輸入 材料 海外

商社だから当たり前ですが、貿易しています!

寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

寒くて、リモートワークで、STAY HOMEなとき、くつナビを読んで 『へぇ~。』 『ほんと?』『なるほどね。』と共感頂けることを願って、今回も商社ならではの、お話をお送りします。

 

フォワーダーさんとは、、、

みなさんは今、身の回りで【貿易】が関わっていないものはお持ちでしょうか?

ぱっと手にとれるものほとんどは貿易、輸出入が関わっているのではないでしょうか?

現在の日本にとって輸出入は生活において欠かせないものです。

 

 

日本の主な輸出品目は自動車、自動車部品、鉄鋼、半導体などの電子部品などです。大体が製造業に関わるもので占めています。

輸出先としては中国、タイ、アメリカ、オーストラリアと全世界へ、、、アジア各国は製造拠点のある日系工場が多いため必然的に輸出量も多くなります。

 

毎日使うPCやスマートフォンも、日本から電子部品を海外の工場へ輸出、そして海外工場で製造されたものを製品として輸入しているケースがほとんどです。

 

私たちはシューズOEMをやっている商社として、靴に使う材料を輸出しています。(別事業部では化学品、香粧品そして前出の電子部品も扱っていますよ)

 

シューズOEMの場合の輸出では、

発注したシューズを作るために必要な数量の日本材料をメーカーさんに発注します。 材料の搬入先は出港する港の倉庫です。

そこから輸出先(荷受人)の指定する海外の港へ輸送し、荷受人(=工場)が到着港で輸入手続きし、靴の生産工場へ届けられるという流れです。

 

私たちは貿易のプロですが、通関そのものはできません。 【フォワーダーさん】がいなければ、貿易業務を完遂することは出来ないのです。

 

フォワーダーとは輸出入の際に必要な税関への申告(通関作業)、輸送する船のスペース確保(BOOKING)、納品先までの国内配送を代行してくれる企業のことです。

専門的な知識や資格が必要な部分が多く、私たち商社は色んな場面でフォワーダーさんに相談し、お世話になることが多いのです。

大きな商社では、通関機能がある部署や子会社を有しているところも多いでしょうが、私たちはフォルダーさんとタッグを組んで日々貿易をしています。

 

輸入しています

日本の輸入で多いものは原油、ガス、食品類、衣類、医薬品と私たちの生活に欠かせないものばかりです。

その中でも、食品は安全面を考慮して国産を選ぶ人は少なくないでしょうが、衣料品はどうでしょうか?

今身に着けている、服や靴のタグには ”MADE IN どこ” と記載されているでしょうか?

デザインや価格などは重視しても、私たち世代では製造国までは気にする人は多くないのではと思います。

 

“靴の輸入関税のこと 原産地基準?EPA協定?https://okahata.co.jp/kutsunavi/post-208/” でもご紹介ましたが、中国とベトナムが衣料品の輸入先のトップに頭を揃えています。

靴の輸入関税のこと 原産地基準?EPA協定?

今回は靴の輸入関税についての話です。 EPA協定で関税は0! 私たちが靴を作っているのは、ベトナム、中国、カンボジア、インドのアジアの国々ですが、靴の輸入関税率は、生産国・靴の材料、靴の種類によって細 ...

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私たちは製造上の条件だけでなく、関税や貿易しやすさなどを考えて、中国、ベトナムなどの国から輸入をしています。

 

靴の輸入の流れは、

工場で製品が完成し、出荷できる頃合いをみて、目的港へ向かう船のBOOKINGを現地のフォワーダーさんから船会社へ入れてもらいます。

そして、荷積地と仕向地のフォワーダー間でのやり取りのあと、製品が工場から出荷され、船に積み込まれ、船が出帆し、いよいよ日本の港に着く頃に、入港案内が私たちに届きます。

 

 

輸入に必要な基本書類

  1. Commercial Invoice (請求書)
  2. Packing List (出荷した製品のサイズ、重量、梱包形態が記載されているもの 例えば箱100個/1000kg/10立方メートルとか、ロール状の材料100本/1000kg/5立方メートルとか)
  3. Bill of Lading (船荷証券、船会社が発行する貨物の受け取り、受け渡しや貨物の所有権について書かれているもの)

 

靴を載せた船が日本に到着後、デバン作業(貨物コンテナから貨物を取り出す)、通関、申告手続きへと流れていきます。

無事に輸入通関許可が下りると、私たちの依頼通りにお客様の指定場所へ納品されます。

 

ちなみに、ほとんどの場合はデバンをせずに、ドレージを使ってコンテナーまるごとで運ぶことが多いです。

↓ こんな車両

関東の主要港である東京港や横浜港では、ドライバーさん不足で、このドレージの確保が大変厳しい状況が長く続いています。そのために輸入許可が下りた貨物を運べずに、ドレージが手配出来るまで港から動かせないこともあります。

 

そして、最近は新型コロナの影響で、一旦止まったアメリカ向け輸送が復活し、そのため各国(特にアジア)でコンテナー不足が常態化していて、回復には今年夏くらいまで時間が掛かるという情報があります。 そんなこんなで、生産が上がっても船がBOOKINGできないということが起こっています。(困る~)

 

まとめ

手にしているもののほとんどが、このような流れで私たちの手元にやってきているのだと考えると、色々な人の仕事があるおかげで、毎日の生活が成り立っていることを改めて実感します。

 

かいつまんで貿易のことを書きましたが、まだまだ私自身も貿易について知らないことが多く、奥も深く、日々勉強の毎日です。

 

書いた人: 最近英語でのやり取りが増えて、色々猛烈勉強中の貿易業務歴2年U

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