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岡畑の熱い人々

OKAHATA PEOPLE

2025.01.10

社長の○○

2025年度、社長の念頭挨拶「おのずと、を増やす」と年末年始3部作+1

  • #入社を希望される方へ
  • #社長が書いた

前口上:
年度末12月の“社長の反省会”を皮切りに、年末年始発行のOkahata News Letter という流れで、年始挨拶を書くと、“反省と学習、ズレ補正の3部作”みたいなのが、おのずと出来上がる。今回は、それに加えて、同時期に編集していた、“熱い人々インタビュー(吉江さん)”を合わせ、3部作+1。

<3部作+1>
①:社長の反省会
②:ONL記事
③:このブログ
④:吉江さん記事・・・特に、“わからない”と言える吉江さんと、kikiさんのONL39編集後記の、Power of not knowingがシンクロしてグッと来ているのは、僕だけではないはずだ。

というわけで、社長の念頭挨拶「おのずと、を増やす」をほぼそのままこちらに公開↓:
ーーー

あけましておめでとうございます。今年は、社長による年始挨拶はありません。2024年も年から年中、大事にしてきた価値観、行き先/旗印については、書き残し伝えてきました。俯瞰と具体を往復しながら(経営と現場、バルコニーとダンスフロアを行き来しながら)、分かりにくいと言われながらも(*1)、文字うるさい経営をしてきましたのが、年初キックオフは、化学品事業、フットウェア事業、MSD(管理部門)に委ねます

*1:価値観、旗印がよく分からないなら、何度も読んだ上で、上司と議論してみよう。

とはいえ、社長からも2025年に向けたメッセージを。ONL39年末年始号で「適材適所をこころがけること、諸葛亮はそう自分にいいきかせ(中略)、適所にすえられた人は、上から指図を与えなくても、おのずと動いてくれる。」、おのずと動き、分かって補完し合えるチームは強いと書きました。

2025年、成果がおのずと出るチームが増やす弾み車(Flywheel)を都度都度ガミガミ、上が回し直すのではなく、おのずと動くxわかって補完し合うチームを一つでも増やし、年々高まる取引先さまからの期待と信頼に、成果で応える年にする。

そのためのヒントは、社長の反省会メモにある通り。脱:後手後手。事業部でサクサク解決。凡ミスを減らす。根底に流れるのは、“おのずと動く”感。24年、経営者としてめちゃくちゃ誇らしかったのは、“おのずと動く”チームが社内に増えてきたことなのですが、“人の強みと役割が合っていて、弱みを組織でカバーする”、おのずと動くチームの成功例を社内横展開しましょうよ、という話です。チームの弾み車がギシギシ軋んでいると感じたら、横を見てみよう。適材適所、適所適材。ヒントは社内にあるはずです(本の中にもね)。

おのずと動くx分かって補完し合う前に、まずは、自分たちの強み弱みをチームで共有することから。“人の強みと役割を合わせ、弱みを組織でカバー”が、なかなか出来ないのは、強みと弱みを、自己評価に委ね、チーム内で共有できていないから。うまくいっていないチームにおける自己評価は自己満足に終わってることが多く、それをチームとして放置し続ける限り、ズレ補正も“分かって補完し合う”のも不可能。まずは、結果が伴わない厳しい現実や、周辺からの客観評価に対して、チームで向き合う習慣/姿勢から。誰だって、うまくいかないこと、弱みは持っている。それを認め、ヤベェって思うことから。ズレ補正、学びや成長は、そのヤベェの後にやってきます。

強みと弱みは表裏一体:弱みは、チームで補完して、強みは、成果に直結させる。例えば、初動が早く、お客さまから声をかけてもらえるタイプの営業は、プロジェクトマネジメントが不得意だったりする。お客様への一歩目は不得意だけど、プロジェクトマネジメントは滅法うまい人が補完して、チームで成果を出す。(皆さんへの問い:あなたの思う、自分の強みは、成果に直結していますか?)

今いる人員の中で、比較優位を活かした、より良い・フィットを追求できていれば、(上がそんなにガミガミ言わなくても)チームは、おのずと動き出すもの。これは持論というより、経営の基本。“人と組織のフィット”とは、弾み車の潤滑油。弾み車がなめらかに回り出す、おのずと動くチームを一つでも多く増やす年にしたい。

おのずと動くことは、“生かされる”ということ:僕個人のことですが、取引先の幹部の皆さまや、タレント揃いの幹部に生かされているな、という思いを強くした2024年でした。だから、期待に応えようと、おのずと動き(必死に動きすぎか?)、羊飼いもする。それぞれが、必死に生きて、生かされて。そんなポジティブ・ループや弾み車を自ら設計しようとする姿勢や行動が、成果の種を呼び込んだと思っています。それが、きっと僕の強み(その裏の弱みを挙げるとキリがなく、補完してくれている人たちにはもう感謝しかない。。。)

年初の挨拶っぽくないけれど、2024年13月と考えれば、結構フィットする話じゃないかと。強みと弱みをチームで共有して、成果に直結させてみてください。面白くなってくるから。

おのずと動く人、チームが増える年に。成果はおのずとついてくる。

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