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2024.05.30

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)とは?効果や安全性を解説

こんにちは。「岡畑興産」の菅です。

 

殺菌効果が高い「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」。

薬用で使われる成分ですが、どんなものに使われているか気になりますよね。

 

使用するにあたって安全性の高さはもちろん、どんな原料でどんな効果があるのかも知っておきたいところです。

 

今回は、そんなイソプロピルメチルフェノールについてのお話です。

配合目的や良い効果、副作用はないかなど、詳しくご紹介していきます!

手で泡立てる

 

 

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)とは?まずは特徴を確認

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は、以下の通りです。

  • 医薬部外品表示名称:イソプロピルメチルフェノール
  • 化学品名:3-メチル-4-イソプロピルフェノール
  • INCI名:O-CYMEN-5-OL
  • 化粧品表示名称:O-シメン-5-オール

 

以下のような構造式で構成されています。

イソプロピルメチルフェノール構造式

家庭薬等に広く利用されている唇形科植物の揮発油の主成分である「チモール」の異性体で、低臭・低味性・低刺激であり、高い安定性・高い安全性をもつ成分です。

さらに、紫外線吸収性・抗酸化性、そしてバイオフィルムへの浸透性にも優れています。

 

殺菌効果が高く、医薬品では軟膏や傷消毒薬、そのほか制汗剤、薬用石けん、薬用歯磨き粉、ハンドソープなどに使用されることが多いです。

 

化粧品メーカーなど国内外で長年にわたる国内販売実績があり、後に詳しく説明しますが、安心して使用できる成分といえるでしょう。

 

 

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)の効果・作用とは?

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は広範囲の殺菌性を持っており、細菌、酵母、カビに対して抗炎症作用があります。

 

そのため、イソプロピルメチルフェノールは「薬用※」として使われることが多いです。

 

※薬用とは医薬部外品のことで、厚生労働省が認めた効果・効能に有効な成分を一定以上の濃度で含む製品のこと

 

化粧品では、ニキビの原因となるアクネ菌やマラセチア菌を減らして炎症を鎮められるため、ニキビケア商品に配合されていることが多く、防腐剤としての役割もあります。

 

また、汗をかいたときに臭いの元になる皮膚表面の細菌雑菌の繁殖も抑えられるため、制汗剤の成分としてもよく使われています。

 

薬用ハンドソープの殺菌成分としてもよく使用されており、コロナ禍においてはハンドソープの需要が高まったことで、イソプロピルメチルフェノールの需要も増加しました。

 

イソプロピルメチルフェノールはバイオフィルムへの浸透性にも優れているとお伝えしましたが、その効果を利用して、歯磨き粉では殺菌剤として使用されています。

 

バイオフィルムとは、歯垢が口腔内に長時間留まって膜のようになったもののこと。

バイオフィルムの状態になると、他の殺菌剤ではなかなか効果が出ませんが、イソプロピルメチルフェノールはバイオフィルムに浸透し、バイオフィルム内の細菌を殺菌する効果があるため、歯周病が進行している場合にも効果が期待できます。

 

岡畑興産では、中国のイソプロピルメチルフェノール専業メーカーの製品をご提案しています。

 

医薬部外品原料規格を満たしており、部外品にもご使用頂ける高品質な製品です。

 

 

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)の安全性

肌の悩みを抱える女性

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は、急性毒性、皮膚刺激性、粘膜刺激性などが確認されており、皮膚への刺激性や炎症性はありません。

 

また、イソプロピルメチルフェノールは長期間または広範囲に使用しないこと、外用にのみ使用することなどの注意点があり、化粧品に使用する場合は、以下の配合上限が設けられています。

  • 「粘膜に使用されることがない化粧品のうち、洗い流さないもの」及び「粘膜に使用されることがある化粧品」については、100g中に0.10gまでの配合上限が設定されています
  • 「粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すもの」に対しては配合上限はありません

 

配合上限内であればアレルギーを引き起こす可能性は低く、安心して使って頂ける成分です。

 

 

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)の効果や安全性を知って正しく活用!

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は殺菌効果の高い成分で、制汗剤、薬用石けん、薬用歯磨き粉、薬用ハンドソープなどに配合されています。

 

アクネ菌やマラセチア菌にも効果があるため、化粧品ではニキビケア製品にも使用されることが多いです。

 

イソプロピルメチルフェノールは、皮膚への刺激性がないことが確認されている安全性の高い原料ですが「粘膜に使用されることがない化粧品のうち、洗い流さないもの」及び「粘膜に使用されることがある化粧品」については、100g中に0.10gまでの配合上限が設定されています。

 

配合上限を守ったうえで、使用しましょう。

 

岡畑興産は、東アジアを中心に化粧品原料を豊富に取り扱う化学品専門商社です。

化粧品原料のことなら、岡畑興産にお気軽にご相談くださいね!

岡畑興産が運営している常設オンライン展示会「どこ展 2.0」でも

詳しく紹介していますので、ぜひお越しください。

 

岡畑興産 菅 カン

岡畑興産株式会社
機能化学品事業部

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