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レポート

2023.08.17

ヒコみづの×岡畑興産(くつナビ) コンセプト発表前半

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こんにちは!新入社員のかげやまです!

ヒコみづのジュエリーカレッジと岡畑興産の産学協同プロジェクト記事の第四弾です。

本日はヒコみづのの学生さん達のコンセプト発表でした。

今回のテーマは「サッカースパイク」です。

靴を作るにしても、まずはサッカーについて知ることが必要ですし、市場リサーチからどのようなサッカースパイクが求められているのか、もしくはどのようなサッカースパイクなら興味を持ってもらえるのかを考える必要があります。

そしてリサーチした内容を元に作品のコンセプトを練っていきます。

今回は二人一組でチームを組んで、チーム毎に1つのサッカースパイクを仕上げて貰います。私たちからは見えないところではありますが、それぞれ想いの強い子たちです。チーム内で色々葛藤や悩みもあったことでしょう。ですが、計10組のチームはそれぞれ素晴らしい発表をしてくれました。涙腺が弱くなったからでしょうか。終始ウルウルとしながら学生さんたちの素晴らしい発表を見させていただきました。

それぞれ興味深い発表内容でしたので全てくつナビにてご紹介します!!

今回は前半の5組を紹介します!

サッカースパイク×ファッション


チーム:【駆け込み乗車はお辞めください】 京王井の頭線吉祥寺行き2番線

今回一番文字数の多いチームの登場です!!!

なんと彼らは学生時代バリバリの運動部所属であるにも関わらず、選んだコンセプトは「サッカースパイク×ファッション」でした!

なるほど、確かにスポーツシューズはいつだってファッションのトレンドに入ってきました。例えばバレエシューズなんかはもちろん、スケートシューズや、バスケットボールシューズなども、そのスポーツをしていなくても身近にファッションに取り入れられています。

しかし!!サッカースパイク!?!?ここに疑問をもったのが、文字数No1チーム。

確かにサッカースパイクを私服で楽しむ人をみかけたことがないかもしれません。

どのようにサッカーシューズをファッションの側に取り込むのでしょうか、楽しみです!

 

地球に優しいスパイク


チーム:通勤急行21

なんとこちらもサッカー経験者二人組のチームです。コンセプトとしてはミニマルデザインのサッカースパイクを構想しています。

デザイン過多によってシューズが重くなることを防ぎ、軽くて通気性のあるスパイクを考案中とのこと。

サッカースパイクのトレンドの1つに軽さがあります。それこそ1gの軽量化を求めて、日々技術競争が繰り広げられています。

そんなサッカースパイクのトレンドに、ミニマルデザインで挑みます

 

プロテクト「怪我から護るスパイク」


チーム:Team 渡NABE

絶対にこのチームには”わたなべ”さんが二人いる。絶対に。そんな予感たっぷりなTeam渡NABEは”怪我から護るスパイク”を構想しています。

ターゲット設定がとてもおもしろく、”コロナ明け、久しぶりにサッカーをしようとしている、運動不足の社会人”だそうで、そんな絶賛コロナ太り社会人を護る為のスパイク!

アイデアとしてブーツタイプのスパイクを考えているようです。こちらも完成が楽しみです。

にしてもターゲットがまさか私だとは思いませんでした。コロナ太り万歳!

 

キーパーの力を引き出すスパイク


チーム:STICK TO GROWTH

このチームはキーパーに焦点を絞りました。特にキーパーのジャンプ力を向上させるような機能性を活かせるサッカースパイクをコンセプトに!

バレーシューズだとポジション別のカテゴリ分けがあったりもするのですが、

キーパー専用シューズって、確かにありませんよね。

ところでどんなスポーツでも”あと数センチ”が勝敗に決定的な影響を与えることがあります。特にキーパーであれば、あのPKの時に、あと数センチ、いや、数ミリ!この手を伸ばすことができればゴールを防ぐことができたのに…

そんなあなたのジャンプ力を少しでも伸ばしたい!

切実な想いを感じました。

 

トップオブトップ +αする靴


チーム:ジョホールバル

ジョホールバルのメンバーは二人ともサッカー経験者です。コンセプトは”トップオブトップ、プロの為のサッカースパイク”です。

海外プレーヤーと日本人プレーヤーを比較し、より日本人に合ったコンセプトを抽出。

サッカーで必要なコンセプトをキック、タッチ、トランジションの3つに絞りました。それぞれのコンセプトに対して機能性材料を使用することでスパイクを作成する、問題解決型のコンセプトを提示してくれました。様々なデータを根拠に弊社が提供した機能性材料の使用意図を説明。まさにサッカー経験者の二人だから出来る説得力のある発表でした。

 

まとめ

いかがだったでしょうか!どれも形になるのが楽しみなコンセプトばかりです。

今回は5組のご紹介でした!次回後編も乞うご期待!

ヒコ・みづのさんのインスタもぜひチェックしてみてください。

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しています。

靴や靴の素材、豆知識などさまざまな知識を発信していますので、こちらもぜひご参考ください!

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、SDGsに貢献できる材料開発・用途開発を進めています。

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