お問い合わせ

岡畑興産ブログ

BLOG

2021.05.20

グリチルリチン酸ジカリウムとは?肌への効果や危険性の有無について解説!

こんにちは。「岡畑興産」の菅です。

 

肌荒れ防止効果があり、スキンケア商品の添加剤としてよく使用される「グリチルリチン酸ジカリウム」。

どんな成分でどう美肌効果があるのか、安全性は高いのかなど気になる点はたくさんあります。

 

今回はグリチルリチン酸ジカリウムとはどんなものか、詳しく解説!

原料や抽出方法、良い効果や危険性の有無までお話ししていきます。

リチルリチン酸ジカリウム

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムとは?

化粧品の添加剤として多くの使用実績を持ち、敏感肌におすすめされることの多いグリチルリチン酸ジカリウム。

 

化粧品表示名称はグリチルリチン酸2K、薬部外品表示名称がグリチルリチン酸ジカリウム、INCI名はDipotassium Glycyrrhizateと表されています。
INCI名とは、化粧品成分の国際命名法により名付けられた国際的な名称のことです。

 

用途としては化粧品では、メイクアップ化粧品・下地、洗顔料、スキンケア・ボディケア・ヘアケア製品、日焼け止め製品などに用いられることが多いです。

また、アレルギー性結膜炎に対する有効性が認められていることから抗炎症剤や点眼薬に用いられることもあります

【構造式】

 

 

 

 

 

このような構造式で構成され、マメ科植物カンゾウの根(生薬名:甘草)から抽出して作られます。

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムとはどんな成分?肌への効果とは?

グリチルリチン酸ジカリウムは「甘草」という植物から抽出される植物由来の成分です。

 

甘草の多くは中国で栽培されており、漢方としても使用される植物で、枝や根の部分からグリチルリチン酸ジカリウムを抽出します。

 

岡畑興産の取扱メーカーも中国メーカーですが、このメーカーはウズベキスタンの甘草農園から甘草を調達しています。

また、中国国内に自社の農園を設け、原料の調達先を増やそうとしています。

 

グリチルリチン酸ジカリウムは優れた消炎効果を持っており、医薬品では風邪薬や口腔内殺菌、鼻炎薬、胃腸薬、点眼薬に使用されます。

化粧品では具体的な商品は先ほどもご紹介しましたが、肌荒れ防止、ふけ、かゆみ防止などを目的に配合されることが多いです。

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムに危険性はない?

 

長期内服することで、まれに偽アルドステロン症の発症という副作用は報告されています。

しかし現在までの長い使用実績の中で、化粧品医薬部外品外用で重大な副作用は報告されておらず、安全性では問題ないと言っても良いでしょう。

 

また、皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性、光毒性、光感作性もほとんどなしと報告されています。

ただし化粧品、医薬部外品では配合量が制限されているため、以下のような配合量に注意してご使用ください。

 

 化粧品に配合する場合の配合制限

  • 粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すものに100g中0.80gまで
  • 粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流さないものに100g中0.5gまで
  • 粘膜に使用されることがある化粧品に100g中0.20gまで

(薬食審査発第0524001号「化粧品に配合可能な医薬品の成分について」)

 

医薬部外品に配合する場合の配合制限(g/100g)

  • 薬用石けん・シャンプー・リンス等、除毛剤 100g中0.80gまで
  • 育毛剤 100g中0.30gまで
  • その他の薬用化粧品、腋臭防止剤、忌避剤100g中 0.30gまで
  • 薬用口唇類 100g中 0.20gまで
  • 薬用歯みがき類  100g中0.20gまで
  • 浴用剤 100g中0.20gまで

※グリチルリチン酸及びその塩類並びにグリチルレチン酸及びその誘導体としての合計

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムの効果や安全性を知って正しく活用を

化粧品の添加剤として多くの使用実績を持つ、グリチルリチン酸ジカリウム。

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草から抽出される植物由来の抗消炎剤で、スキンケア製品、シャンプーなどでよく使用されています。

 

また、優れた消炎効果を持っており、医薬品では風邪薬や口腔内殺菌、鼻炎薬、胃腸薬、点眼薬に使用されます。

 

刺激性が低く副作用はほとんど報告されていないため、安全性も高いといえるでしょう。

配合制限は定められているため、配合量は守ってお使いくださいね。

 

岡畑興産で運営している常設オンライン展示会「どこ展-どこでも、ひとり展示会」でも紹介しています。

グリチルリチン酸ジカリウムについてはこちら>>>どこ展-グリチルリチン酸ジカリウム

 

岡畑興産は、東アジアを中心に化粧品原料を豊富に取り扱う化学品専門商社。

化粧品原料のことなら、岡畑興産にお気軽にご相談くださいね。

岡畑興産 菅 カン

岡畑興産株式会社
機能化学品事業部

facebook

twitter

line

CONTACT

ご相談・お問い合わせはこちらから

ご相談・お問い合わせ