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2026.10.20

ランニングシューズ市場の近年の傾向を確認!最新のトレンドもご紹介

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こんにちは、岡畑興産のすねやです。

近年、ランニングシューズ市場は健康志向の高まりを背景に大きく成長し、その役割も大きく変化しています。

高機能化が進んだ今、選ばれるポイントは「性能」だけではありません。

今回は、ランニングシューズの市場動向から最新トレンド、そして選ばれるシューズのポイントと、今後のビジネスに役立つヒントをご紹介します!

この記事を書いた人

岡畑興産株式会社・靴受託事業部すねや

主にシューズOEMの生産管理を担当しています。
海外関連会社、工場との連携で納期と品質面でお客様に満足頂けるように頑張っています。
今の関心事はSDGs。マイクロプラスチック気になります…

ランニングシューズ市場の規模や近年の傾向は?今後の予測もご紹介

近年のランニングシューズ市場は、健康意識の高まりやフィットネスブームを背景に、世界的に大きく成長しています。

日本国内でもロードランニング人口は約758万人、さらにトレイルランニング(約30万人)も注目を集めるなど、「走ること」への関心は確実に広がっています。

最近では山岳を空に向かって駆け登る「スカイランニング」も人気で、シューズ選びにこだわる方も多いです。

「スカイランニングにおすすめのシューズは?選ぶ際のポイントを確認」でもご紹介しています。

この流れを加速させたのが、2017年に登場したNIKEのカーボンプレート入り厚底シューズです。

「カーボンプレート入りシューズの仕組みや特徴について」でもご紹介していますが、これをきっかけに各ブランドの技術開発が一気に進み、現在では高機能シューズは“特別なもの”ではなく、“当たり前の選択肢”になりました。

その結果、シンプルで通気性の良いモデルは普段履きとしても人気が高まっており、ランニングシューズはスポーツ用途にとどまらず、今や日常においても取り入れられる存在になっています。

今後は2026年から2033年にかけて年平均約4%の成長が見込まれており、「 3Dプリンティングなどによるカスタマイズ」「リサイクル素材を活用したサステナブルな取り組み」といった新しい価値が、さらに市場を広げていくと考えられます。

ランニングシューズの2026年最新トレンドもご紹介!

先ほどもお伝えしたように、最近のランニングシューズは「走るための道具」から「ライフスタイルの一部」へと変化しています。

だからこそ今は、その先にある「ブランドの世界観」や「共感できるストーリー」が選ばれる理由になっています。

例えばザ・ノース・フェイスやサロモンといったブランドでは、「山道(トレイル)で求められる滑りにくさや耐久性を、あえて街歩きのシューズに組み込む」発想でシューズを開発するなど、

ブランドごとの個性がより際立ってきています。

また、用途の広がりも見逃せません。

岡畑興産からもお伝えしたい近年の注目ポイントは、ミッドソールの高機能フォームとアッパー素材です。

軽量で弾むような反発性を生むフォーム素材や、衝撃吸収と推進力の両立を狙った新素材が増えています。

アッパーは、軽くて通気性の高いメッシュ素材が引き続き人気があります。

足当たりの良さだけでなく、フィット感やランニング中の足のズレを防ぐために設計された、ヒールカウンターやレースシステム、シームレスアッパーも注目です。

また、トレンド傾向として、以下のようなランニングシューズも増えています。

・ロープロファイルシューズ

靴底(ソール)が薄く、地面との距離が近い設計のシューズ。

クッションや厚みを抑えた、すっきりした形の靴で、足裏感覚が地面に近く、軽量で動きやすいのが特徴。

・マキシマリストシューズ

クッション性を最大限に高めた、厚底ソールのシューズ。

ソールが厚く、高いクッション性と衝撃吸収性を備え、ランニングだけでなく長時間の歩行にも快適です。

・サステナブル素材

リサイクル素材の使用や環境に優しい製造プロセスは、NikeやAdidas、アシックス、ニューバランスといった主要ブランドでも重要な戦略となっており、私たちの選択が地球環境を守ることにも繋がっています。

再生ポリエステルや植物由来のEVAフォームなどのサステナブル素材に注目が集まっています。

 

靴底については「ランニングシューズは厚底?薄底?メリット・デメリットや選び方を解説」でもお伝えしています。

また、ランニングシューズならず、ランニングサンダルというものにも注目が集まっています。

「ランニングサンダルとは?特徴・魅力・選び方をご紹介」もチェックしてみてくださいね!

選ばれやすいランニングシューズのポイントも紹介

では実際に、今のランニングシューズ市場で「選ばれるシューズ」とはどんなものなのでしょうか。

ポイントは、単にスペックが高いだけでなく「その靴を履くことで、自分の生活やスタイルがどうアップデートされるか」というプラスアルファの価値があることです。

例えば、「仕事帰りにそのままカフェへ寄れるおしゃれなデザイン」や「地球環境に配慮しているという納得感」など、スペックの数値には表れない「履く人の気分を高めてくれる要素」も、購入の決め手となっているようです。

ブランドの「カルチャー」と「共感」

今のユーザーは、スペックだけでなく「そのブランドがどんな価値観を持っているか」に共感して選びます。

商品そのものだけでなく、ストーリーや世界観が重要になっており、既存の市場とは異なる独自の価値観を提供することが、強力な差別化要因となっています。

ライフスタイルへのフィット感

日常のジョギングや軽い運動はもちろん、普段履きとしても使えるかどうか。

最近では「スポーツウェアを日常のファッションとして着るスタイル」を指す「アスレジャー(アスレチック+レジャー)」というスタイルも流行っていて、ランニングシューズは、アスレジャーの中でも一番取り入れやすいアイテムと言えます。

スポーツ専用ではなく、ライフスタイル全般をサポートする設計が収益性を高める鍵です。

パーソナライズされた履き心地

「自分に合っている」という実感は、満足度やリピートにもつながります。

今後、3Dプリンティング技術やデータ解析を活用したカスタマイズ、デジタルフィット技術の導入は、個々のニーズに応えるための重要な戦略です。

サステナビリティへの取り組み

先ほどもサステナブル素材が注目されていると触れましたが、環境への配慮は、すでに欠かせない要素になっています。

リサイクル素材の採用やエコフレンドリーな製造プロセスを提示することは、もはや必須。

企業の環境に対する取り組み姿勢そのものが、ブランド選択に影響を与える時代です。

使い続けられる耐久性と信頼性

どれだけ好きなブランドでも、履き心地が良くても、すぐにダメになってしまうのはストレスです。ミッドソールのへたりにくさや、アウトソール、アッパーの耐久性など、買った後も満足が続くかどうかも大切なポイントです。

「ランニングシューズに求められる機能とは?おすすめのシューズもご紹介」「トライアスロンのランニングシューズはどう選ぶ?おすすめもご紹介!」も選び方のヒントになるので、ぜひ参考にしてみてください!

成長するランニングシューズ市場や最新トレンドに注目!

現在のランニングシューズ市場では、高機能(前提)、ライフスタイルへのなじみやすさ、 個人に合ったフィット感、社会的価値(環境・カルチャー)をバランス良く備えていることが、選ばれるポイントになっています。

ランニングシューズは今、「走るための道具」から「日常を支えるアイテム」へと進化しています。

この変化をどう捉えるかが、今後のビジネスのヒントにもつながりそうですね。

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岡畑興産では、真面目に靴を作っている会社のブログ「くつナビ」を運営しています。

靴や靴の素材だけでなく、製造や市場についてなど、さまざまな知識を発信していますので、ぜひご参考くださいね!

※岡畑興産株式会社は、化学品事業と靴受託事業が連携し、機能性素材の材料開発・用途開発を進めています。

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