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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2025.04.16

リアルトーク

チームに支えられる、ひとりコンテンツ担当者の挑戦と岡畑興産のこと

  • #入社を希望される方へ
  • #藤原さんシリーズ
  • #若手社員

社長から
ダンス、ミュージカル、絵画、好奇心旺盛なアーティスト肌のようで、現実主義な「川下り」型。

「自信ない」わりに、年間400近いコンテンツをまとめる、ひとりコンテンツ司令塔=社長のダメ出しに一番晒される役。

捉えどころ(も自信も)あるのかないのか笑。僕の勝手なイメージは、卵の内側から大量のアウトプットを投げつけて、今にも殻を割ってオラオラ出てきそうな井上さんと、その卵を外から見守るおじさんたちという構図。

おじさんたちは、「外側から助けちゃダメなんだよな」とか「何がconnectするか分からないから、自分を決めつけちゃダメだよ」とかぶつぶつ心配そう笑。

何はともあれ、コンテンツを作ってる“中の人“の頭の中、(引き出しの中)をお楽しみください。

 

 
<プロフィール>

井上侑景(いのうえ ゆうか) 
岡畑興産株式会社
マネージメントサポート部門

入社年月日:2022年6月1日
趣味:ミュージカル鑑賞、クラッシック音楽
 

3年ぶりの再会

藤原:こんにちは、ご無沙汰ですね。元気にしてました? 

井上:元気です、元気です!藤原さんもお元気そうで。

藤原:ありがとうございます。なんとか、生きてます。(笑)
確か、初めてお会いしたのは、数年前の新人座談会でしたよね?いつでしたっけ?

井上:2022年の9月ですよ。

藤原:よく、覚えてますね!(笑)

井上:弊社のコンテンツ担当ですから。(笑)

藤原:あ、そうでしたね、失礼しました。(笑)

あれから、もう3年になるんですか。あの頃より、かなりキリッとした、社会人の顔になってますね。

井上:え?そうですか?今も、全く仕事には自信はないし、だめだめですよ。

藤原:またまた、謙遜して。あの時は新人ということもあって、色々と言いたい放題な感じでしたけど、(笑)今回は井上さんご自身にフォーカスしてお話をお伺いしますので、よろしくお願いします。

井上:こちらこそよろしくお願いします。これまでは、皆さんの原稿をアップして、読む側でしたけど、今回は聞かれる側ですものね。というか、座談会の時は思ったことを何も考えずに、そのまま発言してたような記憶があります。なんか、恥ずかしいです。 

藤原:ピカピカの1年生でしたからね。

井上:ピカピカの1年生?

高貴の片鱗

藤原:あ、忘れてください。昭和の独り言です。(笑)
確か、趣味が「ミュージカル鑑賞」とか「バレエ」や「クラッシック音楽」みたいな高貴なものでしたよね?

井上:いやいや、高貴では無いですけど、そうですね。 

藤原:そういう趣味にハマったきっかけは何かあったのですか?

井上:いや、元々母がそういうのが好きで、よく連れて行ってもらってたんです。気付いたら、好きになったというか、趣味になったというか。その延長でバレエのレッスンにも行ってましたね。

※3歳の頃の高貴な井上さん

藤原:へー、お母様の影響からですか。バレエは何歳くらいからレッスンに?

井上:3歳くらいだったと、思います。

藤原:マジですか?英才教育というか、やっぱり、高貴ですね。(笑)

井上:高貴ではないですよ。(笑)ミュージカルのスクールにも通ってましたけど。

藤原:やっぱり、、、

井上:高貴ではないですよ。(笑)

藤原:高貴です。(笑)音楽はクラッシック系をよく聴かれるのですか?

井上:そうですね、聴くのも好きですけど、社会人になってからは、演奏にもチャレンジしました。バイオリンです。 

藤原:バイオリンざーますか?(笑)

井上:そうです。(笑)

藤原:おーほっほほほ。(笑)

井上:本当はチェロがしたかったんですけどね。

全員:チェロ???

井上:チェロって言うと、みんな同じ反応するんですよねー。(笑) 

藤原:チェロって、そうなりますよ。どうして、チェロなんですか?

個性の片鱗

井上:単純に他の人と違うことがしたかったというか、特徴のあるものにチェレンジしたかったんです。

藤原:へー、他人とは違うことがしたい性格とか? 

井上:そうかもしれないですね。同じことはやっても個性的ではないですし。

藤原:でも、チェロって、確か、色々と大変な楽器でしたよね?

井上:そうなんですよ。重いし、運ぶのも大変ですし、特に練習する場所も限られるので。

藤原:ですよね。で、仕方なく、バイオリンに?

切り替えの片鱗

井上:いや、ある日、母と高嶋ちさ子さんのコンサートを観に行ったんですね。そこで、「うわー、すごーい!かっこいい!」って、震えてしまって、「よし、バイオリンだ!」って感じで決めました。

藤原:切り替え早いですねー。(笑)

井上:ものすごい衝撃を受けたのを覚えてます。

藤原:私的には家族でクラッシックコンサートに行かれてるのが衝撃です。高貴決定です。(笑)

井上:やめてくださいよー。

藤原:大学は音大でした?

井上:いえ、近畿大学、国際学部国際学科卒です。

藤原:いきなり、国際的な。(笑)どうして、また国際学部に?

英語とミュージカル

井上:シンプルに英語が話したかったんですよね。

藤原:「シンプルに」って言葉が多いですが、全部実行に移されてますよね。

井上:ですかね?でも、これから英語は必要じゃないですか。

藤原:ま、英語が話せるというのは、少し当たり前になりつつありますね。

井上:英語が話せるというのは、あくまでも手段で、目標じゃないですからね。

藤原:その通りですね。

井上:実は、近大の国際学部は1年生の時に強制的に、どこかに留学に行かないと、単位が取れないんです。

藤原:そうなんですか?どこに行かれたんですか?

井上:アメリカのニュージャージー州です。

藤原:ニュージャージー州?

井上:はい。ニューヨーク州の隣に住んでました。

※英語を学びに行ってる(?)天真爛漫な井上さん

藤原:ニュージャージー州のどのあたりに?

井上:Teaneckです。

藤原:ほぼ、ニューヨークじゃないですか!(笑)もっと、下の方かと思ってしまいました。

井上:そこなら、すぐにブロードウェイミュージカルを観にいけると思って、そこに決めました。

藤原:ブロードウェイミュージカルを観たいだけで、そこに?

井上:はい。

藤原:すごい決断力と行動力。いっそのこと、ニューヨークに住めばよかったのでは?

井上:流石に、そこは高くて住めないですよー。

藤原:確かに、そうですね。ま、そもそも、場所の選択が個性的な感じがしますけど、どれくらい向こうで生活をされていたんですか?

井上:8ヶ月くらいだと思います。

藤原:じゃ、英語も話せる感じですね。

井上:そうですね、日常会話レベルは大丈夫かと思います。

個性の片鱗2

藤原:で、留学終わって、大学では何か部活をされていたんですか?バレエとかミュージカル系の。

井上:いや、ボランティア部に入りました。

全員:えー?

藤原:この流れは、英語系かクラッシックやミュージカルやバレエ系ではないですか?(笑)

井上:んー、部活としてバレエやミュージカル系が無かったというのと、バレエは自信なかったんですよね。

藤原:自信ないって、3歳からされていたんですよね?

井上:そうなんですけど、13歳の時に中学受験のために一旦辞めたんですよ。

藤原:でも、何故、ボランティア部に?切り替えがすごいですよね。(笑)

井上:切り替えてる訳ではないんですけど、ボランティア部って、暗いイメージあるかもしれませんが、老人ホームで入居者の方々とゲームしたりとか、街中での献血呼びかけとか、孤児院の子供たちと遊んだり、ほんと、楽しい部なんですよ。160人くらい部員もいましたし。

藤原:へー、そんなに部員がいたんですか?

井上:はい、また、みんな良い人ばっかりで。

藤原:そこは大事なポイントですね。そんな個性的な人が何故また、岡畑に入社を決めたんですか?英語が話せて、人と変わったことが出来る会社だったからですか?(笑)

ミュージカルへの想いと挫折

井上:いやいや、実は違うんですよ。本当は演劇業界、エンタメ業界で働きたかったんです。

藤原:ミュージカルというか、そういう関係の仕事に関わりたいという思いはあったんですね。

井上:趣味もなんでもそうですけど、特に仕事は好きなことをしたいじゃないですか?

藤原:部活も楽しい方を選んでますしね。

井上:好きなことを仕事にするのは、難しいのはわかっているんですけど、諦めきれませんでした。で、チャレンジしようと思った矢先に、不幸にもいわゆるコロナ氷河期で、その業界もかなりのダメージを受けたんですよね。

藤原:あー、その時期でしたか。せっかく、覚悟を決めたのに、厳しいですね。

切り替えの片鱗2

井上:大学のキャリアセンターの人とも相談しながら、最終的に、横浜の某会社の人事部に内定をいただいたんです。

藤原:人事部ですか?また、これまた飛びましたね。

井上:人事部はいいんですけど、横浜で働くというのが、なんかいやで。

藤原:横浜が?

井上:その当時は、対面という考えが全くなかったので、面接も全て大阪の実家からzoomでしたし、家から出ることもほぼなく、その環境下で、過ごしていると、就職で大阪から横浜って、なんか怖いなーって、思ったんですよ(笑)

藤原:えーー!もっと怖いニュージャージー州の留学の経験もあるじゃないですか。

井上:ですよね。(笑)結局、実家から出たくなかったのかもしれなかったですね。一人で住む勇気もなかったですし。

安尾:大阪、大好きだものね。実家もね。

井上:大好きですね。

藤原:で、どうされたんですか?

井上:せっかく学んだ英語も無駄になるのが嫌でしたし、一旦、ここは落ち着いて、就職を見送ろうと決断しました。

藤原:切り替えと決断の早い井上さんが出ましたね。(笑)で、再就職活動をされたんですね?

井上:いや、大学を卒業してから、数ヶ月ですけど、webマーケティングとwebデザインのオンラインスクールで勉強をし始めました。

藤原:え?次はマーケティングですか?切り替えと行動力と個性的が忙しすぎませんか?(笑)

好奇心と飽き性の融合が岡畑との出会い

井上:私、性格的に好奇心旺盛で飽き性なところがあると思います。

マーケティングも、ある時、本屋さんで立ち読み程度に読んでいたら、すごくwebマーケティングのことに興味を持ってしまい、スクールに入校を決めたんですよ。

藤原:好奇心と飽き性が重なってるんですか?それで、立ち読みして、興味持って、学校に入るなんて、なかなかないですよ。自信とか勇気はないと、ご自身では話してますが、好奇心がそれらをカバーして行動に移してるんですね。

井上:ですね、好奇心旺盛過ぎて、生き急いでるって、よく言われます。(笑)

藤原:あははは。(笑)好奇心旺盛はすごく良いことだと思いますけど、そこから岡畑に繋がらないんですけど。「海外」とか「英語」で絞り直したとかですか?

井上:「英語」、「web」、「マーケティング」みたいなキーワードにしたと思います。

藤原:「化学」も「海外」もないのに、よく岡畑と繋がりましたね。

社長:2020年くらいにHPを刷新したんですよ。人が集まるメディアのようなHPを目指してSEOやらWebマーケティングをやり始めた頃で、コンテンツもできる人を探してました。

藤原:そこに井上さんが、申し込まれたわけですね。

社長:すごいタイミングだったね。

井上:運命的ですね。

藤原:面接を受けた時はどうでした?「化学」、「化学」、「海外」、「海外」みたいな感じじゃなかったですか?(笑)

井上:確かに、会社の業務内容はそうですけど、面接では、「コンテンツ」と「システム」の両方が出来る人が欲しいと言われた気がします。

藤原:「コンテンツ」と「システム」?

井上:そうなんです。初めの頃はPCのセットアップとか、システム的な仕事も兼務でしたが、コンテンツの仕事がどんどん急増して、いつのまにかコンテンツ専任となってました。

藤原:そういう経緯だったのですね。

井上:そうしていくうちに、社長から「営業用動画みたいなの作れないかな?」って、言われて、入社半年くらいで、動画制作のスクールへ通ってました。

藤原:マジで?よく、スクール通いますねー。(笑)

井上:確かに。(笑)でも、そういう風に言われたら、やるしかないですよね。

社長:うちは、「First Who then What」、まず「人ありき」なんです。

人がやれそうなこと→会社ができることの順で考えるので、井上さんコンテンツ専任で行けそう→動画スクールもお願い、というの展開は早かったですね。

新しいことにすぐ挑戦する会社なので、挑戦に必要な資格サポートや研修はどんどん取り込みたいと思っています。今も、一人、フィリピンで英語研修していますし(2025年4月時点)。

藤原:「人ありき」で「業務は次」って、岡畑興産っぽいですね。人財育成ではない、まさに人と組織のフィットを大切にしている風土がよくわかります。面接の時はコンテンツ専任になるとは思わなかったんじゃないですか?

井上:ほんと、そうですね。私に必要としているピースというか、担当はコンテンツやシステムみたいなことだと、細かく親切丁寧に説明はしてくれていましたが、まさか、スクールに通うとは思わなかったです。

藤原:面接の時、岡畑興産の印象はどうでした?

井上:優しくて、良い人ばっかりいる会社だなーって、思いましたね。

藤原:また出ました!「いい人ばっかりいる会社」発言。私のインタビューマニュアルに書いてます?「こう言いましょう!」みたいに。(笑)

井上:あははは、確かにこれまでの皆さん言ってますよね。でも、みんな本当にそう思ったと、思いますよ。私も今、自然に言葉が出てきましたし。

藤原:ちなみに、その時の面接官はどなたでした?

井上:安尾さんと小田垣さんですね。

藤原:あ、営業じゃないからですね。

井上:そうです、そうです。MSD(マネージメントサポート部門)なので。

藤原:MSDって、どんなお仕事をされてるんですか?

井上:Management Support Divisionの略で、世間でいう「管理部門」になります。

私はコンテンツ担当なので、社内外の発信資料はほぼ全て絡むんです。ONL(Okahata News Letter)、HP、会社案内、X(旧Twitter)、メールマーケティングとか、直近だと、社員向けのシン・本社の取説作成みたいなこともさせていただきました。“The ひとり広報”です。(笑)

藤原:管理部門というか、CMOみたいな仕事されてますね。

井上:そんなに偉くはないですけど、確かに幅は広いですね。

藤原:面接の時、優しくて、いい人と、言われていますが、安尾さん。(笑)

安尾:私はそんな良い人ではないと思うけどなー。

井上:顔は怖かったけど、すごく優しかったですよ。

藤原:あははは(笑)

面接でわかる岡畑の裏側

井上:安尾さんは私の父より年上で、母と同じ年齢なので、家族みたいな感じになってしまいますね。また、そういう感じで接してくれてた気もします。面接なのに、居心地が良かったし、何より、本音で話してくれてるというか、嘘をついていない感じがすごく伝わったのをよく覚えてます。

藤原:面接って、会社側は良いことばっかり言いますからね。

井上:そうなんですよ。でも、安尾さんは良いとこも悪いとこも全部誠実に話してくれました。
それが、この会社でチャレンジしてみたいと思った大きな理由かもしれないですね。信頼できる会社だなって。

藤原:怖い顔ですけど、誠実ですものね。(笑)

全員:あははは。(笑)

藤原:確か、6月入社でしたよね?

井上:そうです。

藤原:既卒になると思いますが、ほぼ新卒に近い新人としてはMSD初の女性社員ですか?

安尾:そうですね。ガラッと雰囲気も明るくなりました。

社長:営業も含めると、菅さん以来かな?

一人コンテンツ担当の奮闘とそれを支える先輩

藤原:今のお仕事はコンテンツ担当でいいんですよね?この記事をアップしてくれたり。いつもお世話になってます。

井上:こちらこそ、裏方なのに、表に出てきました。(笑)

藤原:ひとりなんですよね?忙しくて、しんどくならないのですか?すごく楽しそうにお仕事されているように見えるので。

井上:しんどいですよー、忙しいですよー。でも、やっぱり楽しい方が勝ってるのかもしれないですね。

藤原:自信も出てきた感じで?

井上:まさか。いまだに、自信なんて1ミリもないですよ。毎日が必死です。

藤原:困った時の相談相手は安尾さんに?

井上:日常の内容的なことは安尾さんになりますけど、仕事上の悩みとか相談は菅さんですね。女性ならではの視線もありますし、理解もしてくれてるので、すごく頼りになる大好きな先輩です。

藤原:確かに、頼りになる良い人ですよね。

社長:仕事で何度も泣いてる姿を私は見てるので、かなり、フォローしてくれてると思います。

藤原:え?仕事で泣いたりするんですか?切り替えが早いから、そういうイメージがなかったです。

井上:たまにですけど、泣きますよー、悔しくて。でも、自信がない部分を真っ当なところから突かれると、もっと、頑張らないとだめだって思います。

藤原:自信がない部分って?

井上:デザイン系が多いですね。自信もないし、実力もないので、そのあたりを指摘されると、何度か泣いたかもしれないです。

藤原:これ、ハラスメントになってない?大丈夫?(汗)

井上:あははは。(笑)なってないです。ただ、悔しくて勝手に泣いてるだけなので。

引きづらない理由は好奇心から

藤原:そんな状況でよく3年近くも続いてますよね?これまでだったら、「はい、無理!次!」って切り替えしていそうな感じを受けますが。(笑)

井上:私、引きずらないので。 

藤原:ドクターXの「私、失敗しないので」みたいになってます。(笑)

井上:あははは。失敗はたくさんしてます。(笑)

藤原:「引きずらない」って、切り替えが出来るからですか?それとも嫌なことは忘れるタイプですか?

井上:私、結構、サバサバ系の人種なんですよ。引きずるというより、次への「好奇心」が勝つイメージがあると思います。

藤原:なるほど。確か、前回の座談会で、座右の銘はお母さんから言われた「経験は財産」という言葉みたいなことを話されてましたね。その好奇心は「経験は財産」から来てますか?

井上流行動力は母からの宝物

井上:多分、そうだと思います。「自信ない」っていうのも、実は「謙虚」の裏返しなんですよ。出来ない、出来ないっていう「謙虚」さを違う言葉で言うと、「自信ない」って言葉になるんです。

藤原:なるほど、「好奇心」も「自信ない」もその裏に意味があって使ってるんですね。

井上:そうかもしれないです。「謙虚」を「自信ない」って言葉に変えたら、もし失敗しても、「ね?」みたいに言い訳出来るし、「好奇心」も「経験は財産」って言うと、ちょっと大袈裟になるじゃないですか?そういうことを自然と心の中で通訳みたいなことをしてるのかもしれないですね。

社長:謙虚からくるものだとしても、自信ないけど、とりあえずやってみる行動力がすごいよね。

藤原:そういうことがお母さんから教わった「経験は財産」なんですね。

井上:そうですね。自信ないって言い訳みたいに聞こえるんですけど、本当は全く違って、「謙虚さ」―「自信ない」ー「やってみる」ー「失敗する」ー「悔しい」ー「好奇心でまたやる」ー「経験が増える」ー「財産になる」みたいなループが無意識にあるのかもしれないです。

藤原:「好奇心旺盛」が、「経験は財産」になるループ、発明しましたね。

井上:そんな大袈裟な。(笑)あんまり、深くは考えてないのが正直なところです。(笑)

藤原:プラス、「飽き性」もあるから、最強に「引きずらない」ですね。

自信はないけど納期はある

井上:あははは、本当にそうですね。でも、私、仕事には自信はないんですけど、納期だけはきっちりあるんですよ。(笑)

全員:あははは。(笑)

藤原:でも、遅れたりしないですよね?

井上:仕事ですから、そこは大丈夫です。失敗は数えきれないくらい沢山してますけど。(笑)

先日も、「ココイルメチルタウリンNa」と「ココイルグルタミン酸TEA」という2つの商品を間違えてしまって、そのままコンテンツにアップして、後で気付いて、修正したのですが、さすがに、落ち込みました。

藤原:間違うでしょ、そんな究極の早口言葉みたいな名前。(笑)というか、何のことか分かってませんが。

井上:いや、そこは大事なところなんです。私たちは意味もわからず、アップなんかしてはいけないんですよ。開発担当のこだわりや営業マンの気持ちに乗り移っていかないとダメだと思ってます。

社長:そうそう、乗り移るって、とても大事なこと。彼女は、コンテンツ担当なので、デザイナー的、ライター的仕事も多いんです。

プロのデザイナー、ライターさんの凄さは、一旦、相手に成り切ってから、プロの引き出しを使ったアウトプットを出せること。例えば、社長目線に乗り移って、彼女にしかないAdobeとかWeb制作ノウハウで、まるで社長が作ったかのようなランディングページを作り上げちゃうような。

乗り移る先の仕事も理解しないと行けないし、制作技術も高めないと。で、日々アウトプットし続ける、という、めちゃくちゃ大変な仕事です、ホント感謝。

藤原:なるほど、キリッとした顔になってるのは、日々のアウトプットしている仕事の賜物かもしれないですね。

社長:彼女はこれまで、年間400以上のコンテンツを取りまとめているから、ミスはあるかもしれないけど、そもそもその数をやり続けてることがすごいことなんですよ。

藤原:薩摩の教えの「行動が1位」ってことですね。

社長:そうなんです。だから、彼女のベースにもなってる「好奇心旺盛」って、とても大事で、そこから行動に移して行く過程がほんと、すごいです。

井上:でも、私、「川下りタイプ」なんですけどね。

藤原:え?そうなんですか?

安尾:間違いないですね。

藤原:あ、「自信ない」から始まってるからですか?

井上:そうですね。始まりがそこにあるので、川下りですね。

藤原:ややこしい人ですねー。(笑)

安尾:そうなんですよ!ややこしいんですよ。(笑)

井上:え?ややこしいんですか?

藤原:好奇心でなくて、実は「高貴心」だったりして。(笑)

安尾:うまい!(笑)

井上:えーー!

藤原:あはははー、冗談です。失礼しました。

舐められたくないややこしい人

井上:でも、何となく心当たりはあるかもしれないですね。「ややこしい」というか、私、「舐められたくない」って、どこかにあるんですよ。

全員:ん?

井上:人に、舐めれたくない性格なんです。

藤原:舐められたくないって、どういう意味ですか?負けず嫌いということですか?

井上:そうですね、近いかもしれないです。負けず嫌いからくる「舐められたくない」みたいなところありますね。

藤原:自信ないんですよね?

井上:はい。

藤原:悔しくて、泣いたりするんですよね?

井上:はい。

藤原:その元になってるのは「謙虚さ」なんですよね?

井上:はい。(笑)私、髪長いじゃないですか?

藤原:そうですね、前回、お会いした時より相当伸びてますね。

井上:これも実は、せめて外見を整えて自尊心を高めるために伸ばしてるところもあるんですよ。

藤原:自尊心を高める?

井上:「自信ない」ってところを隠すというか、外見を取り繕うというか、髪の毛を長くして自分の好きなスタイルでいることで、自分自身のオーラを強くして、自信を持たせてるようにしてる感じです。

藤原:確かに、「井上オーラ」って何かありますね。

安尾:あるかもしれない。

井上:ないですよー。

藤原:でも、考えてることや思ってることは顔に出ますよね。

井上:そうなんですか?

全員:そう!

井上:え?そんな、直接言われたら、恥ずかしいじゃないですか。でも、よく言われます。顔に出るって。(笑)

藤原:やっぱり。(笑)ムスっとしていたら、「舐めんなよ!」ってことでいいですね?

井上:違いますよ!(笑)

全員:あははは。(笑)

藤原:本当は、舐められたくないから、仕事はきっちり納期を守って、心の切り替えも早くて、行動で結果を出しているから、そういう言葉になるんでしょうね。

井上:ですかね?

仕事は好奇心で楽しむこと

藤原:「仕事は好きなことしたい」って、話されてましたが、どうですか?好きなことされてます?

井上:はい、すごく!色々とありますが、すごく楽しいです。

藤原:「好奇心」って大切なんですね。仕事も好きにさせるんですから。

井上:それは言えますね。

藤原:もし、海外で営業の仕事って言われたら、どうされます?

井上:いや、言われたら、普通に行くかもしれないです。

藤原:やっぱり。そう思いました。自信ないけど、やってみる人ですから。あ、舐めんなよ精神のほうかな。

井上:やめてくださいー。(笑)

藤原:タイトルを「井上を舐めんなよ」にしようかな?

井上:ダメです。

藤原:冗談です、冗談。 

井上:私、修正も出来るので。(笑)
 
藤原:あははは、確かにそうですね。失礼しました。今日は長時間、ありがとうございました。楽しかったですし、思考の勉強にもなりました。

井上:いえいえ、こちらこそ、長時間ありがとうございました。原稿、楽しみにしてますね。

藤原:こわっ。(笑)

全員:あははは。(笑) 

編集部より

岡畑興産では「好奇心旺盛で失敗する人」を絶賛募集中です!
面白い仕事がしたい方、いつでも、ご連絡ください。

次回は、MSDの頭脳、リーダー川口さんです。
お楽しみに!

 

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