りに競合、仕入先さま(の中にもいろんな人)がいて、チーム(自社にもいろんな人)がいて・・・。自分じゃない沢山の中に、自分がちょろっといるだけ。仕事/現実は、自分が世界の中心ではない、という意識を持つことから、始まります。(そして、そこから、問題解決をする=岩を動かすのが、オレだ(ワタシだ)って思ってやるのです。)

 

自分を決めつけない。

自分が得意×人の役に立つ専門性、があればいいけど、若い時にはそんな沢山の引き出しがない。だから、人の役に立つ分野から、自分の得意をきっかけに、自分の役立てそうな専門性を育てよう。自分という小さな器から何かを見つけるより、世界という大きな器から探した方が、単純に良いと思う。

社会に出る=大海に出るということ。自分が井の中の蛙で、もっと出来る奴がいっぱい居た、という洗礼を浴び続けることです。若い時に、自分の得意をあまり決めつけない方がいい。自分ができることよりも、お客さまの役に立てることから。

 

(私だって、自分の得意が分かってきたのは、40歳を超えてから。いろんなタイプの経営者がいますが、社員の強みと、お客さまの課題解決に結びつけるタイプ。それがワタシの得意(FIRST WHO、THEN WHAT型)。そして、“あなた“の得意を見つけて、仕事/成果に結びつける、あなたという花を咲かせることが、岡畑興産経営チームの“得意“であるとも言えます。)

 

考え行動、転びながら成長しようとすること。(打席に立つ)(わかってやる⇄やってわかる)

転びながら成長とは:

挑戦と失敗をともに受け入れ、現状維持を嫌って欲しい。

 

成功体験以上に、失敗体験が大事。人は痛い目に遭わないと気付かない/学ばないから。失敗経験こそが、見えなかったことに気づけるチャンス。鬱陶しかった上司の一言が、心に響くアドバイスに変わるのは、失敗の後。失敗の後に振り返る場=反省会はすごく大事(年末の社長挨拶を“社長の反省会“と位置付けています、別にいつも大失敗してる訳じゃないですが、丁寧な計画より、まぁまぁの仮説で走り、丁寧な振り返り/反省会の方が大事だという考え方に基づいて)。大失敗の後に、人は学ぼうとし、メンターやアドバイスを探すもの。それが成長の原動力。

なので、うまくこなす人(あまりトライしない人)より、少々鈍臭くても(トライして失敗して)反省できる人がよい。

会社的に言えば、あなたの失敗で会社が転ぶことはありません。上手くいってほしい、でも失敗しても仕方ない、そういう塩梅で仕事を配分するのが、経営なので、安心して前のめりで転んでください。

 

考え行動とは:(打席に立つ、とも言う)

考えて(仮説立てて)、やってみて、うまくいったり、転んだり。その試行錯誤を高速回転させ、精度を高めていく。

 

ただやる、じゃなく、わかってやる(わかったつもりでいいから)→それでも失敗する→やっと、わかる→わかってやる(もしくは、わかって、やらない/敢えて待つ/敢えて違うことをする)。

これを繰り返すと、考えと行動の精度が上がるのはもちろん、見えないものが見えるようになる。選択肢が増えてくる。
(わかってやる⇄やってわかるの永遠ループこそが、”勉強する”ということ)

原点に帰ると、商社はアンテナ。見えるものが多い方がいいし、選択肢も多い方が良い。そして選択の精度/センスも大事。だから、打席に立ち続けて、鍛え続けるんです。(勉強し続けるんです)

 

最後に:好奇心について。

超大事なアンテナのひとつ。専門性や語学を自ら掘っていく根っこは、好奇心。専門性こそが、お客さまのお役に立つ為のコア。
海外ビジネスが強みなので、外国語習得も必要です(今できなくても良い。やる気あれば、フィリピン短期留学などで、全力後押しします。)

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未来、相手(自分じゃない)、考え動き転ぶ。打席に立つ。好奇心、アンテナ。いろんなことを書きましたが、とどのつまり、世の中の役に立ちたい。面白いことをやりながら。

原材料商社なんて、見方によっては、一業者に過ぎない。指示待ち業者として生きるか、面白く仕事を選べるポジションを取るか。そのためには、選択肢をたくさん持っておく。

お客さまに、こいつら、問題解決のヒントをもってそうだな。一緒に仕事したいな。と思ってもらえる、問題解決+ポジティブさをもたらせる、熱い人々。我々はそんな風になりたいし、今できなくても、数年後できるように必死に後押しする、そんな会社です。

ワクワク×勝つ組織。個性溢れる、専門性の高い、成長集団。個の強みを伸ばすことで、組織も伸ばす、岡畑興産にようこそ。

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