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靴の豆知識

2024.03.29

外履きを室内履きにするのはOK?外履きと室内履きの違いや選び方も紹介

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こんにちは、岡畑興産のすねやです。

 

スポーツジムや体育館など屋内で運動をすることになった時、どんな靴を選びますか?

 

外履きにしている履きやすい靴があるので、同じ靴を選ぼうという人は結構多いのではないでしょうか。

 

残念ながら、外履きと室内履きでは求められる性能や機能が異なるため、両方とも同じ靴にするのはあまりおすすめできません。

 

ではどんな靴をそれぞれ選べば良いのか、気になりますよね。

 

今回は外履きと室内履きの違いや、それぞれの選び方をご紹介します!

さっそく、それぞれの特徴やポイントを見ていきましょう。

 

 

外履きを室内履きにするのはOK?外履きと室内履きの違い

一般的に、外履きの靴を室内履きに使うことはNGです。

 

靴を洗ったとしても汚れの着色は残るため、周りの人が見たら外履きに見え、快く思わない人もいます。

気持ち良くスポーツを楽しむためにも、できれば室内履き専用の靴を用意しましょう。

 

靴には外履き向きの靴と室内履き向きの靴があり、それぞれ使用する環境と目的が違うため、適切に選択することが大切です。

 

外履き向きの靴と室内履き向きの靴の違いもご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてくださいね。

 

外履き向きの靴と室内履きの靴の違いとは?

ソールの違い

通常、外履き向きの靴はさまざまな地面に対応できるよう、靴底に凹凸のあるソールが多いです。

そのため、そのような靴を室内履きにすると床を傷つけてしまうことにもなります。

 

また、外で歩くために靴底が固く丈夫になっているので、室内スポーツなど柔軟なフットワークが必要とされる場面に向いていないものも多いです。

 

室内履き向きの靴は、床にやさしい素材やラバーなど特に滑りにくい素材が使われており、底が凹凸の少ない設計となっているのが一般的です。

 

アッパーの違い

外履き向きの靴は、通気性や防水性を重視し、耐久性のある素材が使われることが一般的です。

革や合成素材がよく使用されます。

 

一方で、室内履き向きの靴も通気性は大事ですが、さらに軽さや柔らかさも重視されます。室内履きには蒸れにくく軽い、メッシュ素材のアッパーが向いています。

 

 

なかには底の柔らかさなどを備えた室内履きと変わらない外履きもありますが、次でご紹介するポイントを踏まえて選んでみると良いでしょう。

 

 

体育館やスポーツジムで使用する室内履きの選び方

 

体育館やスポーツジムで使用する室内履きを選ぶ際には、特に快適性、サポート、グリップ、通気性などの要素を考慮することが重要です。

 

詳しくご説明しますので、参考にしてみてくださいね。

 

スポーツや活動の種類に合わせて選ぶ

ジムでのトレーニングや体育館での屋内スポーツの種類によって、必要なサポートやクッション性は異なります。

 

ランニングシューズ、バレーボールシューズ、バスケットボールシューズなど、目的に応じた適切な種類の室内履きを選びましょう。

 

スポーツジムで使用するなら、クロストレーニングシューズを選ぶのがおすすめです。

 

クロストレーニングシューズとは、さまざまな種類の運動やトレーニングに対応するために設計された多目的なトレーニング用のシューズです。

 

ランニング、ウエイトトレーニング、エアロビクス、サーキットトレーニング、屋内スポーツなど、幅広い活動に適したハイブリットスポーツシューズといえます。

 

ソールのクッション性とサポートを重視する

ソールに適切なクッション性があることで、足への衝撃を和らげ、快適な履き心地につながります。

 

厚めのソールであったり、足裏アーチや踵へのサポートがあると、長時間の使用や激しい運動による足への負担も軽減されます。

 

また、体育館やジムの床は滑りやすいことがあるので、ソールのグリップがしっかりしている靴を選ぶことで、安定性と怪我防止につながります。

 

ソールの種類と特性について解説している以下のブログも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

靴底(アウトソール)の種類とその特性について解説!

 

 

通気性の良いものを選ぶ

長時間の使用や激しい運動時には、足の汗を逃がす通気性が重要です。

 

通気性があるメッシュ素材を使ったアッパーや、ソールから湿気が排出されるような設計のシューズを選ぶのがおすすめです。

 

 

外履きを室内履きにしない方が無難!室内履きは目的に合うものを

室内で安全に動くためには、専用の室内履きを用意しましょう。

 

外履きの靴は洗ったとしても汚れをゼロにすることは難しく、ソールに凹凸があったり、靴底が固かったりするため床に傷をつける恐れや怪我をする恐れがあります。

 

室内履き向きの靴は床を傷つけないように滑りにくい素材やラバーをソールに使用し、底が凹凸の少ない設計になっています。

 

また、アッパー素材には通気性が高く、蒸れにくい素材やメッシュ素材になっているのが一般的です。

 

体育館やスポーツジムで使用する室内履きを選ぶ際には、活動の種類、ソールのクッション性やサポート、通気性などを考慮して選ぶのがおすすめです。

 

靴はブランドやモデルによっても仕様が異なりますので、このブログを参考に、ぜひ複数の靴を比較検討して選んでみてください。

 

岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しており、靴や靴の素材、世界の市場についての豆知識など、さまざまな知識を発信しています。

ぜひ、他のブログも読んでみてくださいね!

 

※岡畑興産株式会社は、化学品事業靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

 

この記事を書いた人

岡畑興産株式会社・靴受託事業部すねや

主にシューズOEMの生産管理を担当しています。
海外関連会社、工場との連携で納期と品質面でお客様に満足頂けるように頑張っています。
今の関心事はSDGs。マイクロプラスチック気になります…

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