靴の開発とOEM

2021.05.28

OEMとODMの違いは? メリット・デメリットと比較

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こんにちは、靴のOEM商社「岡畑興産」のはなです。

 

OEMやODMというワードをビジネスシーンで良く聞きますが、案外と違いについて正しく理解していないかも知れません。

 

今回はそんなOEM、ODMの違いやそれぞれのメリットとデメリットについて説明します。

OEM、ODMそれぞれの特徴やメリットデメリットの違い

似ているようで違う「OEM」と「ODM」、それぞれの特徴やメリットデメリットから違いを比べてみましょう。

 

OEMとは?

OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字を略したもので、日本でも、そのまま「オーイーエム」と呼ばれています。

他社ブランドの製品を製造すること、あるいは製造を行う企業を指し、委託者から依頼を受け、商品を製造して納品するまでを請負う(受託)ことです。

 

OEMを知るために、受託者、委託者それぞれの立場からどんなメリット・デメリットがあるのかについてもご紹介していきましょう。

 

OEMの受託者側のメリット

・一定の生産量を確保できるため、仕事の量が安定する
・生産余力を活用でき、技術水準の向上を見込める
・有名ブランドなど、他社の力を借りて売上高を伸ばすことができる

 

OEMの受託者側のデメリット

・他社のブランド力に頼るため、自社ブランドがなかなか浸透しない可能性がある
・収益率が低くなる

 

OEMの委託者側のメリット

・生産能力の不足を補うことができる
・設備投資、人員確保が不要で自社で生産するよりもトータル的にコストを抑えられる
・新商品の企画開発や販売など、生産以外の業務に集中できる
・製造部門をもたない業種でも、自社ブランド品を作ることができる

 

OEMの委託者側のデメリット

・提供した製造技術や生産ノウハウを受託者が習得することで、受託者が競合となる危険性がある
・受託者が類似製品を開発する危険性がある
・他社に任せっぱなしにすることで、自社の技術力が低下する可能性がある

 

ODMとは?

ODMとは「Original Design Manufacturing」を略したものです。

OEMでは企画開発設計を委託者が行い、受託者が生産をするのに対して、ODMは製品の企画から開発設計、そして生産までの全てを受託者が行います。

簡単に言うと委託者は、すっかり出来上がった製品を自社ブランドのロゴをつけて販売するという方法です。

 

簡単に感じるODMですが、委託者受託者にはどんなメリット・デメリットがあるかについても解説していきます。

ODMの受託者側のメリット

・企画開発、製造を行った製品や部材を委託者に供給することで大量生産ができ、製品のコストダウンができる
・自社のリソースを有効に使え、平準化も可能

 

ODMの受託者側のデメリット

・他社のブランド力に頼るため、自社ブランドがなかなか浸透しない可能性がある
・自社で販売する場合より収益率が低くなる
・製品クレームの内容によっては責任の線引きが難しい

 

ODMの委託者側のメリット

・トータル的に生産にかかわるコストを抑えることができる
・ノウハウを持たずに自社製品を作ることができる
・企画・開発・製造部門を持たずに済み、経営資源(人材)を宣伝や販売に集中できる

 

ODMの委託者側のデメリット

・企画・開発・製造のノウハウが蓄積できず、スペシャリストが育ちにくい
・他社に任せっぱなしにすることで、自社の技術力が低下する可能性がある
・自社で企画開発している競合に負ける可能性がある
・類似商品を避けられず競争力が低くなる

 

 

 OEM・ODMと混同しやすい「EMS」とは?

 

 

同じアルファベットの呼称なため、混同しやすいEMSですが、どんな特徴があるか改めてご紹介します。

EMSとは「Electronics Manufacturing Service」の略で、電子機器の製造を受託すること、あるいはそれを受ける企業のことです。

EMSは特に電子機器の製造に限定して使うサービスでしたが、今ではマーケティングや輸送まで幅広く対応する企業が増えています。

 

OEMとの違いとしては、EMSでは設計・開発・製造を受託者が行いますので、どちらかというとODMに近いサービスとなります。

Eletronicsとあるように電子機器に関わるサービスに限定されます。

 

電子機器の開発には専用の設備が必要でお金も掛かる上に、技術進歩のスピードが速いので得意な企業に委託するメリットはとても大きいと言えるでしょう。

 

 

OEM・ODM・EMSの違いを知ってじっくり検討を

OEMは、他社ブランドの製品を製造すること、あるいは製造を行う企業を指し、委託者から依頼を受けて商品を製造して納品するまでを請負う(受託)こと。

 

ODMは、企画開発設計を委託者が行い、受託者が生産をするのに対して、ODMは製品の企画から開発設計、そして生産までの全てを受託者が行うこと。

 

EMSは、電子機器の製造を受託すること、あるいはそれを受ける企業のことです。

 

OEM、ODM、EMSには、それぞれ異なるメリットデメリットがあります。

どのような方法が自社製品の製造に合っているか、どのような製品が作りたいかを考え、適した方法を選択することが大事です。

 

くつナビを運営している岡畑興産ではシューズ・シューズ関連製品のOEM、ODMを承っています。

ご検討中の方はぜひ、ご相談くださいね!

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