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岡畑興産ブログ

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2024.05.11

中国の化粧品市場の規模は?市場の動向・今後の展望も確認

你好(ニーハオ)!岡畑興産上海の竹内です。

 

近年、中国化粧品市場は急速に成長しており、消費者の意識や購入方法にも変化がみられます。

 

今回は中国市場の規模、消費者意識、購入方法などについてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

化粧品

 

 

現在の中国の化粧品市場規模は?

2023年の中国の化粧品市場規模は、5100億元(730億ドル=約10兆円)を越えたとされ、世界第2位の市場となっております(1位は米国、3位は日本です)。

 

前年比7~8%増と安定して拡大を続けていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年は前年比7%減となりました。

 

その後、反動もあって2021年は前年比15%増となり、2022年、新型コロナウイルスの影響を受け2023年も前年比6%台の増加となっております。

 

中国は人口が2022年に減少に転じ、2023年にはインドに抜かれたとされておりますが、化粧品市場においては、若年層の消費拡大・地方都市の消費額伸張などにより、さらなる成長が見込まれるでしょう。

 

現在はスキンケア製品中心の市場ですが、OLや学生を中心にメイク習慣が広がっていることもあり、メイクアップ製品の売り上げも伸長しております。

 

また、中国コスメとともに韓国コスメも注目を集めています。

以下のブログで違いについて触れているので、チェックしてみてくださいね。

 

中国コスメと韓国コスメの違いは?メイクの差や注目商品もご紹介|岡畑興産株式会社 (okahata.co.jp)

 

 

中国での化粧品の購入方法・情報収集方法も知ろう

ライブコマース

日本ではデパートやドラッグストアなどの実店舗からのオフラインの情報収集が多いですが、中国ではSNS・口コミなどオンラインからの情報収集が多いようです。

 

メーカーからの発信に加え、KOL(Key Opinion Leaders キーオピニオンリーダー)といわれる多数のフォロワーを抱えるインフルエンサーの発信、さらに一般消費者の意見などを参考にしている傾向にあります。

 

このような紹介・口コミは、購入サイト内で行われていることが多く、そのままポチッと購入が可能です。

 

また、「ライブコマース」というインターネット上での生放送動画配信もトレンドとなっています。

 

ライブコマースとは、SNSや動画配信などのサービスを利用して、ライバーがライブ配信で商品を紹介し、視聴者に購買を促す販売手法です。

 

生放送なので、直接視聴者と双方向のやり取りが可能で、その場で疑問や不安なことを解消してから購入することができます。

ライブコマースでは、特に国内ブランドの化粧品がヒットしているようです。

 

最近では、デパートの実店舗は、実際のお客さんへの接客というよりライブコマースのスタジオのようになっているシーンをよく見かけます。

 

また、送料が日本と比べ安いことも実店舗での購入が少ない要因のひとつかと思います。

 

このようなオンラインでの販売が普及したのは、コロナによる行動変化の影響も大きいといえるでしょう。

 

 

中国の消費者が重視している化粧品の傾向は?

中国の化粧品消費者が重視する点は、第一に「安全・安心・信頼」のようです。

 

新興メーカーが多いこと、健康被害も起きていることが関係しているかと思います。

 

また、「価格」も同時に重視しているとのことです。

これは、ターゲット層によるところも大きいと思いますが、一般的には安全で価格が安いものを求める傾向にあるようです。

 

価格重視の部分でいうと、やはり中国の国内ブランドが有利になり、老舗中国ブランドはますます力を付けて、多くの新興メーカーが誕生しております。

 

そして化粧品原料でも同じことが言え、国内調達で、安全・安心・信頼かつコストメリットがある原料がより使われる傾向にあり、原料メーカーの競争も激化しております。

 

 

中国化粧品市場の今後の展望も予測!

中国化粧品市場は、今後もますます拡大を続けていくと考えられます。

 

オンラインでの販売が多くなり、中国国内メーカーが力を付けていくと考えられます。

実際、中国国内メーカーの実力はめまぐるしく成長しており、日本の化粧品メーカーにも引けを取らないほどになっています。

 

原料メーカーもさらに成長し、より高品質で安全な原料をよりコストメリットを出しながら提供できるようになるでしょう。

 

一方で、中国市場における日本の化粧品の輸入額は1位となっており、より消費者ニーズに合った商品を展開を行うため、日本の化粧品メーカーでも中国人消費者の好みや肌のリサーチを行うなど研究開発体制を強化しています。

 

不景気で化粧品などの嗜好品は景気の影響をすぐに受けるとはいうものの、中国での化粧品ビジネスは大きな希望があるでしょう。

 

岡畑興産では、中国国内メーカーへの化粧品原料の販売と、中国国内の化粧品原料を豊富に取り扱う化学品専門商社です。

 

中国化粧品原料のことなら、岡畑興産にお気軽にご相談くださいね!

 

 

中国化粧品市場は将来的にも期待大!ぜひご相談を

2023年の中国の化粧品市場規模は世界第2位の市場となっており、一時は新型コロナウイルスの影響を受けて低迷したものの、2023年には前年比6%台と増加傾向に。

 

現在はスキンケア製品中心の市場ですが、メイクアップ製品の売り上げもアップしています。

 

中国ではSNS・口コミなどオンラインからの情報収集が多く、近年では「ライブコマース」というインターネット上での生放送動画配信からも化粧品の購入につながるケースが増えているようです。

 

中国化粧品市場においては、中国国内メーカーはますます力を付けており、今後も拡大が期待できるでしょう。

 

岡畑興産では中国国内の化粧品原料を豊富に取り扱っているほか、常設オンライン展示会「どこ展2.0-どこでも、ひとり展示会」でも化粧品原料をご紹介しています。

詳しくご説明していますので、ぜひお越しくださいね。

 

岡畑興産 竹内 タケウチ

岡畑興産株式会社
機能化学品事業部

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