OKAHATA PEOPLE
2024.08.20
リアルトーク
スカイランニングで磨かれた“ゲーム感覚”で挑む、若手社員のワークスタイル
- #入社を希望される方へ
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- #若手社員
インタビューから刺激受けまくる、社長から
尾﨑さん→川野さん→山口さんの世界に羽ばたく若者シリーズは、“若気よ至れ“が裏テーマだと思っていたら、
“若者って一括りにしないで、みんなでもっと至りましょうよ”と、若者たちに問い直され/後押しされるようなインタビューになりました。
僕はこれまで弊社社員に「好奇心と負けず嫌い」が大事だと叫び続けてきました。
ここにいる若者たちは、“自分を高めないと、勝負に勝てない。やりたいこともやりきれない”と、謙虚に自分たちを高め続け、
「好奇心と負けず嫌い」を行動に移しています。この“現行一致”な若者たちから、何か刺激を得て、一歩踏み出すきっかけになれば、嬉しいです。
<プロフィール>
山口大河
岡畑興産株式会社
機能化学品事業部
入社年月日:2022年4月18日
趣味:カメラ、パン屋巡り
特技:スカイランニング
目次
謙虚な入社2年目の25歳
藤原:久しぶりですねー、お元気でしたか?
山口:いやー、ほんとご無沙汰してます。座談会以来ですから、約2年になりますね。
藤原:もう、そんなになりますか。確か、あの時は新入社員ほかほかでしたよね?
山口:そうです、そうです。
藤原:2年も経つと、なんだろ、顔つきもピシッと変わってきましたね。
山口:そうですか?
藤原:初めて会った時は、公私ともにいい意味で癖があって、メリハリの利いているすごい謙虚な好青年っていう印象でしたよ。
山口:過去形ですか?(笑)
藤原:あはは、今もです。(笑)あれからお仕事はどうですか?
山口:いやー、ほんとに、あっという間の2年でした。
藤原:皆さん、その表現されますね。「あっという間」!(笑)
山口:ほんと、あっという間なんですよ。(笑)
藤原:それって、忙しさから来るものなんですか?
山口:もちろん、それもありますが、新しいことやワクワクすることが次から次へと押し寄せて、楽しい感じの方が大きいかもしれないです。
藤原:楽しい方が勝つんですね?
山口:やっぱり、お客様との会話や提案は面白いし、自分にとってもすごく勉強になりますしね。
藤原:そこが苦にならないのは、好きなことをしているからですかね?英語で仕事したり、お客様との関係性とか、今の仕事自体が好きだからですか?
山口:好きとか嫌いとかそういうレイヤーで仕事を判断していないからかもしれないです。ただ、がむしゃらにお客様のためを思って、仕事をしていると苦にならないだけですよ。
藤原:そういう謙虚なところがあるのも変わってないですね。
山口:本心です、本心です。まだ入社2年目だし、それっぽい気の利いたことなんて言えないですよ。ただ、頑張ってるだけって感じです。
社長:とは言いながら、仕事ではきっちり結果出してるんですよ。
藤原:ほらー、謙遜してるじゃないですか!
失敗してベルギーへ
山口:イヤイヤ、失敗もむっちゃしてますし。
藤原:そうなんですか?
山口:はい!って、大きな声で言うことではないですが。(笑)
藤原:確かに。(笑)
山口:最近でいうと、ある商材をタイの会社にお願いしていたんですけど、その会社が自己破産して、商材が作れなくなったんです。
藤原:やばいじゃないですか?
山口:やばいどころじゃないですよ。お客様に迷惑かけられないので、色々な企業を探しまわって、ようやく目処がつき、先日ベルギーの企業さんと契約に至りました。
藤原:ベルギーの企業?
山口:はい。ほんと、よかったです。
藤原:アジアのどこかの国かと思ったら、まさかのベルギーですか?(笑) そんな逆境の中でも、東西南北、全世界に目がいくんですね。
山口:いや、上司と相談しながら、なんとか契約に至った感じです。当たり前のことを当たり前にしただけです。
藤原:ま、そうですけど。。。
山口:でしょ?
藤原:ベルギーにも行ったんですか?
山口:はい、何度も。
藤原:いいですねー、ベルギー。ビール美味しそうー。(笑)
山口:いや、僕はそんなに飲んでなかったですよ。仕事が終わったら街を走っていましたから。
藤原:あ、そうでしたね。ストイック過ぎるくらい走りますものね。
山口:飲む時は飲むんですが、基本、走る事がベースになっているので。
商社の立ち位置に悩む
藤原:やっぱり、オンオフというか、メリハリは変わってないですね。仕事で悩んだことは他にありましたか?
山口:そうですねー、よく悩んでいたことは、コミュニーケーションを取る上で、「自分の立ち位置はどこなの?」みたいなことでよく悩んでましたね。
藤原:立ち位置?
山口:はい。僕は今、メーカーの立場で話しているよね?いや、購買側?いや、岡畑の商社マンとして?いや、お客様の立場で考えてるよね?みたいなことが頭の中でグルグルまわって、自分がどこにいるのか訳がわからなくなったことが何回かありましたね。
藤原:確かに、商社っていろんな顔を持ってるから、状況というか、相手によっては言葉の言い回しみたいなことは変わりますね。
山口:そうなんですよ、それでその“顔”を使い間違えて、お客様に対して、間違った言葉を選んで、怒らせてしまったりしたこともありました。
藤原:あー、「どの立場の言葉で言ってるんだー?」みたいな?(笑)
山口:そうなんです、ほんと、よく怒られてました。で、上司にもすごく迷惑をかけてしまって。
藤原:新人のフォローをするのも上司の仕事のひとつです。
山口:でも、こういうコミュニケーションの本質というか、基本というか、これらを理解するまで結構、時間かかってるんですよ。
藤原:入社2年でそんな簡単にいかないですよ。そこは先輩や上司が教えてくれたんですよね?
山口:もちろん、それはありがたいことにフォローも含めてフィードバックしてくれています。あの発言は岡畑が言ってはいけない言葉だね、とか、こういうニュアンスの方が良かったねとか。
藤原:相変わらず、いい会社ですね。
山口:ほんと、勉強になります。
仕事終わりの一杯でなく、一走
藤原:先ほどの「走る」話ですが、まだ続いているんですよね?
山口:もちろんです。(笑)今日もこれから皇居走ってきます。
藤原:これから?スカイランニングでしたっけ?
山口:そうです。でも先日、少し怪我してしまい、今はリハビリ中なんですけどね。
藤原:リハビリ中で皇居を走る?(笑)どうされたんですか?
山口:練習中、山の下りを走って、転んでしまって。
社長:私もスカイランナーの端くれなんですけど、山口さんの下りは、別次元に速いんですよ。だから、ちょっとコケただけでも、大怪我になっちゃいますね。
山口:怪我したところから、土壌由来の細菌に感染してしまい、入院してしまいました。細菌のブログまで書いていたのに。(笑)
藤原:大丈夫なんですか?
山口:全然、大丈夫ですよ。高尾山を軽く走るくらいにして、今はリハビリに専念してます。
藤原:それリハビリとは言わないような。。。(笑) 私からすると、一大イベントですけど。
山口:あはは(笑)ま、歩けるし、軽くは走れますし、リハビリにはちょうどいいです。最初は、松葉杖使ってましたから、走れなかったですけど。
藤原:そりゃそうでしょ。
走る理由は、サンクコスト・バイアスなのか?違うのか?
山口:おかげで、腹筋がぶよぶよになってしまいました。
藤原:あらら。少し見ていいですか?
山口:どうぞどうぞ。(笑)
藤原:バッキバッキやん!どこがぶよぶよなんですか!びっくりしたー。
萩田:こういうとこあるんですよー。自分の基準が高すぎるから、他人から見ると、「え?」みたいなことが。
藤原:基準が高いのはいいんですけど、ぶよぶよは嘘ですよね。(笑)そういうところが立ち位置の発言にも繋がってるのかもしれないですね。
山口:あー、なるほど、基準が違うっていう意味ではそうかもしれないですね。でも、僕にとってはブヨブヨなんですよねー。(笑)
藤原:私にとっては、バキバキです。(笑)でも、そこまで鍛えて走り続けているのは、何かがそうさせているんですか?
山口:えー、なんでしょう?単純に、今までやってきたから?かな?
藤原:癖になってる感じですか?(笑)
山口:いやー、なんだろう? ま、普通に、これまでやってきたことが無駄になるのが嫌なのかもしれないですね。
藤原:行動経済学の“サンクコスト・バイアス”みたいですね。スポーツにも当てはまるんですね。
山口:んー、私なりにこれまで努力を積み上げてきたので、それを辞めるっていうのは、よほどのことですよね。それに、ランニングは自分の努力と結果が直結する感じがすごくあるので、頑張った分だけ、結果につながるというか。
藤原:個人プレーによくある考えですが、チームプレイはあんまり得意じゃないのですか?
山口:そうかもしれないです。結果の責任を人のせいにさせたくないっていうか、個人競技は練習も全て、自分に返ってくるじゃないですか?だから頑張れるっていうのはありますね。
社長:良い結果が出てるから、続けている、という側面はないの?
山口:そういう一面もありますね。得意分野で、良い結果が出るのは、自身への励みにもなりますし。
社長:「得意」とか「良い結果」という言葉が軽く聞こえるくらい、山口さんのスカイランニングは、世界レベルだもんね。
萩田:何より、負けず嫌い、だしね。
ゴールが明確だからゲーム感覚になれる
山口:競技者って皆、負けず嫌いですよ。(笑)あと、私はなんとなく、ゲーム感覚で走ってるという方が近い気がします。
藤原:ゲーム感覚?
山口:ゲームって、ある一定のルールの中で、最大限の結果を出すために楽しんでというか、面白くてやっているじゃないですか?そういう感覚ですね。
藤原:それは仕事でも同じですか?
山口:こんなこと言っていいのか分かりませんが、ある取引先様と、「仕事って、裁量の範疇でうまく遊ぶゲームだよね。お互い無理し過ぎず、サラリーマンとしてのゲームを楽しみましょう」みたいな会話で盛り上がったりしたこともありました。(笑)だから、同じかもしれないですね。
藤原:悟っているのか、ただ遊んで楽しんでいるのか・・・。(笑)
萩田:彼にとっては、スカイランニングも、営業も、実はゴールがはっきりしていて、こうやれば良い結果が出る、というのがわかっているから、ゲーム感覚みたいになっているのかもしれないです。
山口:あー、確かに、それはあるかもしれないです。
社長:面白い考えだねー。スカイランニングという分野で世界のトップと対峙してるから、ここまでは出来る、これ以上はやっても意味がないみたいな割り切り感覚が“ゲーム感覚“になってるんだ。
山口:割り切りと、諦めるのはすごくセンシティブな差があると思うんですね。割り切ってもいないし、諦めてもいないし。ただ、勝ち方をなんとなく理解していると、ここは割り切りって、力を抜いていこうとか、ここは諦めずに攻めて120%の力でいこうとか、そういうバランス感覚が無意識にあるのかもしれないですね。
社長:競技者らしい、強烈な当事者感覚だね。迷ってる暇なんかなく、常にトレードオフを意識しているというか。。。
山口:確かに、勝ちに行っているので、そこで迷っていることはなく、ゴールを目指してるんだということかもしれないです。
社長:25歳でこの感覚を持っているのは、ほんとすごいと思う。素晴らしい!
当たり前の基準が世界レベル
藤原:何か人と違う秀逸な感じは前から何となく感じてましたけど、今回、話を聞いていて改めて感じています。ちなみに、あれから大会とかは出られました?
山口:そうですね、日本メインで世界大会にもチャレンジしました。
藤原:世界も!どうでしたか?
山口:日本では優勝したり、2位だったり、でも世界では散々でした。(笑)
藤原:ちなみに富士山に登るのにどれくらいの時間で山頂まで行けるんですか?
山口:0号目からだと、3時間はかからないくらいです。
藤原:えーーーーーーっ?! それは、世界レベルだわー。
山口:僕的には普通なんですけどね。。(笑)
藤原:岡畑にはほんと、いろんな人がいるなー。じゃ、例のツミキも獲ったでしょ?
山口:あ、なんかもらいましたね。
藤原:何の賞でした?
山口:なんだっけ?忘れました。あははは。(笑)
藤原:興味ないんかー(笑)(そういえばこの間、誰かも忘れてたな?)
山口:忘れるんです。これまでより、これからのこと、今を全力で、って考えてしまうので。
藤原:名言っぽいこと言って。(笑)でもやっぱり、不思議なのは、一つのことに夢中になって、結果を残す、っていうのが、“これまでの努力を無駄にしたくない”という理由だけじゃ、出来ないと思うんですよね。何か他に特別な思考回路みたいなものあったりしませんか?
タイパの「パ」が世界レベル
山口:んー、どうでしょうね、そんな特別なものはないけど、さっきのゲーム感覚に近いかもしれないのですが、いろんな意味で他の人より“タイパ”は気にしてるかもしれないですね。
藤原:タイパ?効率的にということですか?
山口:例えば、アニメより漫画の方が好きだとか。
藤原:ん?
山口:アニメを観るのは、倍速にしても、ある一定時間かかるじゃないですか?漫画はパーっと自分のペースで流せるというか、タイパがいいんですよ。
社長:普通の人が使うタイパと、感じ方が違う気がするなー。
藤原:どういうことですか?
社長:彼がサラッと言っている、タイパのパフォーマンスって、仕事や競技の「目的を達成する=そのゲームに勝つ」ということですよね。“目的を達成するために、時間効率がいいのか”、という本質的な問いだと思うんですよ。
藤原:なるほど。
社長:普通、タイパって、得だなーとか、これは無駄だなーとか、やりたくないなーみたいな、表面的な軽い“パ”のことしか言ってない気がするけど、彼の言うタイパは、でかい“パフォーマンス”に直結してるタイムなんですよ、きっと。結果を出す、世界を獲るための時間効率これでいいんだっけ?みたいな、すごーく濃いタイム、時間の使い方や選び方の話をしてるような気がするんですよね。
マーケティング脳と、山のマグロ
山口:あー、その感じはあるかもしれないです。スカイランニングでいえば、その分野で1位になれるところを探したり、結局、それがタイパに繋がっているというか。マラソン人口は900万人くらいだけど、スカイランニングは20万人くらいなんですよ。だったら、そこで1位になれる可能性高いじゃないですか。
藤原:脳内マーケティングしてる(笑)ニッチ戦略を無意識にやってますね。
山口:ランチェースター戦略でいう局地戦ですよね。(笑)この間、ちょっと読みました。
社長:わかる、わかる!弱者の戦略。うちは、基本、弱者の戦略だからね。涙
山口:今回、足を怪我してしまいましたが、もし、このまま走れなくなったら、手を使う競技を探して、そこで頑張ろうかなとか考えてました。
藤原:割り切りも諦めも見切りも早いですね。(笑)Mr.ニッチですね!
山口:勝つために無意識に色々考えてるかもしれないです。
藤原:いい意味で、何かしていないと、イヤな性分なのかもしれないですね。
山口:マグロなのかな?
藤原:山のマグロですね。(笑)あと、山は登ってるけど、性格は「川下り型」のタイプですよね?
山口:確かに、頂上目指すというより、目の前のことに全力を尽くして結果を出していく感じかもしれないです。で、また目の前のことに全力を尽くすみたいなことを繰り返してますね。
藤原:それに加えてタイパ意識とニッチ戦略を兼ね揃えているのは、最強にしか思えないですね。そのベースは当たり前の基準が僕らとレベルが違うからという。
山口:そんな!全然ですよ。
昭和よ、令和から学べ!
藤原:そこに謙虚さもある。勉強になります。
山口:とんでもないです。そんな立派な人間ではないので。
藤原:私たち世代は若い世代から学ぶことって、すごくありますよ。
山口:そうなんですね。ただ、僕の場合は学ぶというより、がむしゃらに進んで行くうちに、結果的に学んでたんだっていう感覚かもしれないです。
藤原:年配で一歩前に進めない人は、仕事とか人生に飽きてるというか、変えられない人が多いですね。変えない方が楽だし。
山口:人生の楽しみを飽きるなんて勿体無いですね。
藤原:ほんと、そう思います。
萩田:そういう発想がまさに、タイパを濃い時間に変換して、勝負している感じですね。
藤原:なるほど。ところでずっと気になっていたんですが、今は化学品事業で営業をされていますが、フットフェア事業の仕事には興味はないんですか?
山口:あはは、よく言われます。(笑)商売道具としてランニングシューズを履いているんだから、フットウェア事業の方が向いてるんじゃないの?って。
藤原:普通はそうなりますよね。
山口:でも、仕事にならないと思いますね。あまりに靴へのこだわりが自分目線になりすぎて。(笑)
藤原:あー、そっちの考えになっちゃうんですね。
山口:何となく想像出来ちゃというか、「靴はこうでなくちゃダメだ、こうあるべきだ!」みたいな自我が出て、お客様のために作れないような気持ちになるのが想像出来ますね。
藤原:お客様目線より、自分目線になる感じですね。
山口:特に靴の分野だけは、譲れないというか、曲げれないというか。
パリ・オリンピックに出場!?
藤原:そういえば、ラグビー愛溢れる川野さんは、フランスW杯に何度も足を運んでましたけど、山口さん、パリ・オリンピックは? (取材時:7月上旬)
山口:そんな、まだまだ行けませんよ。
藤原:ん?
山口:スカイランニングがオリンピック競技になれば、ぜひ出たいですよね。
藤原:いや、そうじゃなくて、観戦に行かないの?っていう意味なんですけど。(笑)
山口:あー行かないです、行かないです。(笑)
藤原:あはは。(笑)すごいな。「オリンピック行かないの?」は「出場しないの?」になるんですか?
山口:お恥ずかしいです。失礼しました。
藤原:やっぱり、当たり前の基準が違いすぎますね。一つのことをやり切って精鋭された人の脳内は常にそこに結びつける感じがありますよね。
山口:悪い確証バイアスが働いてしまいました。
藤原:いや、いいバイアスだと思いますよ。常に何かに結びつけることを考えていることは、とっても大事だと思います。
山口:でも、恥ずかしい。(笑)
自分との勝負に関係ない“観戦”は興味がない
藤原:ちなみに、スポーツ観戦とかするんですか?
山口:いや、スポーツを観ることはほとんどしないんですよ。
藤原:え?そうなんですか?マラソンとかも?
山口:観ないですね。箱根もオリンピックもテレビはつけてるかもしれないけど、観ないですね。
藤原:そこまで、好きなのに、なぜ観ないんでしょう?
山口:どこかで、陸上とかは観るものじゃなくて、自分で走るものだと思っているところがありますね。
藤原:画面越しの他の人の戦いにはあまり興味がないんですね。
山口:かもしれないです。やっぱり、自分との戦いなんで。
藤原:出た、名言ぽいやつ。(笑)
社長:岡畑はこういう人と一緒に仕事をしたいんですよ。何でもいいので、あることに没頭して、何かに長けてる人はすごく将来性があると思うんです。だから、会社をあげて全面的にサポートするし、そういう組織の懐の大きさがあると思ってます。ラグビーを観に、何度もフランスに行った川野もそうですけど。
藤原:会社の懐っていうか、一度、受け入れて、応援することにチーム感が出てるように思います。
社長:社の自由度の高さは大切にしてますからね。
藤原:で、次の目標は何かあるんですか?
山口:9月のスカイランニングの世界大会入賞ですね。
藤原:いや、そっちじゃなくて、仕事の話を聞いたつもりなんですけど。(笑)
山口:あー失礼しました。(笑)なんか、会話がズレてるなー。(笑)
藤原:あははは。立ち位置理解してないですね?(笑)
今、全力で行動することが目標
山口:勘弁してください。(笑)えーっと、何でしたっけ?仕事の目標でしたね?んー、無いかなー。(笑)
藤原:あははは。(笑)社長の前で、目標はありませんってなかなか言えないですよ。(笑)
山口:今やることを全力でやってるので、問題ありません。
社長:ほんと、全然問題ない。今のまま、競技もガッツリやって欲しいし、仕事でもぶっちぎって欲しい。山口さんみたいな若者が活躍できる会社は良い会社。同世代、中堅、ベテラン、僕みたいな経営者にも、すごく良い刺激/励みになります。
藤原:海外で働いてみたいとかはないですか?
山口:イヤイヤ、まだまだですよ。まずは国内で基本づくりというか、業務の知識やお客様との関係性を作ってからじゃないと、今の状態で世界とは戦えないですよ。
藤原:競技に行くんじゃないんですけど。(笑)でも、仕事もそういう考えをされてることは素晴らしいと思います。
山口:ありがとうございます。頑張ります!
藤原:で、そのスカイランニングの世界競技はいつあるんですか?
山口:2024年9月、スペインで開催されます。
藤原:へー。取材に行きましょうか?
山口:山ですよ、山。ついてこれますか?(笑)
藤原:いや、ゴールで待ってますから大丈夫ですよ。(笑)
山口:多分、登ってる間に、僕が先にゴールしてると思います。
藤原:あははは。(笑)ほんとにそうなってそうですね。 いやー、今日は長時間ありがとうございました。
山口:こちらこそありがとうございました。
藤原:今は怪我を早く治して、プライベートでトップランナーになって、仕事でも岡畑のトップランナーになれるよう祈ってますね。
山口:が、頑張ります。汗
藤原:今日はありがとうございました。
山口:こちらこそ、ありがとうございました。
岡畑興産では「ゲーム感覚で、何かに没頭し、何かに長けている人」を絶賛募集中です!
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次回は、香粧品のエース、菅さんを予定しています。
初の女性インタビューなので、是非是非、お楽しみに!