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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2024.10.16

社長の○○

キングダムと“隗より始めよ”

  • #ONL
  • #社長が書いた



映画キングダム(中華統一を果たした奏の始皇帝の物語)のシリーズをまとめ観た。

春秋戦国時代の書籍(宮城谷昌光氏の「戦国名臣列伝」「管仲」「楽毅」等々)を読み漁っていた事もあり、面白い!

中国古代史に再度ハマったきっかけは、1991年に背伸びして読んだ「諸葛孔明」(陳舜臣著)を、2024年に再読、感銘を受けまくったこと。

当時、全くピンとこなくて、孔明カッコ悪うとさえ思ったのに、49歳の今読むと、悩める中小企業のおやじ孔明の憂鬱にグッとくる。

華麗な軍師の姿はなく、敗戦撤退を繰り返しながら、管仲や楽毅といった名臣から学び、必死に繋ぐ人(Glue Guy)。頷きと共感しかない、経営と成長の物語。


写真:2023年末、和歌山の実家大掃除中、私物段ボールから発掘した、上下ハードカバー(ボロッボロの1991年第三刷)

「隗より始めよ」→「岡畑典裕から始めよ」:

熱い人々インタビューを始めた理由

悩める中小企業のおやじ、岡畑典裕です。ONLではお馴染みの、①褒めたら→できる、②人と組織のフィット論、③経営者は庭師/羊飼い、という話をすると、「それでは、社員は成長しないのでは?」とよくツッコミを受けます。

「得意なことばかりやっていては、お客さまの求めるスキルが磨かれず、社員も会社も成長しないでしょ」という真っ当なご意見。

身も蓋もない回答をすると、経営次第。「成功する会社は、成功するように経営しているだけ」なので、“Comfort Zone”を飛び出して成長したくなる人が集まる経営をするしかない。

中国古代史好き的には、「隗より始めよ」「岡畑(典裕)から始めよ」。

学んで掴んだ結果=頼りにされる、という密の味:

米本の“伊達と酔狂”の根底には、学びが正しい方向に突き抜けちゃえば、結果は早晩ついてくる、というメッセージ。

学んで掴んで結果が出る=頼りにされる、この蜜の味を覚えると、自然と仕事の幅は広がるもの(出来るやつに仕事が集まる理論に近い。その先の先の先に、“伊達と酔狂”が待っている)。

成長しようとする人比率:

「倉廩満ちて、礼節を知る」
(a)企業として成長(=やることも粗利も右肩上がり)、
(b)個の成長を後押し、蹟きを否定しない、助け合う、
良いチームとカルチャー。このabが揃えば、自然に、“Comfort Zone”を出て成長しようとする人比率は高まります!

(a)は坂出米本が超前向き(かつ、戦略的)に動いてくれるので、羊飼いな社長が始めたのが、(b)良いチームとカルチャーづくり。イノベ型商社は、愚痴より行動(ってか、自分で直す)。情報も仕事も、自分で掴みに行くメンタリティー。前のめりな、助け合い。

そんなチーム カルチャーを、“Comfort Zone”を出て成長しようとするベテランから若手まで、社員目線でも語ってもらおう、と言うのが、熱い人々インタビュー・シリーズ。
 

 

カルチャーという、見えないものを形に:

熱い人々インタビューをはじめてみた理由
熱い人々インタビューシリーズの中でも、HFさんの「言いなさい」という話がすごく好きなんですけど、“普通はこれ言えないな”を言っちゃえる関係性こそ大事。

“言いにくかったり、まだ言語化されてない、本当に叫びたいこと”。にこそ人の本質もスイッチも、埋め込まれている。その叫びを引き出すために、インタビューは必死で長い(僕も編集側として汗)

インタビューされる側、読者に気付きのあるコンテンツになっている自負はありますが、製作側は、もはや、学びしかない。 [書いているのは、シーブリーズの藤原さん!毎回成長/膨張する原稿(笑)ありがとうございます]
 

 

「最近の若者は…スゴいぞ」:

若手社員から学ぶこと
川野さんの、切り替えが早すぎて、誰もついて来れないエピソードはサイコーですし、山口さんの、オリンピックは出場するもの、と言う強烈な当事者感覚や、尾﨑さんの“スーツで海外出張”という夢に一途なところとか、すごく印象的。

切り替えの早さ、割り切りと集中力、当事者意識。根底にある人間臭さ。先日インタビューした菅さん曰く、「人間関係にドライな人は、岡畑興産には向かない」と。なーるほど。

別にWetな会社なつもりはないけど、人間臭さは改めて大事(だそうです笑)。

読んでみたくなってしまった、そんなあなたに↓

熱い人々ブログの正しい読み方:

タグを使って、読みたいテーマでまとめ読みされるのをお勧めします!
 

 
今は、化学品事業部メンバー中心のラインナップですが、今後は、フットウェア事業やMSD(弊社管理部門)、海外個会社の社員もインタビューする予定。

最後に:天下人財、募集中

ええ事ばっかり書きますが、エンゲージメント・サーベイへの弊社社員からの手厳しいコメントを見ていても、まだまだ道半ば(書きたいことを書いてもらっている証左。感謝しかありません)

成長し続ける弊社は、若者/キャリア/アドバイザー採用も、門戸はワイドオープンです。熱い人々インタビュー(やONL)を通じて、価値観もワイドオープンにしているので、安心して飛び込んできてください。ドアノックお待ちしています。

中国古代史、脱線コラム1:
「陳より始めよ」は、小国燕が天下の人財を集めた時の言葉。郭隗が「私の様な愚オを登用することから始められよ(さすれば賢者が列をなして集まります)」と燕の昭王に提言し、実際集まってきた人財の1人が楽毅でした。

中国古代史、脱線コラム2:
「倉廩満ちて、礼節を知る」とは、斉の名宰相、管仲の言葉。貧しくともよく生きよ、な儒教的教えよりも、しっくり。勝ち残って、倉廩を満たし、僕らなりの礼節(チーム・カルチャー)を差し出していくのが、経営者の仕事。それを2600年前から実践していた管仲スゲーと思うのですが、孔明は1800年前に、管仲ヤベーと思っていたのを想像すると、歴史ってやっぱ面白い。

最後の最後に:「陳より始める。続ける。」

リーダーの頭の中を紐解きたいから、はじめてみたのが2022年初夏=第一号萩田さんの“当たり前の基準”インタビュー。

思いつきと戦略は紙一重。この思いつき(と深慮)に乗ってくれた、藤原さん萩田さん、ありがとうございます(初期のインタビューは短いっすね笑)

今でも一つ一つ完成させるのは超大変。この、夢中で積み上げる、没頭力と継続力こそが、弊社の強み、かもしれない。

弊社に興味ある人もない人も好奇心をくすぐる何か、が得られるブログを続けていますので、ぜひよってみて下さい。

岡畑興産人財系ブログ:岡畑の熱い人々
 

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