2026.09.28
塗装剥離の作業負担に新たな選択肢|間もなく登場する「自己剥離剤」とは
こんにちは、岡畑興産の丹野です。
塗装設備や構造物の塗り替えに欠かせない「塗装剥離」。しかしその現場では、「人が足りない」「作業がとにかく重労働」「粉塵や臭気への配慮も大変」——そんな声を最近よく耳にします。
塗装剥離は再塗装の品質を左右する大切な工程である一方、多くの人手と時間を要し、作業者への負担も大きな作業です。
今回は、塗装剥離作業の人手不足や現場負担に頭を悩ませている方に向けて、いま注目され始めている「自己剥離」という新しい考え方と、間もなく登場する自己剥離剤についてご紹介します。
塗装剥離の現場をどう軽くできるのか、その可能性を中心にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次
塗装剥離の現場でいま起きている「人手不足」と「作業負担」
塗装剥離とは、劣化した塗膜や不要になった塗膜を除去する作業です。塗膜が劣化したまま再塗装を行うと、密着不良や早期劣化、外観不良などの原因になりかねないため、塗り替え前の下地づくりとして欠かせない工程です。
ところが、この塗装剥離はいま、いくつもの課題を抱えています。まず大きいのが人手不足です。塗装剥離は依然として人の手に頼る部分が多く、養生・剥離・回収・清掃と複数の作業が発生します。人員の不足は、そのまま工期やコストへ直結してしまいます。
さらに、作業者への負担も見過ごせません。重い工具の使用、長時間の作業、不自然な姿勢、高所や狭所での施工など、身体的に厳しい作業環境であることが少なくありません。
加えて、工法によっては粉塵・騒音・臭気・飛散への配慮も必要になります。「剥がせればよい」ではなく、「いかに負担を減らすか」という視点が、求められています。
代表的な塗装剥離の方法と、それぞれの課題
現場で使われている塗装剥離の方法には、それぞれ特徴と課題があります。代表的な3つを見てみましょう。
- ① 研磨による剥離
- ② ブラスト処理
- ③ 剥離剤の使用
サンダーなどの工具で塗膜を削り取る方法です。比較的広く採用されていますが、大面積になるほど作業時間と身体的負担が大きくなりやすく、人手に頼る部分が多いのが実情です。
研磨材を吹き付けて塗膜を除去する方法です。処理能力が高い一方で、研磨材と塗料カスによる廃棄物が発生しやすく、施工環境によっては粉塵の飛散対策や大がかりな養生が必要になります。
薬剤で塗膜を軟化させて除去する方法です。工具では対応しにくい箇所にも使えますが、薬剤の種類によっては臭気や安全対策など作業環境への配慮が求められる場合があります。
どの方法にも得意・不得意があり、対象物や施工条件によって最適な工法は変わります。だからこそ、「もっと人手や負担を抑えられないか」というニーズが年々高まっているのです。

新しい選択肢として注目される「自己剥離」
こうした課題を背景に、従来とは異なるアプローチの塗装剥離技術も登場してきています。そのひとつが「自己剥離」という考え方です。
これは、塗膜を人の手で直接削り落とすのではなく、自己剥離剤が乾燥時に縮もうとする力を利用するという発想です。機械的なけれん作業だけに頼らないため、
- 作業時間を削減できる
- 作業負担を軽減する
- 周辺環境への影響が少ない
といった点から、人手不足や作業負担に悩む現場の新しい選択肢として注目されています。
そして、この「自己剥離」の考え方を形にした新しい自己剥離剤が、あるメーカーより間もなく登場する予定です。従来の塗装剥離工程を見直したい現場にとって、有力な一手となる可能性を秘めています。
塗装剥離の負担軽減、気になることは岡畑興産へ
塗装剥離は、再塗装の品質を左右する重要な工程でありながら、人手不足・作業者負担・安全対策への配慮など、多くの課題を抱えています。
だからこそ、「どれだけ剥がせるか」だけでなく、「どれだけ現場の負担を減らせるか」という視点で工程を見直すことが、これからますます大切になっていきます。
岡畑興産では、メーカーから間もなく登場するこの自己剥離剤を取り扱う予定です。従来の工法とは異なるアプローチで、人手不足や作業負担、工程改善といった課題をお持ちの現場に、新たな選択肢をご提案できればと考えています。
- 現在の塗装剥離工法を見直したい
- 作業者の負担を減らしたい
- 人手不足への対応を検討している
- 新しい塗装剥離技術を試してみたい
こうしたお悩みがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。サンプルのご提供や評価のご相談も承っております。常設オンライン展示会「どこ展 2.0」でも多くの原料をご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください♪
