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2022.09.28

脱炭素社会に向けて個人でできる取り組みは?具体策をわかりやすく解説

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こんにちは。岡畑興産のこじろうです。

 

みなさん「脱炭素社会」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

 

聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実は脱炭素社会に向けて、私たちにも今から出来る取り組みがあります。

 

そこで今回は脱炭素社会の現状や課題点、脱炭素社会に向けて個人でもできる取り組みについてご紹介していきます!

まずは脱炭素社会の現状や課題点からチェック

脱炭素社会とは「温室効果ガス(二酸化炭素)の排出が実質ゼロの社会」のことを指します。

 

昨今、地球温暖化は世界中のみならず地球規模で非常に深刻な問題になっています。

そこで2015年のパリ協定において温室効果ガス(二酸化炭素)削減の国際的な取り決めが合意され、世界の国々は脱炭素社会を目指すことになりました。

 

日本では2020年10月当時の菅内閣総理大臣の所信表明演説で「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言し、本格的に脱炭素社会に向けて動き出しました。

 

カーボンニュートラルとは、脱炭素社会と違って温室効果ガスの排出をゼロにするのではなく、排出量=吸収量にして結果的にゼロにするという考え方です。

 

そして似た言葉でカーボンネガティブという取り組みもあるのですが、こちらは温室効果ガスの吸収量を排出量より多くするという考え方です。

 

カーボンニュートラル・カーボンネガティブについては、こちらのコラムでも解説しています。

 

 

現在、数々の日本国内の企業では、さまざまな形で脱炭素の取り組みを実施しています。

具体的には、会社内の電気を太陽光発電や地中熱を利用した再生エネルギーで賄う、温室効果ガス排出量が少ない原料への変更、自社商品における再生プラスチックの採用などです。

 

温室効果ガスを企業規模で減らすことは無駄を無くし、結果的にコスト削減にもつながります。

 

ただし、現状では日本における脱炭素社会の全てが順調に進んでいるかというと、残念ながらそうではありません。

 

仕組みを作ること・設備を導入することには大きな資金が必要になります。

そのため多額の資金負担が難しく、脱炭素社会への取り組みを導入できない企業が多くあるのも事実です。

 

しかし、こうした活動を知って実施している企業や取り組みを応援することも、脱炭素社会に向けた活動の後押しになるでしょう。

 

 

 

脱炭素社会を目指すために個人でできる取り組みは?

 

企業単位での取り組み以外で、私たちが個人でできる脱炭素社会に向けた取り組みをご紹介します!

 

 

公共交通機関、自転車、徒歩で移動

自動車から排出される温室効果ガスを抑えるために、可能な限り移動には自転車や公共交通機関を使い、歩ける場合は徒歩を選びましょう。

 

減らせる量は微少ですが、1人ひとりが意識することでチリも積もれば…です。

数百人、数万人規模でこの行動を意識すれば、脱炭素社会へと着実に近づくでしょう。

 

 

 

ゴミを減らしてリサイクルする

ゴミを焼却する際には、二酸化炭素が発生します。

つまりゴミの量が増えるほど二酸化炭素の量も増えるので、ゴミを減らしリサイクルすることが脱炭素社会へとつながります。

 

使い捨てのものよりも、持続的に使用できるもの・リサイクルできる素材のものを選ぶ、過剰梱包しているものを避けるといったことを心がけることでも、二酸化炭素の排出量を減らせます。

 

 

こまめに電気を消す

化石燃料(石油、石炭)由来の電気を作る際にも、大量の二酸化炭素が発生します。

無駄な電気の消費を避けることで、少しでも二酸化炭素の排出量が抑えられます。

 

例えば電源プラグをコンセントに差したままにしておくと、待機電力が発生して家庭の電気代5〜6%ほど消費すると言われています。

 

そのため、長いこと使用していない家電のコンセントを抜いておくだけでも、節電につながるほか、二酸化炭素の排出量を抑える効果があるのです。

 

電気代はどんどん値上がりしているので、お財布にも地球にも優しいと考えると心がけてみたくなりますよね。

差しっぱなしにしている電源プラグがないか、一度確認してみてはいかがでしょうか?

 

 

LED電球にする

みなさんの身の回りで使用している電球の種類はどういうものでしょうか。

もし、白熱電球を使用してるならばLED電球に変えてみませんか?

 

LED電球は白熱電球よりも消費する電力が少ないため、節電につながる上、二酸化炭素の排出量を抑えることができます。

 

さらにLED電球は長持ちするので、買い換える回数も少なくなり、結果的にゴミも減らすことができるため、簡単で一石二鳥な脱炭素社会への取り組みと言えます。

 

 

無駄を減らす

使わない試供品をもらう、食べきれない量の食品の購入、バーゲンセールですぐに着ない服の購入、お湯の出しっぱなし…など心当たりはありませんか?

 

こんな日常の無駄を見直すことも、脱炭素社会への取り組みになります。

何かを作るのにもエネルギーが使用され、捨てる時にも同じくエネルギーが使用されます。

日常の無駄を見直すことでもエネルギーの削減につながり、脱炭素社会の実現に少しでも近づけるでしょう。

 

 

ZEH(ゼッチ)住宅に住む

これから住宅の購入を検討している方は、ZEH住宅も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

 

ZEHとは「Net Zero Energy House (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称。

家でエネルギーを生み出し、そのエネルギーを使用して生活することで、住宅のエネルギー消費を実質ゼロにする高機能住宅です。

 

太陽光発電によって発電した電気を使うのはもちろん、省エネ設備、高断熱などがふんだんに取り入れられています。

高断熱になっているため、夏は涼しく冬は暖かく、過剰な電力消費も抑えられます。

 

また、家でエネルギーを生み出しているので、災害時でも電気の使用が可能です。

普段の生活を行うだけで、脱炭素社会へ貢献することができます。

 

 

 

脱炭素社会への取り組みは個人でも可能!日々の生活で意識しよう

脱炭素社会とは「温室効果ガス(二酸化炭素)の排出が実質ゼロの社会」のこと。

 

「脱炭素社会」と聞くと難しそうで、大きな会社がやってくれることと思いがちですが、私達がすぐにできることが、身の回りにあふれています。

 

車を使わない、ゴミを減らす、電球をLEDに変える、無駄を減らす、ZEH住宅を選ぶなど、簡単なことでも、1人ひとりが意識すれば大きな一歩へとつながります。

 

自分のためだけでなく地球のためにも脱炭素社会へ1歩踏み出してみませんか?

 

 

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しています。

靴や靴の素材、豆知識などさまざまな知識を発信していますので、こちらもぜひご参考ください!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

 

 

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