2022.05.06
コロナ禍での働き方の変化とは?メリット・デメリット、今後の変化も
こんにちは、岡畑興産の山田です。
まだまだ、落ち着きを見せてくれないオミクロン株を含めた新型コロナウィルス。
水際対策を個々に継続していくほかないですね。
緊急事態宣言・蔓延防止措置・自粛・水際対策、いろいろな聞きなれない言葉にも慣れざるを得なかった約2年間。
コロナ禍で働き方はどう移り変わってきたのか、全体の変化も気になりますよね。
今回はコロナ禍での働き方の変化について、大きな変化と弊社での取り組みも含め紹介させて頂きます。
コロナ禍で働き方はどう変化した?
働き方の大きな変化としては、WEB営業・リモートワーク・在宅勤務・時差出勤・コロナウィルスという言葉が違和感なく使用されることになったことでしょうか。
時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く形態や、密が回避できるゆとりを持った通勤時間の設定など、ライフスタイルが大きく変わった方は多いです。
営業面でのインパクトはやはりWeb会議(ZOOM・TEAMSなど)の浸透で、コロナ禍であっても人とのつながりやすさを実感しました。
一方で、自由に動ける分「生産性」が下がり、逆に労働時間が増えたといった問題や、気軽な相談がしづらいといったコミュニケーション面での問題点も議題に挙がっているようです。
岡畑興産のコロナ禍での変化
弊社内での大きな変化では、便利ツールの導入初期にトップ直々に在宅勤務ができる体制に舵切りをして頂いたこともあり、スピーディにいろいろなツールが入った点が一つです。
初期段階にトライ&エラーすることができていたので、慣れるまでに多少の時間はかかりましたが、比較的スムーズに移行できたのではないかと実感しております。
まだまだ発展途上ではありますが、便利なツールのさらなる使いこなしに、一同まい進中です。
さらに、東京・大阪ともにオフィス内は営業メンバーはフリーアドレス化!
一人一席スタイルから変貌を遂げました。
営業サポート(業務)メンバーもデスクトップからノートパソコンへ。
オフィス以外からでも受発注・デリバリー対応ができるスタイルへ早期対応しました。
社内外問わず当たり前ですが、初めての経験なので、最初は慣れないながらも一つ一つ経験を積み重ねて今も試行錯誤しながら進めております。
昨年からの大きな取り組みでは、こちらのブログに代表されるWEBコンテンツの取り組みです。
こちらもまだ発展途上中ですが、弊社独自のどこでもひとり展示会:「どこ展」では24時間どこでもご覧いただけるよう、お客様のお役に立ちにつながるであろう機能製品・香粧品関連原料のコンテンツを作り続けております。
ぜひ一度お越しください。
コロナ禍の働き方の変化にメリット・デメリットはある?
便利なツールを駆使しながら日々の実務を実行中ですが、メリット・デメリットも見えてきました。
働く場所・時間の柔軟性は格段に高まったといえますが、一方でオンライン環境の整備が必要であったり、一人ひとり生活スタイル・居住条件が異なりますので、できれば出社勤務した方が…といった事情もあったりするようです。
デメリットの主軸としては、生産性が下がって労働時間が増えたという点や、コミュニケーションがとりづらいという点がよく挙げられているとお話しましたが、以下のような点も考えられます。
- 様々な環境での実務対応における情報漏洩の可能性上昇
- チームメンバーの動きが把握できない
- リアルとは異なり、表情・しぐさ・温度感の把握が難しい
- 業種・部門によっては在宅勤務では対応できない仕事も多々あるため、対応できる・できないメンバー間での不公平感が生じる
このような点においては、改善すべき対策が必要ですが、メリット部分も多いです。
オンラインでつながれることによる、場所を選ばず商談・セミナー・ミーティングに柔軟に参加できるのはメリット最上位かと思います。
それに伴い移動時間・コストの削減、満員電車からの解放も大きなメリットです。
こちらもメリットの一例ですが、海外の工場監査・生産立会が現地メンバーとオンラインでつながることで実施できたことはかなりの時間・コストの削減につながったといえます。
自身の目で見られない部分での不安は完全にはぬぐうことはできませんが、費用対効果を考えると、良い意味での柔軟な変化と捉えております。
コロナ禍で変化した働き方、今後はどうなる?
現状の働き方が2020年3月以前の状態に戻るかと言えば、元に戻ることはないと感じます。
今の取り組みを常態として、さらに試行錯誤をしていくことで、実状に応じたより良い形を作っていくしかないと考えております。
今メリットと感じていることもデメリットになることもあり得るでしょうし、新たな気づきはそこかしこに…日々トライ&エラーの継続しかないかなと。
便利なツール・デジタルを経験したからこそ、リアルで会うことの重要性にも改めて気づけました。
特に社内外問わず初めてお話させて頂く方々との信頼関係構築・コミュニケーション、コロナ前から懇意にして頂いている方々とのちょっとした雑談や相談、これらは不要と感じる方もおられるかもしれませんが、個人的には大切な時間であると感じております。
また、新たに仲間になった方々との関係構築・コミュニケーションもデジタルだけではなんとも難しい部分があるでしょう。
同期同士がリアルで会えず、WEB上でも常にマスクもしており、マスクした顔しか浮かんでこないというのは(今の普通なのかもしれませんが)、「う〜ん」と考えてしまいます。
中学・高校では給食・お弁当の時にしかマスクから下が見られないなんてお話も…この点に関しては元に戻ることを切に願っております。
大きな課題点として、これからはリアルとWEB面談のハイブリット営業が求められることになり、お客様・会社メンバーとのコミュニケーションをいかにスムーズかつタイムリーに実施していき、カスタマーサクセスにつなげていくかという点が挙げられます。
今後、このバランス感覚がキーになっていくと考えております。
コロナ禍で起きた働き方の変化。今後も柔軟な対応を
一番の大きな変化としては、WEB営業・リモートワーク・在宅勤務・時差出勤など自由で柔軟な働き方が増えたことでしょう。
自由さが良い方向にいった企業もあれば、さまざまな課題点が挙げられている企業もあります。
いろいろ思い返しつつ書いてまいりましたが、「コロナのせいで」と考えるのではなく、「コロナのおかげで」と考えを変化させることが、何より大事です。
これからも出てくるであろう新たなアイディア・風潮・考え方にフレキシブルに思いを寄せて、大きな変化に感謝するくらいの気持ちで進めていくと少しずつ課題点も解決していくのではないでしょうか。
いろいろな波に乗りつつ飲まれつつ、ちょっとは抗いつつ、その時の良いもの・それまでの良かったものを少し冷静に見定めていくことが、今回劇的な変化を受けざるを得なかったおかげの「気づき」ではないでしょうか。
今回の変化は介護や新たな命の誕生・成長に携わる方々にとって選択肢の拡大になっていると思いますし、デジタルは便利で良いけれど、置かれている環境や立ち位置によってはアナログがベターなこともあるでしょう。
変化をチャンスと捉えて良い変化は学んで吸収し、マッチしなければ吐き出していく。
この繰り返しで、様々な世代が介在する社会・企業・組織の最適解を模索し続けていくことが、心地良い仕事環境を作り出す一歩につながると信じて変化し続けましょう。
岡畑興産は、東アジアを中心とした化学品専門商社です。
取り扱いのある機能製品・香粧品関連原料は「どこ展」でもご紹介しておりますので、よければそちらも覗いてみてくださいね。