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SDGs

2021.02.15

靴で出来るサステナブルは?SDGsのこと

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国内外問わず靴の材料を販売させている弊社ですが、その中でも昨年あたりから良く聞くSustainable(サステナブル)というワード。

「何かサステナブルな材料無い?」とう問い合わせが最近やたら多い。

Sustainable=持続可能 な素材って何?

さて、そもそも我々に求められているサステナブルってどの程度? 

そんなことで、今回はサステナブルについてです。

SDGs

 ここ数年で急に日本でもサステナブルって言い始めたなと思っていたのですが、20159月に国連でSDGsが採択されたことによりこの動きが加速したようです。

なんと5年前。世界から取り残されていると感じ、”遅いよ、日本” と軽くショックでした。 

 

そもそもSDGsとは。。。

SDGsは Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、国連加盟の193カ国が2016年~2030年までに達成するために掲げた目標とのこと。

17の目標とそれを達成する169のターゲット、さらにその下には232の指標の3階層で構成されています。

 

17ある目標のうち、今回は靴に関係がありそうな目標12について、深掘りしてみましょう。

 

SDGs 目標12 とは?

目標12.つくる責任、つかう責任 ~持続可能な消費と生産のパターンを確保する~

12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する

 

弊社もリサイクルPETボトルを使用した人工皮革などずいぶん前から販売させていただいているのですが、ここ数年需要が増えています。

12.5 「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」

 靴のOEMでは、ターゲット項目12. 5  リサイクル素材を使用する事がSDGs貢献への近道になりそうです。

 

 

ペットボトルを再生利用している帝人コードレ Vegan Leather/ヴィーガンレザー のお問い合わせはこちらへ。 お問い合わせ

シューズ業界サードウェーブを目指す ビーガン・シューズを作れ… イノベーションに食らいつくOKHK(OKAHATA HONG KONG CO.,LTD.)最新レポート  Okahata News Letter 2020.08

 

ブランドの取り組み

欧米のブランドはだいぶ前からサステナビリティへの取り組みを強化しています。

 

NIKEMOVE TO ZEROと銘打って靴だけにかかわらず積極的にリサイクル素材を使用しています。

全製品の75%が再生素材で、ペットボトルからの再生ポリエステルを服や靴に用いているほか、靴のソールでも再生素材を採用しています。

加えて箱のボール紙や用紙のリサイクル率も84%との徹底ぶりです。

 

adidasは海洋プラスチックを使用した靴を開発し、2024年までに、未使用プラスチックの代わりに100%リサイクルポリエステルを製品に使用することを目指すという目標を掲げています。

 

各ブランドの取り組みや商品を深掘りしてみると、靴業界が目指している方向が見えて面白そうですね!

また更新します!!

 

書いた人: サッカー大好き ベランダでトマトを育てる靴材料営業担当K

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