メンズコスメとは？伸びている理由やトレンド、今後の市場の動きについても解説！

こんにちは、「岡畑興産」の尾﨑です。

 

コロナ禍でも広がるメンズコスメ市場。

近年、市場が活況である理由や、今後もこの勢いは続いていきそうかも気になるところですよね。

 

今回は、メンズコスメの市場動向やトレンドについて詳しく解説していきます！

今後の予測についてもお話ししていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

メンズコスメ市場の現状や拡大の理由は？

2020年以降、新型コロナウイルスの影響によりメイク分野では売上規模が縮小しましたが、男性の化粧品購入は増えており、市場規模は拡大を続けています。

特に基礎化粧品(洗顔・化粧水・乳液)の売上増加が顕著に表れています。

 

この背景としては、リモートワークにより自分の顔を見る機会が増え、関心を持つようになったことなどが挙げられます。

 

また、Z世代と呼ばれる若者世代ではSNSの発信などで自分の顔への美意識が高まっていることや、自己表現の一つとして広まっている経緯があるようです。

店頭に行かずにメンズコスメを購入することができる、ネットショッピングが拡大していることも理由の一つでしょう。

 

最近の推移としては、「若年層は女性用、ミドル以上の層は男性用」という傾向が年々強まってきています。

 

15歳～34歳では女性用の洗顔・化粧水・乳液全てにおいて購入率が上昇。

35歳～69歳ではメンズコスメの化粧水・乳液の購入金額が大きく上昇しているようです。

 

では次でもう少し詳しく、どんなメンズコスメに需要があるのかをご紹介していきましょう。

 

 

メンズコスメ市場ではどんな需要がある?

メンズコスメの中でも導入しやすいアイテムとしては、スキンケア用品が挙げられます。

 

男性は髭剃りで日常的に肌へのダメージがあることに加え、男性ホルモンの影響で女性よりも皮脂が多く出る傾向にあります。

メイクに抵抗のある男性でも、スキンケア用品で肌の手入れを行うという習慣が定着しつつあり、今後も需要が拡大していくと考えられるでしょう。

 

ちなみに岡畑興産では、肌荒れ防止などを目的とした化粧品にも使われるグリチルリチン酸ジカリウムを取り扱っていますが、メンズコスメに使われることも増えています。

 

また、メンズコスメ市場を牽引しているのは10代～30代の若年層といわれており、YoutubeやTwitter、InstagramといったSNSを中心に情報を収集して商品知識を深めています。

 

その世代で人気なのは1,000～2,000円の中価格帯といわれるゾーン。

特徴として、以前は爽快感や刺激性が求められていたのに対し、保湿力や低刺激などが選択ポイントになっていることが挙げられます。

 

メイクアップ用品についてはまだ大きく浸透していませんが、色をつけるメイクではなく、下地やファンデーションなど肌を綺麗に見せるベースメイクの商品は、少しずつ需要が増えているようです。

 

 

メンズコスメ市場の今後は？拡大していくと考えられる理由

花王株式会社では、Kao Beauty Brandsとして初めてとなる化粧品ブランド「UNLICS(アンリクス)」を、2022年12月1日より展開します。

 

このように大手メーカーにもメンズコスメブランドを立ち上げる動きが加速しており、今後もさらなる市場拡大が期待されます。

さらに最近ではメイクアップやフレグランス、ネイルの需要の伸びも目立っており、また40代以上のSNS利用が増え、百貨店を始め実店舗でのメンズコスメの扱いも増えています。

 

また、性別を問わず使いやすいパッケージで作られたジェンダーレスコスメも増えており、カップルやパートナーと一緒にシェアコスメとして使う提案がメディアでもされていたりなど、コスメの意識も変わってきています。

 

国内化粧品市場規模の中でメンズコスメの構成比はわずか5.4％(2020年度)程度。

伸び代はまだまだあり、今後はライフスタイルの向上を求めたメンズコスメ市場のさらなる拡大が期待されるでしょう。

 

 

今後も拡大！メンズコスメ市場に注目を 

メンズコスメの市場規模は拡大を続けており、特に基礎化粧品(洗顔・化粧水・乳液)の売上が増えています。

 

リモートワークにより顔を見る機会が増えて関心を持つようになったことや、SNSの浸透により若者世代の美意識が高まっていること、気軽にネットショッピングで買えるようになったことなどが理由になっているようです。

 

また、メンズコスメの中では全体的にスキンケア用品の需要が高まっています。

10代～30代の若年層には、1,000～2,000円の中価格帯の商品が人気のようです。

 

近年は大手メーカーからメンズコスメブランドやジェンダーレスコスメも登場しており、今後も拡大が期待されるメンズコスメ市場。

 

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